AMDは、最新のロードマップにおいて、次世代ゲーミングGPUであるRDNA 4「Radeon RX 8000」とデータセンター向けAPUであるCDNA 3「Instinct MI300」を確定しました。
AMD 2022-2024年GPUロードマップでは、ゲーミング「Radeon RX 8000」向けのRDNA 3と「Instinct MI300」チップ向けのCDNA 3が確認された。
AMDは次世代GPU「RDNA 3」の最初の詳細を明らかにしたが、その次の世代のゲーミングGPUも明らかにしており、なんとそれは「RDNA 4」と呼ばれている。
新しいNavi 4xラインアップは2024年に登場する予定で、先端プロセスノードをベースにしたものになるという。
CPUのラインナップについては、AMDは4nmと3nmの両方を発表しているので、これらのノードのいずれかになる可能性もあるが、成熟度が高いことと、ネーミングもマッチしているので、マーケティング的には4nmノードに賭けることになるのだろう。
AMDは数字を共有していませんが、少なくとも、RDNA 4が本物の情報であり、RDNA 3の後に発売されることは分かっています。
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David Wang氏は、AIやデータセンターセグメント向けのInstinctクラスのチップを含むCompute GPUのロードマップも発表した。
これで、AMDが本当に次世代CDNA 3コアを搭載するだけでなく、次世代Zen CPUコアを搭載したマルチチップ&マルチIPのInstinctアクセラレータを開発していることが確認できる。
Instinct MI300 GPU(技術的にはAPU)は、2023年までに発売される予定だ。
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AMDは、5nmプロセスノードをInstinct MI300 'CDNA 3' GPUに利用する。このチップは、次世代Infinityキャッシュを搭載し、CXL 3.0エコシステムのサポートを可能にする第4世代Infinityアーキテクチャを特徴とします。
Instinct MI300アクセラレータは、統合メモリAPUアーキテクチャと新しい数学フォーマットを採用し、CDNA 2に比べてワット当たり5倍の性能向上を可能にします。
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CDNA 3 GPUのUMAAは、CPUとGPUを統合HBMメモリパッケージに接続し、冗長なメモリコピーを排除しながら、低いTCOを実現します。
解説:
早くもRDNA4の情報が登場
AMDのロードマップに早くもRDNA4の情報が登場しています。
RDNA4はRadeon RX8000シリーズになり、2024年に発売予定とのこと。
少なくともRDNAは4世代は続くことになりますね。
AMDやnVidiaが3nmを使うためにはAppleやQualcomm、Intelと言った規模の大きい顧客が次世代のプロセスに移る必要がありますので、2024年に2nmがロンチしているかどうかもきちんと製品が出せるかどうかに大いに関係があるところです。
今回はRDNA4がTSMC3nmか4nmで製造されることくらいですが、マーケティング上の都合で4nmが使われるのではないかと予想されています。
ちなみにAda Lovelaceに使われるTSMC4Nは5nmの改良版で、TSMC4nmとは別物になります。
RDNA2はとても良い製品だったと思いますが、Geforceとのブランドの差でやはりシェアの奪還迄には至りませんでした。
RDNA4は協力になると予想されるPhoenixと絡めて、ぜひとも頑張って欲しいところです。
あとはサーバー向けのCDNA3の情報でこちらはCPUと組み合わせてAPUになるようです。
Instinct MI300 GPUは2023年までと言うことなので、もう本当にすぐと言う感じです。
AMDのGPU Radeonシリーズ
Radeon 7000シリーズ
Radeon RX 6000シリーズ
※ SAPPHIREはAMD Radeon専業のメーカーであり、Radeonのリファレンス的なメーカーです。