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ソニーのプレイステーション5は4K 120Hzのゲームを約束する

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ソニーはPlayStation 5エンターテインメントシステムのデザインと仕様を完成させました。

Microsoftは、その "Project Scarlett"コンソールに "8K対応"のように流用していた流行語とは異なり、設計目標が少し異なっています。120Hzで4K UHD、保証されています。

E3 2019で最も注目を浴びているSonyは、最新のハードウェアを利用して4Kディスプレイで毎秒120フレームを保証するようにPlayStation 5を設計しています。

"Project Scarlett"のように、PlayStation 5の中心にあるSoCは、AMDとSonyが共同設計したセミカスタムチップです。

この無名のSoCは、AMDの最新の「Zen 2」マイクロアーキテクチャに基づく8コア/ 16スレッドCPUを搭載していると報告されています。これは、PS4 Proを引っ張る8つの低電力「Jaguar」コアからの飛躍です。

GPUはAMDの新しいRDNAアーキテクチャを実装します。 SoCは、CPUとGPU間で共有されるGDDR6メモリを使用します。

"Project Scarlett"と同じように、PS5には標準装備としてNVMe SSDが含まれ、オペレーティングシステムはその一部を仮想メモリとして使用します。

3Dポジショナルオーディオ専用のハードウェアもあります。

ソニーはまたPS4タイトルとの完全な後方互換性を確認しました。

ソース:texhpowerup - Sony PlayStation 5 Promises 4K 120Hz Gaming

解説:

PS5は4K、120Hzゲーミングを約束するという話です。

このタイミングでこの話が出てきたのはおそらくSTADIAに対する牽制でしょう。

このソニーのいう4K120Hzがネイティブ4Kのことならダウトでしょう。

そうでなくて、WQHDを4Kにアップスキャンするソニーが特許を取っている方式であれは゛可能だと思います。

こうした強気の発言が出来る背景には、

・OSがFreeBSDベースの独自仕様なのでライブラリなどの完成度によってオーバーヘッドを低減できる。

・オプションを落として最適化できる

というのがあると思います。

実際PS版のMetro Exodusにはレイトレーシングは使われていませんが、ゲーム自体は問題なくできます。

元記事は「PCと同じ品質で」とは一切書いてませんので、嘘ではないです。

まあ、PS5に搭載されるNaviの演算能力はいいとこ9TFLOPS弱でしょう。

RTX2080Tiが13.8TFLOPSなので、1.5倍くらいの演算性能の差があるわけで、そのRTX2080Tiですらも4K120FPSなんて実現してないわけですから、何らかの方法で表示品質を落とさない限りは絶対に不可能です。

家庭用機器の世界というの4K HDRのクロマサブサンプリングでも説明しましたが、大きな問題にならなければ適当に品質を間引くということがまま行われています。

PCの世界でそれをやったらたたかれると思いますが、家庭用機器の世界では全然ありだと思います。

違いが分かる人はごくごく一部と思います。

そういうごく一部の人は不満を漏らすと思いますが、プログラムの世界には80%が満足する品質にとどめておくのがコストを低減するコツという名言がありますので、ごく一部の人たちのためにバカ正直に品質を求めることは必ずしも正解ではないと思います。

出る前にハッタリをかましまくるのはソニーらしいと言えばらしいですが、この言葉を額面通り信じてしまうので純真すぎると思います。(笑

 

家庭用機器はなぜこんなに急速に品質の強化を目指すのか?

家庭用機器で4Kや8K目指すのは来年日本でオリンピックが開催されるからだと思います。

オリンピックはテレビの一大需要イベントですので、この機会にPS5と絡めてテレビ需要を喚起したいというのが本音でしょう。

はっきり言えばこういうのは昭和脳の世界で、今時据え置きテレビの8Kなんて目指しても仕方ないというのがわたくしの感想です。

しかもかなり無理していますからね。

ソニーはすでにテレビ屋ではないと思うのですが、まだ昭和の成功体験にしがみついている層が残っているんですかね。

プラットフォームを取ろうとするGAFAとあくまでもハードというハコモノベースでしか考えられない日本企業、2020年以降どうなるのか?明暗がくっきり分かれる方針だと思います。

幾らハコモノを売ってもつながる先がGAFAのサーバーでは一時的な利益にしかならないというのがよくわかってないんでしょう。

自動運転も、つながる先はほぼGAFAのサーバー(Google)でしょう。

さらにARでHUDを手掛けるのはOculusのFacebookになるんじゃないかと思います。

電気自動車になれば、パーツが劇的に少なくなりますので、異業種からの参入が容易になるといわれているので、トヨタ大ピンチですね。

日本が大好きな建設業も3Dプリンタハウスで最低100万円くらいから家が建てられるようになります。

未来においては借金して家を買うというのは笑い話になるかもしれません。

2020年以降、こうしたものが一気に噴き出してくると思います。

その時日本がどうなるのか?

戦略なき国家運営の悲哀です。

 

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