未発表のRDNA 4 GPUがまもなく小売店に登場し、GPUの発売が近い可能性が示唆されました。
ブラジルの小売店TerabyteShopがGigabyte Radeon RX 9060 XT 16GB GPUを販売開始。後日、詳細を公表
2日前、NVIDIAの次期RTX 5060が小売店に登場しました。
そして本日、RDNA 4ラインナップ初の60クラスカードとなるRadeon RX 9060 XTが販売開始となりました。
AMDはこのGPUをまだ公式発表していませんが、様々な報道からこのGPUの存在が示唆されています。
AMDのマザーボードパートナーであるGigabyteは、RX 9060 XT用のカスタムデザインを準備しているようです。
ブラジルのTerabyteShopでGigabyte Gaming OCエディションが掲載されているのが確認できます。
残念ながら、このページはすぐに削除されましたが、Videocardzがスクリーンショットを撮影し、GPUのデザインといくつかの重要な詳細を明らかにしました。
このGPUは16GBのVRAMを搭載しており、これは最近の報道で既に明らかになっています。
NVIDIAと同様に、AMDもRX 9060 XTの16GB版と8GB版を準備しています。
一部ではAMDが8GB版をキャンセルしたのではないかとの噂もありましたが、最近の報道によると、AMDは16GB版の発売を優先しており、VRAM容量の低い版はキャンセルしていないとのことです。
掲載されているGigabyte Gaming OC版は、トリプルファン設計で、8ピン電源コネクタを1つ備えています。
同社は850Wの電源ユニットを推奨しており、一部の報道によると、このGPUは最大200WのTDPを搭載する可能性が高いとのことです。
ディスプレイ出力にはDP 2.1aポート×2とHDMI 2.1aポート×2が搭載され、最大4台のモニターへの給電をサポートします。
以前のリーク情報によると、このGPUはNAVI 44ダイを搭載し、2,048基のストリームプロセッサを搭載すると予想されています。
メモリインターフェースは128ビットで、8GBと16GBの両方のメモリ構成に対応します。
現時点でわかっているのは以上ですが、正確な発売日に関する確かな情報はまだありません。
AMDは、5月20日から23日まで開催されるComputexでこのGPUを発表すると予想されています。
したがって、このGPUは今から約2週間後に発表されると予想されます。
一方、NVIDIAはComputex開催前日にRTX 5060を299ドルで発売する予定です。
RX 9060 XT 16GBはRTX 5060 Ti 16GBと競合するため、価格は400ドル前後になると予想されます。
解説:
RTX5060無印に続き、今度はRX9060XT 16GBがフライング販売。
一体どうなっているのか?
先日のRTX5060無印に続いて、今度はミドルローの本命、RX9060XTまでもがフライング販売されてしまったようです。
販売したのはブラジルのTerabyteShopというネット小売店で、Gigabyte Gaming OCエディションだったようです。
もちろん現在ではすでに売り切れになっているようです。
5/18に販売されると噂されていましたが、今、元の記事を確認すると、Computexで発表とありますねぇ。
一体いつに発売されるのかは気になるところです。
RX9060XTは16GBと8GBが予定されているといわれており、RTX5060Tiは8GBがかなりの不評だったため、8GBがキャンセルされるという噂が流れました。
しかし、残念ながら、キャンセルはされないようです。
各メーカーとも最新のAAAタイトルでの性能を確認して極端に性能に違いがあるようなら8GBの発売は見送ってほしかったところです。
残念ながら、今のNVIDIAには理屈は通用しないと思いますが、せめてAMDだけは損してでもユーザーからの不評は避けてほしかったところですね。
せっかくRDNA4で素晴らしい評価を得たのですから、ここでそれを捨てるようなことはしてほしくなかったなあ。
現代のGPUに許されるのはVRAM12GBからということなのでしょう。
それ未満のGPUには人権はないです。(苦笑。
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