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intelが第9世代Core iおよび、新Core i Xシリーズを発表

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intelが第9世代Core iシリーズおよび、新Core i Xシリーズを正式に発表しました。

私はまだるっこしいのが嫌いですので、発表されたスペックから先に書きます。

第9世代Core iシリーズ

製品ネーム 製造 プロセス コア数 /スレッド数 ベース クロック ターボ クロック キャッシュ (MB) TDP (W) 価格(USドル) 価格(日本円)
Core i9-9900K 14nm++ 8 / 16 3.6 GHz 5.0 GHz (1/2 Core)
4.8 GHz  (4 Core)
4.7 GHz (6/8 Core)
16 95 488 55,144
Core i7-9700K 14nm++ 8 / 8 3.6 GHz 4.9 GHz  (1 Core)
4.8 GHz  (2 Core)
4.7 GHz  (4 Core)
4.6 GHz (6/8 Core)
12 95 374 42,262
Core i5-9600K 14nm++ 6 / 6 3.7 GHz 4.6 GHz  (1 Core)
4.5 GHz  (2 Core)
4.4 GHz  (4 Core)
4.3 GHz  (6 Core)
9 95 262 29,606
Core i5-9600 14nm++ 6 / 6 3.1 GHz 4.5 GHz 9 65 不明 不明
Core i5-9500 14nm++ 6 / 6 3.0 GHz 4.3 GHz 9 65 不明 不明
Core i5-9400 14nm++ 6 / 6 2.9 GHz 4.1 GHz 9 65 不明 不明
Core i5-9400T 14nm++ 6 / 6 1.8 GHz 3.4 GHz 9 35 不明 不明
Core i3-9100 14nm++ 4 / 4 3.7 GHz N/A 6 65 不明 不明
Core i3-9000 14nm++ 4 / 4 3.7 GHz N/A 6 65 不明 不明
Core i3-9000T 14nm++ 4 / 4 3.2 GHz N/A 6 35 不明 不明

 

新Core i Xシリーズ

CPU Name Intel Core i9-9980XE Intel Core i9-9960X Intel Core i9-9940X Intel Core i9-9920X Intel Core i9-9900X Intel Core i9-9820X Intel Core i9-9800X
コア数 /スレッド数 18/36 16/32 14/28 12/24 10/20 10/20 8/16
ベースクロック 3.0 GHz 3.1 GHz 3.3 GHz 3.5 GHz 3.5 GHz 3.3 GHz 3.8 GHz
ターボクロック 4.5 GHz 4.5 GHz 4.5 GHz 4.5 GHz 4.5 GHz 4.5 GHz 4.5 GHz
キャッシュ 24.75 MB L3 22 MB L3 19.25 MB L3 19.25 MB L3 19.25 MB L3 16,5 MB L3 16.5 MB L3
対応メモリ DDR4-2666 DDR4-2666 DDR4-2666 DDR4-2666 DDR4-2666 DDR4-2666 DDR4-2666
プラット フォーム PCIeレーン数 68 PCIe Lanes 68 PCIe Lanes 68 PCIe Lanes 68 PCIe Lanes 68 PCIe Lanes 68 PCIe Lanes 68 PCIe Lanes
ソルダリング Yes Yes Yes Yes Yes Yes Yes
TDP 165W 165W 165W 165W 165W 165W 165W
価格(USドル) 1,979 1,684 1,387 1,189 969 898 589
価格(日本円) 223,627 190,292 156,731 134,357 109,497 101,474 66,557

ちなみに日本円の価格は今日の為替レート(1ドル113円)で計算したもので、正式な日本国内での希望小売価格ではありませんので、注意してください。

問題の28コア56スレッドは

Intel Xeon W-3175W

・ベース3.1GHz/ターボ4.3GHz

・スマートキャッシュ38.5MB

・TDP255W

・ECCメモリサポート

・PCIeレーン数68

と発表されました。こちらに関しては単独ですので特に表にはしません。

第9世代のCore iシリーズに関してはほぼ既報の通りです。

あとは価格がいくらになるかの問題となります。

問題はLGA2066のCore i Xシリーズの方ですが、残念ながら言われていた22コア44スレッドはもたらされませんでした。

コア数・スレッド数ともに既存の最上位CPUのCore i9 7980XEと変更ありませんが、クロックが上がっています。

また、PCi Expressのレーン数が68となっていますが、これは

CPUレーン数   44

チップセットのレーン数 24

で合計68となり、既存のものと変わりません。

チップセットにぶら下がっている分はCPUとのリンクがレーン数4であり、ここにあまり高速なデバイスを接続できないことに変わりはありません。

ここは設計上の問題なのでやむを得ないところでしょう。

さらにKaby LakeXの様にPCI Expressレーン数28とかナメたスペックのCPUはラインナップから外して、かなりやる気のうかがえるラインナップとなりました。

9800Xシリーズと9900Xシリーズの違いはL3キャッシュの容量と動作クロックになります。

最下位のCore i9 9800Xはベースクロックが3.8GHzとなっており、仕様上はこのCPUが一番ゲーム向けとなっています。

ターボクロックの上限が4.5GHzに抑えられているのが残念なところです。

ゲーム向けとしては恐らくLGA1151のCore i9 9900Kのほうが向いているでしょう。

LGA2066のローエンドモデルCore i9 9800Xはコア数・スレッド数がLGA1151のCore i9 9900Kとバッティングしており、コア数・スレッド数を簡単に増やせる構造になっているRyzen Threadripperと比較すると若干窮屈なラインナップになっています。

しかし、限られた範囲内でのベストなラインナップとなっており、非常に好感が持てます。

Ryzen Threadripperを追いかけるためにやることをやってきたという感じです。

22コア44スレッドは後日発売するのか、LGA2066でRyzenThreadripper2990WXに対抗するのはスッパリ諦めてすべてをIntel Xeon W-3175Wに託すのかはまだ分かりません。

しかし、上位のハイエンド向けのプラットフォームがLGA2066とLGA3647に分断されてしまったことはintelの慢心が招いた事態であり、高額なプラットフォームであることもあって、LGA3647をどこまで引っ張るつもりなのかは気になるところです。

CPUのブランドがXeonであることも考えると、次のプラットフォーム更新で統一する感じがします。

来年には10nmのIceLakeが登場する予定であり、デスクトップ向けLGA3647は下手をするととんでもなく短命なプラットフォームになる可能性もあって、全力で投資出来ない感じです。

この時期に発売するなら、「2020年までは引っ張る」など宣言してもらわない限りはちょっとお勧めできない感じです。

片やRyzen ThreadripperのSocketTR4は代替わりしたとしても次のモデルでも使える可能性がかなり大きいです。

理由はSocketAM4が世代間で使いまわせるプラットフォームになっていること、そのCPUを四つ接続したのがSocketTR4だからです。

技術的には十分可能でしょう。

高額なプラットフォームだけにこの差は非常に大きいと言わざるを得ません。

ソース:wccftech - Intel 9th Generation Coffee Lake-Refresh ‘Up To 8 Core, Core i9-9900K’ CPUs For Z390, Basin Falls Refresh ‘Up To 18 Core, Core i9-9980XE’ CPUs For X299 & Xeon W-3175W 28 Core CPUs Officially Announced

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