AMDとNVIDIAのGPU価格が暴落中 - RTX 3090が1000USドルを割り込み、3090 Tiが1100USドル、3080 Tiが799USドルへ

9月に入り、AMDとNVIDIAのGPUの価格が暴落しており、今後さらに下落することが予想されることに引き続き注目しています。

NVIDIA＆AMDのGPU価格が希望小売価格を下回り続け、RTX 3090シリーズが初めてUS$1000を下回る!

先週、AMDとNVIDIAのパートナーが、在庫を一掃して次世代GPUに備えるために、既存の在庫に対してより大きな割引と削減を提供する準備が整ったことを報告しました。

グラフィックスメーカーは、まともな量のGPUを動かす最初の試みに失敗しましたが、最初のものよりも値下げがより残酷になるであろう第2ラウンドは、今月中に小売業者を襲うと予想されており、すでにその兆候が現れてきています。

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この記事を書いている時点（03/09/22）で、いくつかのNVIDIA GeForce RTX 3090 Ti & RTX 3090グラフィックスカードが1000ドル～1100ドルの大台を割り込みました。

Neweggでは、NVIDIA GeForce RTX 3090グラフィックスカードが959.99ドルという低価格で購入でき、希望小売価格の1499ドルに比べて36％下がり、このシリーズが1000ドルを下回ったのは初めてである。

同時に、GeForce RTX 3090 Tiは、現在1099ドルで販売されており、希望小売価格2000ドルと比較して45％というさらに大きな下落となっています。

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数週間前に900米ドルを下回ったNVIDIA GeForce RTX 3080 Tiでさえ、前回の価格記事から100米ドルも値下がりして、現在は799米ドルで販売されています。

これは、発売時に1199米ドルに設定されたこのカードの希望小売価格を33％下回っています。

Neweggでは、RTX 3090がわずか928.99ドルで販売されているのを発見しました。

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NVIDIAだけでなく、AMDのRadeon RX 6950 XTとRX 6900 XTも希望小売価格を大きく下回っているため、値下げによる影響を受けています。

RX 6950 XTは、発売時の希望小売価格1099ドルに対し、1000ドルを下回り、949ドルになりました。

一方、Radeon RX 6900 XTは、発売時の希望小売価格999ドルに対し、699ドルの価格を維持しています。

Baidu Forumsでは、毎日価格が更新され、いくつかのハイエンドカードが希望小売価格より35～45％安い価格で販売されているのが確認できます。

RTX 3090 Tiは、中国での希望小売価格が14999人民元（2173米ドル）でしたが、現在は7799人民元または1130米ドルで販売されています。

RTX 3090と3080 Tiも同様の値下がりをしており、残りのラインナップは現在、希望小売価格より10～15％安い価格で販売されている。

AMD陣営では、RX 6900 XTが希望小売価格比で40％値下がりしたほか、残りのラインナップは希望小売価格比で20～30％となっており、NVIDIAに比べるとメインストリーム層での値下がり幅が大きいことがわかる。

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もし、これらのカードが最安値を記録し、今が新しいグラフィックカードを手に入れる良い機会だと考えているなら、価格は下がり続け、数ヵ月後にRTX 4000シリーズが発売されるという噂が高まっているので、RTX 3090がもっと安く、500ドル近い米国ドルで販売されるのを目にするかもしれませんので、私はさらに購入を控えるよう助言します。

ソース：wccftech - AMD & NVIDIA GPU Prices In Free Fall – RTX 3090 Drops Below $1000 US, 3090 Ti For $1100 US, 3080 Ti For $799 US

解説：

下がり続ける単体GPU

GPUは金融商品と言うことだったので、サーキットブレイカーやストップ安が無い世界の金融商品など価値が無くなればこんなものなのでしょうね。

RTX4000シリーズにおいておおよそ同じ性能になると言われているRTX4070が$499から$599くらいなので、まだ高いです。(苦笑。

日本でもRTX3090Tiが最安21万円台なので、値下がりの影響はかなり大きいと言ってもよいでしょう。

そもそも論として、金融市場と言うのは市場の混乱を避けるために様々な取り決めやルールが法律で決まっています。

そう言った保護の一切ないGPUを金融商品とかいうのは知能が低いとしか思えません。

また、PCパーツは転売には向かないし誰も転売屋が上乗せした価格では買わないので迷惑だからやめろと常々言ってきましたが、この暴落で意味がよく理解できたのではないかと思います。

PCパーツは製品のことを何も理解していない転売屋ごときが入ってこれる世界ではないです。

今回の一件でPCパーツの価格変動の恐ろしさというものを痛感した方が多数いたのではないかと思います。

今Ampereをアホールドしている方は今後はもう上がる見込みがないのでこれ以上損しないうちに捨て値ででもさばいた方がよいでしょう。