NVIDIAは、今年だけで300万台以上のBlackwell GPUを販売したことを明らかにした。
NVIDIA、Blackwellの販売台数でHopperの最大3倍を上回り、コンピューティング需要が今後も続くことを示す
Team Greenは、Blackwellのラインナップで「Hopperの誇大広告」を凌駕したようだ。
GTC 2025の基調講演に出席したJensen氏によると、同社はBlackwell GPUを米国の上位4つのCSPに360万ユニット出荷することに成功しており、これにはAIベースの企業や新興企業も含まれていない。
Hopper世代と比較すると、わずか1年で販売数が3倍も増加したことになる。
これは、需要がまさに頂点に達していることを裏付けるものであり、私たちはまだまだ多くのことを目の当たりにしなければならない。
NVIDIAのCEOは、AIコンピューティングは「変曲点」にあり、より多くのハードウェアの必要性という点で、将来は急速に成長すると主張している。
Team Greenは、2027年までにデータセンターの構築費用が1兆ドル以上に達すると予想しており、これは現在の4倍近い増加である。
NVIDIAは、AIに特化したコンピューティングへの移行をフルに活用し、AIがより高い財源を必要とするという認識が高まることで、チーム・グリーンは、世界のどの企業も目撃したことのない収益水準になると予想している。
これらの主張は、NVIDIAのBlackwellが失敗であったという概念に基本的に反論するものであり、歩留まりや出荷の遅れといった問題がラインナップにあったにもかかわらず、このアーキテクチャは依然として業界で大規模な採用が行われている。
そして、Blackwell UltraやVera Rubinのような将来のラインナップにより、NVIDIAが全企業の中で最も大きな資本を得て、コンピューティングの収益が大幅に加速すると予想されるため、これは始まりに過ぎない。
NVIDIAの未来は確実に明るいと思われ、同社は最先端のハードウェア能力と堅牢なソフトウェア・エコシステムによって、AIバンドワゴンをリードすることになるだろう。
解説:
NVIDIAの売り上げが1兆ドルに達する。
1兆ドルがどのくらいすごいかちょっと例を挙げてみます。
- 1兆ドル=149兆円
- 2024年度の日本の国家予算(一般会計歳出)が112兆717億円
つまり、日本政府が一年間に使うお金の1.5倍弱の売り上げを上げている見込みです。
先進国の国家予算以上に売り上げる見込みということです。
信じられます?
Geforceの不調がどのくらいの影響を与えているのか?
1兆ドルというまるでジャンプバトル漫画のインフレした戦闘力のような冗談みたいな売り上げに占めるゲーム部門の割合を見てみましょう。
面倒なので端数は切り捨てて、切り良く1兆ドルで計算します。
1兆ドルは1,000,000(百万ドル)です。
そのうち、今年のゲーム部門の売り上げは104億ドルです。
104億ドルは10.4(百万ドル)となります。
ゲーム部門の売り上げは2027年までのBlackwell売り上げ見込みの0.00104001%となります。
勘違いしないようにお断りしておきますが、実数ではなく、%です。百分率です。
NVIIDIAがBlackwell Geforceの不具合に涼しい顔をしている理由がこれです。
我々のなけなしの銭など、NVIDIAの売り上げの中では、髪の毛一本以下、吹けば飛ぶようなほんの些細な金額ということになります。
雀の涙という言葉がありますが、2027年までのサーバー向けGPUの売り上げ見込みが1兆ドルですから、雀の涙以下でしょうね。
アリの触角の先ほども価値がないということになります。
NVIDIAから見たら、Geforceなどもはやボランティア事業なのでしょう。
ジェンセン・ファン氏のお小遣いレベルかもしれません。
これから冗談を書きます。
我々も自分たちの身の程をわきまえ、偉大なNVIDIA様がこのようなとるに足らない売り上げしか上げられないゲーム事業を続けてくださっていてることに感謝して日々を過ごさねばなりません。(苦笑。
もちろん冗談ですよ。
ゲーマーでもこのような状況であることは頭の片隅に入れておきましょう。
※ ネットでご指摘をいただきました。
正しくは
10400000000÷1000000000000=0.0104
で百分率だと1.04%でした。
12桁の電卓が目の前にあったのでつい手で計算してしまい、勘違いしてミスしました。
ここに訂正し、謝罪します。申し訳ございませんでした。
1.04%なのでミジンコがネズミになったくらいですかね。
消して逃げたといわれるのもなんですのでそのまま残しておきます。
「104億割る1兆」検索するとそのまま答えが出てくるのと、もしくはAIに聞いたら間違えることはなかったのかなあと思います。
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