ASUS PROART GPUがミドルレンジに参入
今週、ASUSは1つだけでなく3つの新しいPROARTモデルを発表した。
ASUSは、来週発売予定のNVIDIA RTX 4060 Ti 16GBモデルに注目している。
このグラフィックスカードは、現在の市場SKUの2倍のメモリ容量を持ち、より大きなメモリ容量が常に有益であるコンテンツ制作に可能性を秘めている。
RTX 4060 Tiモデルは、PROART RTX 4080および4070シリーズの足跡をたどり、性能と美観のバランスがとれた洗練されたデザインを特徴としています。
3つの軸流ファンを備えた2.5スロット設計を維持するこれらのカードは、当初、TDP 160Wにしては過剰に見えるかもしれない。
ASUSは、GPUが摂氏55度の温度に達するまでファンを停止させる0dB技術を採用し、アイドル時や軽い使用時に静かなユーザー体験をもたらします。
ASUSは、2565~2685MHzのクロックスピードのPROARTカードを3枚提供しており、NVIDIAリファレンスクロックと比較して最大6%のクロックスピード向上を実現している。
前述の通り、OC設定はGPU Tweakソフトウェアを通して適用されます。
ASUS RTX 4060 Ti series
- PROART: 2565 /2535 MHz (OC/Default)
- PROART Advanced Edition: 2580 / 2550 MHz (OC/Default)
- PROART OC Edition: 2685 / 2655 MHz (OC/Default)
※ 画像をクリックすると別Window・タブで開きます。
RTX 4060 Tiが12VHPWR電源コネクタを備えていないことは注目に値するが、その代わりに、各カードは1つの8ピンコネクタで給電される。
PROARTシリーズについては、下位のSKUが用意されるかどうかはまだ不明だ。
現在、提供されている最小メモリ容量は12GB VRAM(RTX 4070)です。
これらのカードはRTX 4080と同じメモリ仕様ですが、帯域幅は288GB/秒と、上位モデルの717GB/秒に比べて大幅に低くなっています。
4080/4070 ProArtシリーズと同様に、新しい4060 TiにはAdobe Creative Cloudの3ヶ月無料サブスクリプションが付属します。
ソース:Videocardz.com - ASUS launches PROART RTX 4060 Ti series with 16GB VRAM
解説:
ASUSのRTX4060Ti 16GBの写真がリーク
メモリ以外の仕様はRTX4060Tiと同じの16GB版がいよいよ発売間近ですね。
基本的にはゲーマーよりもお金が駆けられるクリエイター向けのモデルになろうかと思います。
日本円で88,800円と言う価格でどのくらい人気が出るのかちょっと興味があります。
RTX4060Ti 8GB/RTX4060無印とあまり売り上げが奮わず、セールなどの対象になっているわけですが、需要が大きそうな16GB版はどうなのでしょうか?
88,800円と言う価格が容認されるのかどうか。
クリエイター向けと言うことで話題の生成AI用途では一つ上のRTX4070がハローアスカベンチマークで19-17秒程度なので20秒台であることは確実です。
25秒くらいなのでしょうか。
元記事にもある通り、RTX4070とRTX4060Tiの間には埋められない差が横たわっていますので、価格は非常に微妙なレベルだと思います。
今世代はコスパが完全に死んでいますので、価格によっては旧モデルを選ぶ人も出てくると思います。
8GB版と比較するとFE版で10,000円以上高いという16GB版が間もなく発売されます。
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