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AMDのCTO、Zen3・7nm+CPU設計について語る:主に幾つかの妥当な性能改善機会を利用して効率を上げる

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AMDは来年、次世代のZen 2ベースのプロセッサを発表します。

来年はEPYCローマのプロセッサに搭載される予定です。

これらは、7nmプロセスノードを搭載した最初の高性能CPUであり、性能と効率を大幅に向上させることが期待されていますが、AMD自身もすでに、Zen 2のようなCPUアーキテクチャについてのヒントを提供し始めています

 

AMD Zen 3は、7nm + EUVプロセスノードを使用し、主にパフォーマンスの向上による電力効率の活用を目指す

AMDがTSMC 7nmプロセスノードを利用した最初のGPUとCPUを持つことは間違いない。

Vega20 "Instinct MI60"グラフィックスアクセラレータは今年後半に出荷され、EPY Romeプロセッサーは来年発売される予定です。

ここでは、Zen 2アーキテクチャとEPYC Rome CPUについて、AMDから多くのアーキテクチャ上の詳細を聞く必要があります。

Zen 2は現在、2017年に戻って以来、最大のCPUパフォーマンスとCPU効率の1つを目指しています。

Zenが市場に導入された後、1年後に私たちはZen+を得ました。

Zenがもともと利用していた14nmプロセスではなく、12nmプロセスノードをベースにしたわずかに効率的で最適化されたZenアーキテクチャです。

AMDの最新のロードマップでは、Zen 2以降はZen 3、Zen 4、さらにZen 5が得られることが確認されています。

 

Zen 2の詳細は利用可能だが、AMDのCTO、Mark Papermasterは、Zen 3 CPUアーキテクチャから何を期待するのかを明らかにした。

まず、AMDは、TSMCが独自の方法を使用している間、彼らの主張している性能と効率の数値は実際の製品のものであると述べています。

したがって、両方の企業からの電力設計と性能向上の見積りの差は、 ノードと実際の製品は2つの異なるものであり、それらを比較することはできません。

 

「TSMCは、リングオシレータのような基本デバイスを測定していた可能性があります。当社の主張は実際の製品に対するものです」

「ムーアの法則は減速しており、半導体ノードはより高価であり、取得していた周波数リフトは得られていません」

彼は講演の中でこう説明した。

「極紫外線リソグラフィ(EUV)を使用した7nm以上のノードは、まず、デバイスのパフォーマンスの適度な機会を利用して効率を最大限に引き出す」と、

EE Timesより

AMDは、TSMCのZen 3プロセッサを使用して、最先端の7nm + EUV(極紫外線リソグラフィ)テクノロジを利用しているとも述べています。

2019年から2020年頃にチップが発売されると予想されるので意味があります。

新しく最適化されたチップ設計に加えて、新しいプロセス・ノードは、パフォーマンスの向上が穏やかではあるものの、より優れた電力効率をもたらすと効果的に表明されています。

これがZen2にとってのZen+であると考えると、その説明は理にかなっている。

最終製品がどのようなものかを知るにはまだ時期尚早ですが、次世代のZen 3 CPUに最終的に触れる際には、AMDが7nmで多くの経験を積むことは間違いありません。

ソース:wccftech - AMD CTO on Zen 3, 7nm+ CPU Architecture: Will Primarily Leverage Efficiency With Some Modest Performance Opportunities

はい、というわけで、Zen3に関する情報がすでに出始めています。

「まだ次のCPUが出ないうちからもう次のCPUの話かよ」と思うかもしれませんが、CPUの設計にはもともと5年ほどかかるといわれており、おおよそ5年先の予定までは埋まっていると考えて差し支えないと思います。

新しいチップセットを出す予定ならば、そろそろ次のCPUの話をしていかないと間に合わない感じですかね。

PCのコンポーネントは一社では完結しないので、協業他社への情報提供を考えるとこういう「中身が間違っているかもしれない最新の噂」に関してはかなり先の情報まで出てきます。

どうもこれによるとZenに対するZen+がZen2に対するZen3になるようです。(要するにZen3はZen2+のような扱いになるのでは?ということ。)

TSMCはZen3に使われる7nm+を「5nmに匹敵する性能向上・電力効率改善が期待できる」と言っていますが、AMDのCTOであるMark Papermaster氏はZen3における設計を「Some Modest Performance Opportunities」と表現しており、原文中による「Modest」をわたくしは「妥当な」と翻訳していますが、「ささやかな」という風にも翻訳でき、いずれにしてもプロセスルールが一つ進むほどの大幅な改善ではないというようなニュアンスにとれます。

この表現はかなり迂遠な表現だと思いますが、直接的に表現すると「あまり大した性能向上はないよ」って感じなんじゃないでしょうか。

※ この点は英語力にあまり自信のないわたくしの翻訳ですから、間違いがあったら指摘していただけると幸いです。

普通、事前にこのような企業の業績にとって不利な話題は出さないのですが、やはり、amazonをはじめとした大手のデータセンターに使われるだけあってあまり現実とかけ離れたことは言えないのでしょう。

EPYCはZen+をスキップしましたが、予定には上がっていますが、Zen3もスキップされる可能性はあるんじゃないかと思います。

いずれにしても「Zen2で予定されているような大規模な性能向上はない」とAMDの幹部が遠回しに発言するほどですから、その通りなのでしょう。

TSMCの説明と食い違っている部分に関しては「TSMCの勇み足である」ともとれる説明をしています。

これはintelにとってはかなり幸運なことだと思います。

2020年の7nm+が実質的な5nmであるならば、10nmをロンチする前に二周遅れ、出した後に周回遅れになってしまいます。

intelの10nmは猛烈にトラブルに見舞われていますが、性能を妥協して「12nm」と揶揄されるほどになったともいわれています。

半導体業界のこういうダイナミックな状況の変化はかなりドラマチックで、下手なドラマよりよほど面白いです。

首の皮一枚でつながったintelがどんなふうに反撃するのか注目したいと思います。

わたくしはAMDerですので、AMDが圧倒的に有利であるかのように書いていますが、実際には(業績上)最大限うまく言って互角くらいだと思います。

AMDとintelにはそのくらいの埋められない圧倒的な差が存在します。

今は本当に歴史的に言っても奇跡のような瞬間で、それもどちらかというとintelが勝手にコケたという感じです。

intelが予定通り10nmをロンチしていれば、おそらく歯牙にもかけない状態だったと思います。

intelはGPUではRadeonの開発チームを引き抜きました。

Vegaは本来演算能力としてはGTX1080Tiにも引けを取らないものですが、ゲームへの最適化という点で及びませんでした。

「負けたチームを引き抜いても仕方ないじゃん」と感じるかもしれませんが、AMDがやってだめでもintelが政治力を行使して自社に有利な規格をゴリ押しできれば同じ結果にはならないということです。

intelにはそれをできるだけの力があり、旧Radeonのチームもそれに期待したのかもしれません。

いずれにしてもAMDが頑張ってくれればCPUは面白いことになると思います。

GPUに関してはAMD VS nVidiaはある程度結論が出てしまったので、第三極のintleがどんな風に市場に参入してくるのかで変わってるんじゃないでしょうか。

 

 

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