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NVMe SSDとSATA SSDの比較

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 Crystal Disk Markの説明ページでも少し触れていますが、今日はNVMe SSDとSATA SSDの比較を行ってみましょう。

比較するSSDは当サイトのテスト機に搭載されたわたくしの普段使い環境用SSDとテスト環境用SSDです。

 

私の普段使い用SSD(SATA)

Sandisk Ultra 3D SSD 1TB

主なスペック

シーケンシャルリード 560MB/s
シーケンシャルライト 530MB/s
ランダムリード 95,000IOPS
ランダムライト 84,000IOPS
TBW 400
保証年数 5年・TBWの範囲内

 

Crystal Disk Markの結果

 

この製品のレビュー

 

 

 

テスト環境用SSD(NVMe)

Corsair Force MP510 series NVMe PCIe M.2 SSD 480GB

主なスペック

シーケンシャルリード 3,480MB/s
シーケンシャルライト 2,000MB/s
ランダムリード 360,000IOPS
ランダムライト 440,,000IOPS
TBW 800
保証年数 5年・TBWの範囲内

Crystal Disk Markの結果

 

この製品のレビュー

 

スペックだけ見ると圧倒的な差があるように感じますが、いったいどのような結果になるのでしょうか。

 

テスト方法

 

テスト方法に関してはよくあるストップウォッチを構えてゲームがどのくらいの時間で起動するかという方法だとSSD同士の比較なので少しずれただけで結果が逆転してしまう可能性があり、いろいろと悩んだのですが、先日のFF14ベンチマークテストの際にロードの時間を測っている項目がありましたので、そちらで比較したいと思います。

ロード時間はGPUも関係があるようなのですが、SSD以外は完全に同じ環境で測っておりますので、純粋にSSDの速度差が出ることになると思います。

環境

当サイトテスト機

CPU:Core i9-9900K

GPU:Geforce RTX 2080Ti 11GB

メモリ:Patriot Viper DDR4-3000 OCメモリ 8X4=32GB

 

SATA SSD

ローディングタイム:
シーン#1 2.059sec
シーン#2 2.512sec
シーン#3 1.993sec
シーン#4 2.803sec
シーン#5 5.276sec
シーン#6 1.034sec
合  計 15.677sec

 

NVMe SSD

ローディングタイム:
シーン#1 1.723sec
シーン#2 2.119sec
シーン#3 1.724sec
シーン#4 2.367sec
シーン#5 4.619sec
シーン#6 0.861sec
合  計 13.414sec

 

結果は6シーンのローディングタイム合計で約2秒差となりました。

ゲームのベンチマークですので、実際のゲームと極めてよく似た状況といってもよいと思います。

1シーンにつき、0.2-0.6秒差程度です。

ここから考えても少なくともゲーミング用途であるならば、特にNVMeにこだわる意味はあまりないという結論になります。

ゲームのローディングタイム1シーンにつき1秒以下の短縮のために、同容量で倍、もしくは同じ価格で2倍の容量が購入できるSATAのほうが向いているといってよいでしょう。

もっとロードが長いゲームであったとしても1シーンにつき、おそらくは2秒は差はつかないと思います。

NVMeのSATA SSDに対する最大のメリットは速度ではなく、マザーボードに直接取り付けることによる設置場所の省スペース化やケーブルがなくなるということのほうが大きいのではないかと思います。

 

もちろん、もっとロードが長いゲームにおいてはもっと差がつく可能性は0ではありませんので、まったく意味がないとは言いません。

しかし、最近流行のFortniteにしてもPUBGにしても待ち時間の大半はロード時間ではなく、ネットでサーバーと通信している時間であり、SSDの性能がボトルネックになっているケースはあまりないのではないかという印象です。

Windowsの起動に関してもNVMeのSSDを買った当初は「やはりNVMeは速いな」と思っていたのですが、SATAのSSDと比較してみるとあまり差はなく、完全に先入観による思い込みでした。

この2秒差を「2秒も遅かったらリズムが狂う」ととらえるか、「たった2秒ならどうでもよい」と考えるかでNVMe SSDに対する考え方は変わってくると思います。

現在の快適なゲーミング環境において、SSDは必須だと思いますが、そこまでNVMeにこだわる必要性は大きくないのかなと思います。

同じ金額を出すならば、SATAで大容量のSSDを買ってもよいのではないでしょうか?

 

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