その他

NVIDIAとAMDのディスクリートグラフィックスカードは、2018年第2四半期以降で最大の出荷増を記録しました。

投稿日:

AMDとNVIDIAのディスクリートグラフィックカードの出荷枚数は、統合型GPUが減少する一方で、今四半期は最大の伸びを示しました。

AMDとNVIDIAのディスクリート・グラフィックスカードの出荷は、供給不足の報道が続く中、ここ3年間で最大の伸びを記録しました。

Jon Peddie Researchの最新レポートによると、PC向けディスクリートグラフィックカードの出荷台数は1,300万台となり、前四半期比3%増、前年比18%増という驚異的な数字を達成しました。

一方、統合型GPUは、前年比15%減、前四半期比0.8%増にとどまりました。これは、AIBが最大1275万ユニットを出荷できた2018年第2四半期以来、ディスクリートグラフィックスカードの最高の出荷台数を記録しています。

簡単なハイライト

  • 当四半期のPCに対するGPUの装着率(統合型および個別型GPU、デスクトップ、ノート、ワークステーションを含む)は全体で121%で、前四半期から-3.8%減少しました。
  • PC用CPU市場全体では、前四半期比3.9%増、前年同期比21%減となりました。
  • デスクトップ用グラフィックス・アドインボード(ディスクリート GPU を使用する AIB)は、前四半期比 3.0%の増加となりました。
  • タブレット端末の出荷台数は、前期比22.0%増となりました。

これは、2017年第3四半期と2018年第1四半期に出荷されたディスクリートグラフィックスカードの1610万枚という歴史的な高水準にはまだ達していませんが、2019年第2四半期にわずか740万枚という最低値まで出荷が減少した後、正常な状態に戻りつつあることを示しています。

ディスクリートグラフィックスカードの出荷台数は、ここ数年、平均して900万~1000万台前後で推移していますが、供給不足の報道にもかかわらず、この数字は、価格設定はまだ高止まりしているものの、市場が回復基調にあることを示していると言えるでしょう。

PC用dGPUの出荷台数シェア

2020Q42021Q32021Q4
AMD18%17%19%
Nvidia82%83%81%

ベンダー別の市場占有率では、NVIDIAとAMDのGPU市場占有率がともに19%であるのに対し、Intelは統合型グラフィックスにより62%の市場占有率で依然として優位にある。

ディスクリートグラフィックスのシェアを見ると、AMDは19%(前四半期は17%)とやや上昇し、NVIDIAは81%(前四半期は83%)とやや低下している。

※ 画像をクリックすると別Window・タブで拡大します。

 

SteamのHardware SurveyによるとNVIDIAのAmpereは現在ゲームユーザーの15%しか占めていないと言われているので、価格が下がれば伸びしろは大きいと思われます。

とはいえ、この数字はAlder LakeとRyzen 6000以前のノートPCのみを対象としているので、2022年の最初の2四半期は、全ベンダーのGPU販売数がより改善される可能性がある。

ソース:wccftech - Discrete Graphics Cards From NVIDIA & AMD Saw Largest Shipments Increase Since Q2 2018

 

 

 

解説:

dGPUの出荷台数は相変わらず好調

これはゲーム用として売れているというよりマイニング用として売れたというのが正解なのでしょう。

マイニングではイーサリアムのPoS導入や価格の下落など、今後、マイニングで売れる材料は無いので、上向きになる可能性は高くないと思います。

既存のマイナーはマイニングを続けるかもしれませんが、参入障壁は明らかに上がっていますので、今までと同じようにはいかないでしょう。

それに伴ってiGPUのシェアも減っているようですが、ゲーマーがゲーム用のPCをバンバン買ってるわけではなく、マイニングリグが売れているというだけだと思います。

2021年のPCパーツをを振り返れば「マイニング・マイニング・マイニング・マイニング・マイニング」で言い表されると思います。

マイニングの動向に振り回された1年でした。

ここにきてようやく落ち着いてきています。

マイニングも小型のデータセンターのような規模で行うには、相当の投資が必要ですから、イーサリアムのPoS導入を知らないで大規模な投資をする業者と言うのはあまり多くないでしょう。

マイニングの市場規模と言うのはデータがありませんのではっきりしませんが、日本で言えば家庭用電源60Aの範囲内で細々とやっているような木っ端マイナーが市場に大きなインパクトを与える可能性は小さいと私は思っています。

60Aの範囲内ではせいぜい使えてもGPU10枚やそこらでしょう。

こういう木っ端マイナーは情報弱者である可能性も高いので、まだGPUを買おうとしているのかもしれませんね。

マイニングがありますので、大幅にdGPUのシェアが伸びましたが、それを抜いて考えると、今後ゲームを快適にプレイできるラインである1080P、60FPSに近づきつつある、iGPUのシェアが伸びる可能性は高いと私は考えています。

 

-その他
-

Copyright© 自作ユーザーが解説するゲーミングPCガイド , 2022 All Rights Reserved.