NVIDIAは、Steamで最も人気のあるゲーミングGPUの1つ、GeForce RTX 2060 & その兄弟機であるRTX 2060 SUPERに別れを告げると報じられています。
NVIDIA GeForce RTX 2060 & RTX 2060 SUPERの供給がGreen Teamの生産終了に伴い停止に
NVIDIA GeForce RTX 2060は、もともと2019年に一気に発売されたGPUだが、2020年に「GeForce RTX 2060 SUPER」として、2021年には「RTX 2060 12GB」として、2度のリビジョンアップが行われた。
後者は2021年の12月に発売されたので、残ったTuring GPUの在庫を整理し、また当時の危機（暗号）に取り組む手段として、このカードが本格的に生産開始されてから約1年が経過していることになる。
NVIDIA GeForce RTX 2060グラフィックスカードは、発売以来、Steamで2番目に人気のあるGPUとなり、現在でもゲーマーの間で絶大な人気を誇っています。
RTX 2060 SUPERは、無印モデルど注目されていませんでしたが、このカードは本当に有名になったのです。
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しかし、NVIDIAのRTX 2060シリーズグラフィックスカードの支配は、アジア太平洋地域の情報筋（ChannelGate）によると、NVIDIAはGeForce RTX 2060およびRTX 2060 SUPERチップのベンダーへの供給を停止しているとのことで、終焉を迎えている。
また、同社はパートナー企業に対して、今月末までにカードの供給を制限するよう求めている。当時、NVIDIA GeForce RTX 2060は、レイトレーシングをサポートする最も手頃な価格のグラフィックスカードだった。
現在、そのタイトルはRTX 3050に属しており、NVIDIAはRTX 4000シリーズのラインナップの中で、次のメインストリームカード準備していることは間違いない。
そのため、GeForce RTX 2060に別れを告げる時が来たのです。
NVIDIA GeForce RTX 2060シリーズ・グラフィックス・カードは、既存の在庫がなくなるまでは小売店の店頭に並んでいますが、その依然として高い需要を考えると、すぐに枯渇することが予想されます。
幸いなことに、採掘ブームは終わり、これらのグラフィックカードは、新品でも中古品でも非常に安い価格で購入することができます。
ソース：wccftech - NVIDIA Ends Production & Supply of Steam’s 2nd Best Gaming GPU, The GeForce RTX 2060
解説：
RTX2060が生産停止
このRTX2060はノーマル版のことではなく、後から出た仕様の少し違うRTX2060 12GBのことだと思います。
CUDAコア数が1920から2176(2060SUPERと同じ)に増量され、メモリバス幅は2060無印と同等ですが、メモリ容量が倍増されたモデルです。
RTX3060と同等のメモリ容量でRTX3060に近い性能があります。
ただし、マイニング特需真っ盛りの頃はほとんどが市場に出回って無かったですし、現在でもRTX3060とあまり変わらない価格で売られていることもあって、どこにメリットがあるのかよくわからない製品でした。
TensorコアとRTコアのバージョンが古いですから、言ってみれば需要がひっ迫していた時期の劣化RTX3060としての立ち位置でしょう。
RTX4000シリーズの発売に伴ってAmpereも存在意義がなくなりますので、ほぼ同レベルの性能のRTX2060もEOFと言うことなのでしょうね。
暗号通貨の価格が下落してマイニングブームは終わりました。
イーサリアムはPoWからPoSに移行しましたが、マイニングのためのイーサリアムがフォークしていますので将来的にマイニングが復活する可能性も0ではありません。
しかし、アメリカの法改正に今後マイニング企業はクリーンなエネルギーで発電設備を用意する必要が出てきました。
これによって採算性はかなり悪化すると思われますので、以前のようにそこいらじゅうからGPUを引っ張ってくるような強引なことはできなくなると思います。
今後マイニング企業が以前のように猛威を振るうことはもう無くなるでしょう。
nVidia RTX4000SUPER
nVidia RTX4000
nVidia RTX3000シリーズGPU
RTX3060 12GB GDDR6
RTX3050 6GB
