噂によると、Zen 5ベースのRyzen 9000G APUシリーズが今年リリースされる可能性があり、AMDの定石通りStrix Pointとなるはずだ。
AMD Strix Point "Ryzen 9000G "が今年デスクトップに登場、Zen 5コアとRDNA 3.5 iGPUを搭載の噂
AMDはAM5ソケット向けのZen 5ベースのAPUラインナップを発表していない。
モバイルプラットフォーム向けAPU「Phoenix Point」を発表した後、「Ryzen 8000G」「Phoenix」APUを発表したが、デスクトップ向けCPU「Ryzen 9000」や「Strix Point」Zen 5 APUの発表からかなり時間が経っている。
AMDがAPUファミリーを発表するのはかなり後になるのが通例だが、最終的にはデスクトップに投入される。
Ryzen 2000Gシリーズ、3000Gシリーズ、5000Gシリーズ、8000Gシリーズがあったように、AMDはRyzen 9000Gシリーズも発表すると噂されている。
名称はまだ確定していないが、著名なリーカー@9550proによると、AMDはAM5プラットフォーム向けの新しいAPUシリーズを発表するようだ。
AMD AM5 New APU
MSI AM5 Unify-X MB— HXL (@9550pro) March 29, 2025
このシリーズは2025年第4四半期に登場すると伝えられているが、AMDからの連絡はまだない
。APUの命名に関しては、以前AMDはRyzen 7000Gの命名規則をスキップし、代わりに8000Gシリーズを選んだが、以前はそうではなかったし、今回もそうならない可能性が高い。
Q4 2025?🤔
— HXL (@9550pro) March 29, 2025
AMDのRyzen 9000G 「Strix 」APUsファミリーは、2024年後半に発売されたノートPCシリーズのStrix Pointモデルと思われる。
モバイルAPUのRyzen 8000 Phoenix Pointとデスクトップ向けのRyzen 8000Gシリーズのスペック比較から行くと、AMDは最大12コアのRyzen 9000Gプロセッサーをリリースする可能性があるようだ。
APUの最高性能は8コア16スレッドだが、Ryzen AI 9 HX 370は12コア24スレッドなので、フラッグシップとされるRyzen 9000G APUも同じコア数とスレッド数を搭載するかもしれない。
デスクトップ向けではコアクロックが異なる可能性があるなど、スペックにも若干の変更があるだろう。
それにもかかわらず、iGPUは同じで、SKUに基づいて、Radeon 880MまたはRadeon 890Mのどちらかになる可能性がある。
Radeon 890MはStrix Pointで最も高速なiGPUで、16個のRDNA 3.5コアと2.9GHzのクロックを備えている。
デスクトップ型は最大3.0GHzを達成可能だが、これはあくまで推測にすぎない。
ソース:wccftech - AMD Rumored To Launch Ryzen 9000G APUs In Q4 2025; Strix Point Coming To Desktop?
解説:
Ryzen9000Gが2025Q4に発売か?
意外なことにStrix PointはRyen 9000Gという名称で2025年10-12月期に投入されるようですね。
てっきり私はRyzen AIのシリーズ名をそのまま引き継ぐものかと思っていました。
ということはAIを全面的に押し出すことはないということなのでしょうか。
時を同じくしてWindows版ROCmも出るということなので、単体GPUとStrix PointのNPUが両方使えるようになったら面白いのではないかと思います。
まあ、難しいとは思います。
モバイルで一年間出荷して陳腐化してからデスクトップに降りてくるのはいつも通りですね。
モバイルではすでにMedusaPointや続く新しいモデルのリークが出てきています。
一世代遅れてようやく・・・・ということです。
Ryzen 9000シリーズ
Ryzen 7000X3Dシリーズ
Ryzen 8000GシリーズAPU(GPU内蔵)
Ryzen 5000/4000シリーズ