MSIとGigabyteのGeForce RTX 4070 GPUがEECで目撃される。
現在、少なくとも9枚の新しいGeForce RTX 4070グラフィックスカードが、GigabyteとMSIによって規制当局への提出書類に記載されています。
未発表のMSIとGigabyte RTX 4070グラフィックスカードが、EEC(ユーラシア経済委員会)とRRA(韓国電波研究院)のリストで確認できるようになりました。
この時点で12GBのメモリ容量が確定以上であるようだ。
さらに、新たに登場したリストでは、MSIがVentusシリーズ(Ventus 2X)のデュアルファンモデルを発売することが確認されています:
- MSI RTX 4070 VENTUS 3X 12G
- MSI RTX 4070 VENTUS 2X 12G OC
- MSI RTX 4070 VENTUS 3X 12G OC
- MSI RTX 4070 VENTUS 2X 12G
- MSI RTX 4070 GAMING X TRIO 12G
- MSI RTX 4070 GAMING TRIO 12G
- MSI RTX 4070 SUPRIM X 12G
- MSI RTX 4070 SUPRIM 12G
- GIGABYTE RTX 4070 EAGLE OC
以前の噂では、NVIDIAは、ボードパートナーが使用するために2つの別々のSKUを持っている可能性が示唆されています。
上記のカードのいずれかが、ハイエンドのRTX 40シリーズのように、標準的な8ピンの電源コネクタまたは最新の16ピンの変種を使用しているかどうかは不明である。
RTX 4070の非Ti SKUは、5888 CUDAコアのAD104-250または251 GPUを搭載する予定です。
これらのカードは、TDP200~225Wで動作し、RTX 4070 Ti SKUと同じメモリ確認を特徴とする。我々の情報によると、RTX 4070は4月13日に正式に発売されます。
噂されるNVIDIA GeForce RTX 4000シリーズのスペック
RTX 4070 Ti | RTX 4070 ‘OC’ | RTX 4070 | RTX 4060 Ti | RTX 4060 | |
ボードSKU | PG141-SKU331 | PG141-SKU343/344/345 | PG190 | PG190 | |
アーキテクチャー | Ada (TSMC 4N) | Ada (TSMC 4N) | Ada (TSMC 4N) | Ada (TSMC 4N) | |
GPU | AD104-400 | AD104-250/251 | AD106-350 | AD107-400 | |
CUDAコア数 | 7,680 | 5,888 | 5,888 | 4,352 | 3,072 |
ブースト クロック | 2610 MHz | 2475+ MHz | 2475 MHz | 不明 | 不明 |
メモリ | 12 GB G6X | 12 GB G6X | 12 GB G6X | 8 GB G6 | 8 GB G6 |
メモリバス | 192-bit | 192-bit | 192-bit | 128-bit | 128-bit |
帯域幅 | 504 GB/s | 504 GB/s | 504 GB/s | 288 GB/s | 288 GB/s |
デフォルトTGP | 285W | 225W | 200W | 160W | 115W |
補助電源 コネクタ | 16-pin x1 | 16-pin x1 | 8-pin x1 | 8-pin x1(?) | 8-pin x1(?) |
インターフェイス | PCIe Gen4 x16 | PCIe Gen4 x16 | PCIe Gen4 x16 | PCIe Gen4 x8 | PCIe Gen4 x8 |
発売日 | 2023/01/05 | 2023/04/13 | 2023/04/13 | 不明 | 不明 |
ソース:Videocardz.com - MSI & Gigabyte GeForce RTX 4070 graphics cards confirmed to feature 12GB memory
解説:
RTX4070無印のメモリ容量は12GBになるのか?
16GBと12GBのモデルがあると言われているRTX4070ですが、どうもOCもそうでないものも12GB版しか用意されていないのではないかと思われる情報がリークしています。
この情報を持ってして16GB版が絶対に出ないとは言い切れませんが、上位モデルであるRTX4070Tiとのモデル整合性を考えると12GBのみにした方が取れるということになります。
今回はRadeon RX7900XTの価格と性能のバランスがRTX4070Tiを直撃したため、RTX4070TiはRTX4080、RTX4070と比較すると異例にコスパが良いモデルとなりそうです。
RTX3070とRTX3070TiのCUDAコア数はそれぞれ5,888と6,144でしたが、RTX4070とRTX4070TiのCUDAコア数は5,888と7,680とその差が1,792と非常に大きいことは忘れない方がよいでしょう。
性能差もそれだけ大きいということになります。
CUDAコア数 | ブーストクロック | 単精度 (FP32) 演算性能 (TFLOPS) | CUDAコア数 | ブーストクロック | 単精度 (FP32) 演算性能 (TFLOPS) | RTX4000/ RTX3000(%) | ||
GeForce RTX 4090 | 16,384 | 2520 MHz | 82.6 TF (100%) | GeForce RTX 3090Ti | 10,752 | 1860 MHz | 40.0 TF (100%) | 207 |
GeForce RTX 4080 | 9,728 | 2508 MHz | 48.8 TF (59%) | GeForce RTX 3080 | 8,704 | 1710 MHz | 29.8 TF (75%) | 164 |
GeForce RTX 4070 Ti | 7,680 | 2610 MHz | 40.1 TF (49%) | GeForce RTX 3070 Ti | 6,144 | 1770 MHz | 21.8 TF (55%) | 184 |
GeForce RTX 4070 | 5,888 | 2475 MHz | 29.1 TF (35%) | GeForce RTX 3070 | 5,888 | 1725 MHz | 20.3 TF (51%) | 143 |
GeForce RTX 4060 Ti | 4,352 | 2535 MHz | 22.1 TF (27%) | GeForce RTX 3060 Ti | 4,964 | 1670 MHz | 16.2 TF (41%) | 136 |
GeForce RTX 4060 | 3,072 | 25XX MHz | 15 TF (?) (19%) | GeForce RTX 3060 | 3,584 | 1777 MHz | 12.7 TF (32%) | 118 |
私が以前の記事につけたこの表がわかりやすいと思います。
Ada LovelaceとAmpereのラインナップ間の性能差になります。
RTX4070とRTX3070の性能差が1.5倍弱でここから下はCUDAコアの数が減り、1CUDA当たりのウェイトが大きくなりますので、旧モデルとの性能差が気になってくる性能になってきます。
ラインナップが全てそろわないと断言はできませんが、今のところ価格とコスパのバランが一番取れているモデルはRTX4070Tiと言うことにとなります。
前世代からの性能差が納得できるレベルなのがRTX4070無印で、それより下のモデルは前世代との差が段々心もとなくなってきます。
ただし、RTX4070無印は前世代と比較するとかなり割高になりそうな噂が流れています。
4/13になればはっきりすると思います。
あらゆるものが値上がりしていますので仕方ないと言えば仕方ないのかもしれませんが、なかなか厳しい状況ですね。
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