AMD Ryzen 9 7900X3Dが3ヶ月後に100ドル割引になる。
12コアのRyzen 9 7900X3Dが発売以来最安値となりました。
12コアのRyzen 9 7900X3Dは現在、先月の549.99ドルの記録を上回る499.99ドルで販売されています。
このキャンペーンは、NeweggマーケットプレイスのAMDストアによって掲載されており、90ドルのプロモコードMDSCS2343で価格を589.99ドルから引き下げることができるようになっています。
7900X3Dは2月28日に発売されたCPUなので、発売から3ヶ月が経過するのはあと数日というところです。
これは、AMDのラインナップの中で、あまり人気のないSKUのための良い割引であることは間違いないでしょう。
ほとんどのゲーマーは、このわずかな価格差を考えると、フラッグシップの16コア7950X3Dや8コア7800X3Dを選ぶ方が良いでしょう。
499ドルという価格は、12コアのX3Dを8コアのバリエーションにさらに近づけるものです:
- AMD Ryzen 9 7950X3D:629ドル(ebay)、652ドル(Amazon)
- AMD Ryzen 9 7900X3D:499ドル(Newegg)
- AMD Ryzen 7 7800X3D:419ドル(MicroCenter)、440ドル(Newegg)、449ドル(Amazon)
Ryzen 9 7950X3D 16コアの629ドルという価格は、NeweggのeBayのオファーでまだ入手可能です。
これは、現在、フラッグシップSKUの最安値でもあります。さらに、同販売店では、8コアの7800X3Dについても9ドルの割引を実施しており、現在440ドルまで下がっています。
しかし、MicroCenterでは、このCPUをさらにお買い得な419ドルで販売しています。
注目すべきは、これらのオファーの中には、Star Wars Jedi: Survivorゲームが含まれていることです。
これは、7900X3Dの499ドルのオファーにも当てはまります。
ソース:Videocardz.com - AMD Ryzen 9 7900X3D is now available for $499
解説:
販売に苦戦する高性能PCパーツ
PC需要はどこも壊滅的なのですが、AMDはかなり割を食っているようです。
3D V-Cacheと言うAMDの奥の手を搭載した12コアのX3Dモデルと言うある意味一番の売れ筋が100ドル割引されているようです。
現場の肌感覚ではAMDの方が売れているらしいですが、マーキュリーリサーチのリポートによるとIntelがかなり優勢ですから、OEMでかなり負けているのも彼しませんね。
価格が高いAM5プラットフォームも御多分にもれずかなり販売に苦労しているようです。
今年後半の需要回復に期待したいところですが、戦争の継続による燃料価格や食料価格の高騰が問題になっています。
イギリスでは既に特定の品目の食品が手に入りずらくなっているようで、日本もそうなると言われています。
今年の後半は「PCパーツ」などと言ってられる状況なのかどうか怪しいですね。
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