マザーボード関係

AMDはB850Eチップセットを準備していたかもしれないが、AM5マザーボードのラインアップのために中止した。

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EECのウェブサイトには、いくつかのB850Eマザーボードを含むいくつかのAMD 800チップセットマザーボードが登録されているが、それらは全く届かないかもしれない。

AMDはもともとAM5マザーボードのラインアップのためにB850Eチップセットを準備していたのかもしれないが、EECはまだリストアップしており、その後リストアップを撤回した。

AMDが通常どのようにチップセットを提供しているかをご存知の方は、AMDが現在AM5マザーボード向けにさらに多くの800シリーズチップセットを準備していることを知っているはずです。

AMDが数ヶ月前にB850とB840を発表した際、「B850E」チップセットに関するいかなる情報も共有しなかったという事実は、B850Eマザーボードは存在しないはずだということを意味している。

本日、リーカー@harukaze5719が、AMDとIntelの次期800チップセットマザーボードを含む3つの異なるEEC(ユーラシア経済委員会)登録ページへのリンクを共有した。

Intelに関しては、全て正常のようだが、AMDに関しては、今日初めて「B850E」マザーボードが登録されているのを見た。

リンクをチェックしたが、これらは見つからなかった。

ありがたいことに、EECが掲載を取りやめる前に春風さんがスクリーンショットを撮ってくれていて、2つのAMD B850Eチップセット・モデルを含むASUSの800チップセット・マザーボードであることがわかります:

  • ROG Strix B850E-F Gaming WiFi
  • ROG Strix B850E-I Gaming WiFi

このリーカーは、AMD B850Eチップセットについて以前に聞いたことがないと言っており、また別のリーカー@AnhPhuHによれば、AMDは当初B850Eチップセットを準備していたが、キャンセルしたとのことだ。

そのため、これら2つのボードのリストが撤回された理由も納得がいく。

これらの800マザーボード・モデルの詳細な仕様については、AMDが以前に共有した基本的な仕様が判明している以外、わかっていない。

AMD X870とX870EがGPUとNVMeポートにGen 5サポートを提供するのに対し、B850はNVMe SSDだけにGen 5.0を提供する。

これは、B850Eが後にリリースされる予定であれば、GPUにもGen 5.0インターフェイスが搭載されることを意味する可能性がある。

両チップセット(B850とB850E)には、GPU用のGen 5.0インターフェイス以外の違いはなかった可能性があります。

現在、AdaおよびRDNA 3 GPUにはGen 5.0インターフェイスがないため、AMDは、X870/X870Eがすでにそのインターフェイスを持っていることから、B850Eをキャンセルすることだけを考えたのかもしれない。

さらに、PCI-E 4.0とPCI-E 5.0の性能差はおそらくあまり目立たないだろうから、B850の方が合理的な選択となる。

B840チップセットに関しては、PCI-E x16とM.2スロットの両方にPCI-E 3.0が搭載されるだけだ。

AMD 800チップセット・マザーボードの登場予定

ソース:wccftech - AMD Might Have Prepped B850E Chipset But Canceled It For The AM5 Motherboard Lineup

 

 

 

解説:

AMDの600/800シリーズでE付と無印の差は

  • E付・・・PCIeX16-Slot/M.2-Slot両方ともGen5対応
  • 無印・・・M.2-SlotのみGen5対応

という区別になっています。

※ ただし、無印のM.2-SlotはGen4までの場合があり。

チップセット自体に差はなく、AIBが配線の品質をGen5にするかしないかの差だと思います。

B650にはB650Eモデルがありましたが、B850ではB850Eモデルはなくなるということのようです。

こちらは実に正しいと思います。

RTX5090はRTX4090から33%しかCUDAコアが増えません。

製造プロセスもTSMC4nmからその改良版になるだけですのでクロックもほとんど上がらないでしょう。

つまり、PCIeX16-Slotを流れるデータ量はMaxでも33%しか増えないということになります。

RTX5090はひょっとしたらGen5が必要とされるかもしれませんが多分Gen4で十分でしょう。

それ以下のモデルは語る必要がないレベルです。

そのため、GPUにGen5が必要とされるのはRTX6000シリーズ以降ということになると思います。

そういったことを考えるとミドルレンジマザーのB850に無理してGen5スロットに対応した配線を引き回す必要は全くないと思います。

800シリーズの売りはA840でしょう。

PCie、M.2両方ともGen3対応でA520に準ずる価格にできるのではないでしょうか。

低価格モデルにおいてこのような割切りは必須だと思いますし、良い仕様だと思います。

何より、X870/B850/A840の違いが分かりやすいですし、価格でもかなりの差をつけることができると思います。

 

 

 

Ryzen 9000シリーズ

 

Ryzen 7000X3Dシリーズ

 

Ryzen 8000GシリーズAPU(GPU内蔵)

 

Ryzen 5000/4000シリーズ

 

 

 

 

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