PS5 Proが正式に発売されるのは11月7日だが、ソニーの改訂版PlayStation 5を手に入れ始めた人もいる。
数日前に開封動画が投稿され、すぐに削除されたが、今度はブラジルのコンテンツ・クリエーター、Bruno Fastがゲーム機を入手し、箱に同梱されていたスペックシートの全文を公開した。
最大の驚きは、ソニーが2GBのDDR 5 RAMを追加したことだ。
ゲーム開発者が実際のゲームに16GBのGDDR6をフル活用できるよう、これらはOS用に確保されるようだ。
それ以外は、ほぼ既知の通りだ。
メイン プロセッサー | カスタマイズ・シングルチップ ・プロセッサー CPU: x86-64-AMD RyzenTM ‘Zen2’, 8コア/16スレッド GPU: 16.7 TFLOPS, AMD Radeon™ RDNA グラフィックスメカニズム |
メモリ | GDDR6 16 GB, DDR5 2 GB |
スレージ | カスタマイズされた 2TB SSD* ** |
入出力*** | USB Type-A port (SuperSpeed USB 10 Gbps) x2, USB Type-C port (Hi-Speed USB), USB Type-C port (SuperSpeed USB 10 Gbps), M.2 SSD expansion connector (Key M), Disk drive port |
ネットワーク機能 | Ethernet (10BASE-T, 100BASE-TX, 1000BASE-T) IEEE 802,11 a/b/g/n/ac/ax/be Bluetooth 5.1 |
音声・映像出力 | HDMI ポート出力**** |
電源の要件 | 100-240 V ~ 4,2-1,7 A 50/60 Hz |
最大定格出力 | 390 W |
外形寸法 (突起部を除く) | 約388×89×216mm (幅×高さ×奥行) |
重量 | 約 3,1 kg |
動作温度 | 5 °C to 35 °C |
* SSDの容量は10進数(1GB .1,000,000,000バイト)で計算されています。
** SSDの容量の一部は、コンソールの管理やメンテナンス、追加オプションに関連して使用するために予約されています。これは、システムソフトウェアやその他のソフトウェアのインストール中に発生する可能性があります。そのため、コンソール、システムソフトウェアのバージョン、または利用可能なオプションによって、SSDの容量の利用可能性が異なる場合があり、すべての容量が利用できるとは限りません。
*** すべての接続機器の動作を保証するものではありません。
**** 付属のHDMIケーブルをご使用ください。
要約すると、PS5 ProはベースモデルのPS5に比べ、TFLOPSベースで67%高い演算能力を提供します。
ソニーによると、これは平均で約45%高速なレンダリングに相当するという。
しかし、複数の開発者が最近指摘したように、このゲーム機の真のエースは、ソニーが開発したAIを活用したカスタマイズ・アップスケーリング「PlayStation Spectral Super Resolution」だろう。
『ファースト・ディセンダント』の開発者によれば、NVIDIA DLSSを含めた、あらゆるアップスケーラーのクオリティに匹敵するという。
なお、PS5 Proは来週の木曜日に全世界で正式に発売される。価格は699ドル/699ポンド/799ユーロ/119,980円。
ソース:wccftech - PS5 Pro Specs Leak Unveils 2 Extra GB of DDR5 RAM
解説:
昨日、PS5Proの実機を手に入れたユーザーの投稿からスペックシートがリークした。
PS5Proのスペックが海外の開封動画から明らかになって話題になっていますが、RDNA3で16.7TFLOPSだとPS5無印より性能が低くなるのでRDNA2ベースってことだよね。
なんだかなあ。
1SP2演算器じゃないってことなんだ。 pic.twitter.com/XKs5hD3qN2— Lisaちゃん@PC自作 (@KotoriKanase) November 3, 2024
私もすでにX.comで投稿しています。
特徴的なのは
1.GPUの演算性能が16.7TFLOPS
ということです。
RDNA3から1SP2演算器になり、ゲームに活用されない演算器が1SP当たり1増えました。
こちらはGeforceも同様のスペックになっているので特に問題ないと思うのですが、PS5ProはRDNA3ベースのGPUといわれていましたが、このあたりの仕様はRDNA2を踏襲しているようです。
互換性の問題なのかその方がトランジスタを節約できるのかはわかりませんが、そのようになっています。
10TFLOPSから16.7TFLOPSなので+67%性能アップしているということになります。
こちらは、事前の情報通りです。
また、事前の情報によるとレイトレーシング用のコアはRDNA4とのことなので、RDNA2とRDNA3とRDNA4のキメラという感じです。
2.DDR5メモリが2GB追加
DDR5メモリが2GB追加されています。
当初、PS5無印がGDDR6のレイテンシが大きすぎてRyzen 5 3600X相当の性能しか発揮できてないといううわさがありましたので、レイテンシ対策かなと思ったのですが、システム用のメモリを外に追い出して16GBをフルに活用するためのもののようです。
X.comで指摘を受けました。
GDDR6メモリを2GB増量するのは極めて難しいので、パターンの引き回しなどが少ないDDR5メモリを追加するのは理にかなっていますから、実際にそうなのでしょう。
日本では高いですが、アメリカではPS5無印が約500ドル、Proが約700ドルとなっています。
1ドル100円だった場合、50,000円と70,000円ですから、ドルベースでは特に高価ではないですし、値上げもされてません。
※ PS5発売時の2020年11月のドル円レートは105円です。
高くなったのは日本が貧しくなったというだけです。
衰退国家の悲哀ですね。