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AMD RDNA 3「GFX11」GPUパッチはVCN4サポートを可能にするが、AV1エンコーディングは欠落している

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AMDは先週から、RDNA 3(GFX11)アーキテクチャのパッチをLLVMプロジェクト向けにリリースしている。

最新のGFX11は、Navi 3Xと呼ばれるGPUシリーズで、RDNA 3アーキテクチャをベースにしたものになる。

現在、新しいイネーブルメントがアクティブになっているため、AMDのソフトウェアエンジニアは、今年後半に利用可能になった後のアーキテクチャの機能を作り始めている。

エンジニアは、ビデオコーデックからの情報の保存を支援するために、VCN 4.0、つまりVideo Core Next IPブロックを搭載しています。

しかし、AMDは、Intelが最近リリースした、以前のAVCエンコーディングよりも効率的なAV1エンコーディングの有効化を許可していない。

AMDはRDNA3ベースの「GFX11」GPUのVCN 4.0有効化を管理するが、現時点ではAV1エンコードをサポートしない。

AMDがIntelの新エンコーディングをサポートに含めないこと以外では、前回のアップデートからVCN 4.0の名称が変更されている。

前バージョンは「Video Core Next」という名前だったが、現在は「Video Codec Next」という名前になっている。

AMDのソフトウェアエンジニアがなぜ名称を変更したのか、それとも公開時のミスなのかは不明だ。

「コーデック」が入ったことで、以前の名称よりも表現力が高まったという見立てはある。

※ 画像をクリックすると、別window・タブで拡大します。

 

PhoronixのMichael Larabelは、新しいVCN 4.0パッチが12,000行以上の新しいコードを含んでいると述べています。

読者は、ほとんどのパッチの更新がレジスタのヘッダーファイルで満たされていることに注意する必要があります。

VCN4のイネーブルメントが初期化されたため、現在の将来について何らかの答えやヒントを結論づけるのは時期尚早である。

SOC21 (Navi 31) GPUコードは、AVC、HEVCエンコーディング、AVC、HEVC、JPEG、VP9、AV1デコーディング能力を記録している。

これらのエンコードとトランスレートは、コーデックの根幹をなすものである。

しかし、現時点では、RDNA3 GPUにとって致命的な不足となるAV1エンコーディングについては記載されていません。

Intel Xe-HPGエンジニアリングは、この時点で、AV1エンコーディング支援の主要なものです。

このオープンソース規格は、Intel Arc GPUが入手可能になれば、間違いなく普及するだろう。

https://twitter.com/Kepler_L2/status/1521291701050032128?ref_src=twsrc%5Etfw

ユーザーは2022年の第4四半期にAMD RDNA3グラフィックスカードを目にするようになる。

AMDは、同社のRadeon 7000シリーズが、自社製品と並行して出荷されるGeForce RTX 40シリーズと真っ向からぶつかると予想している。

第4四半期に近づくにつれ、VCN4コードへのさらなる変更が予見され、AMDによる現在のサポートコーデックリストへのさらなる追加を期待したいところである。

ソース:wccftech - AMD RDNA 3 ‘GFX11’ GPU Patches Enable VCN4 Support But Lack AV1 Encoding

 

 

 

解説:

AV1とはH265の次世代技術と言われているビデオコーデックで、H265と違ってライセンスがオープンなのでかなり期待されているコーデックです。

欠点はエンコードにもデコードにもかなり重たい処理が必要なことです。

こうした作業はGPUエンコードが得意とするところですので、AV1に対応しているかいないでかなり差が出るところでしょう。

しかし、RDNA3のlinuxパッチでは対応されなかったということです。

対照的にintelのXe-HPGでは対応がなされているということで、この辺はIntelと言う大企業の対応力が光るところです。

デスクトップ版のXe-HPGはまだ発売されてすらいませんが、地道にこういった対応を進めていくとRadeonもその立場が怪しくなってくるかもしれません。

今のところAlchemistの性能は今三つですから、Radeonの地位が脅かされることは無いと思いますが、この状態で性能が上がっていくとなかなか厳しいことになりそうな感じです。

 

追記 コメントで情報をいただきました。

どうもRDNA3はAV1エンコードをサポートしているようです。

元記事の後から出てきた情報のようですので、注意喚起のために追記しておきます。

 

 

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