噂されているPlayStation 5ハンドヘルド機は、PS5のゲームをネイティブでプレイできる可能性は低く、おそらく新しいゲームには専用バージョンが必要になるだろう。
Digital Foundry社の技術専門家は、ソニーがPS Vitaに続いて携帯ゲーム機市場に戻ってくるという最近の噂についてコメントし、このシステムが実際にどのようなものになる可能性があるのかについて、いくつかの興味深い見解を示した。
そのため、ニンテンドースイッチが携帯モードでゲームを動作させるのと同じように、ゲームをシステム上で動作させるためには、ゲームのスケールダウンが必要になる。
ソニーはすでにPlayStation 5 Proでスケールアップが完全に可能であることを示したので、スケールダウンも不可能ではないはずだ。
本当の問題は、このプレイステーション5携帯機でゲームのスケールダウンがどのように処理されるかということだ。
例えば、マイクロソフトのハンドヘルド機は、同社のアプローチにより、Steam Deckや同様のシステムで処理される方法に似ているかもしれない。
加えて、マイクロソフトはすべてのゲームにXboxシリーズSプロファイルを利用することで、ユーザーに設定を任せることなく、携帯ゲーム機でまともに動作させることができる。
一方、ソニーはPlayStation 5の下位モデルを持っていないため、携帯ゲーム機では専用バージョンのゲームが必要となり、古いゲームはシステム上で動作させるためにパッチを当てる必要がある。
そのため、PlayStation 5ハンドヘルド機は、ビジュアルの忠実度や潜在的な下位互換性という点で、ベースモデルが提供するものの一部を提供する、現在ソニーが持っていないPS5下位システムとなる可能性がある。
現在のところ、このPlayStation 5の発売はまだ先であることが伝えられており、その性能と、家庭用ゲーム機と携帯ゲーム機が一体となったコンセプトのNintendo Switchの人気に歯止めをかけることができるかどうかが分かるのは、まだ先のことになりそうだ。
解説:
予定されているPS5の携帯ゲーム機は互換性を維持するのが難しく独自のソフトが必要になるのではないかといわれています。
初代SwitchはPS3程度の性能といわれていますが、液晶、バッテリー付きの携帯ゲーム機は据え置き型ゲーム機の10年遅れ程度の性能になるといわれています。
初代Switchが2017年3月、PS3が2006年11月発売ですから、おおよそ的を射ていると思います。
PS5と同等の性能を持つ携帯ゲーム機は2030年にならないと実現は難しいということになります。
2026年前後に発売するならば、PS4pro程度の性能ということになります。
実際、FP32で判断するならば、Phoenix PointがPS4Pro同じくらいの性能になっています。
Youtubeの動画などを見ていると、とあるゲーム系の動画投稿者の方がSwitch2がPS5と同程度の性能になる可能性があるんじゃないかといっていましたが、TPD15W以下のSoCでPS5並みの性能にするのは難しいです。
PS4ProとPS5ではかなり性能に差があって、ソフトの互換性を保つのは難しいと思います。
そのため、この言葉には説得力があるなと思います。
上位互換なら聞いたことがありますが、後から出して下位互換性があるというのは聞いたことがありません。
そんなに都合よくはいかないでしょう。(苦笑