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Intel Arc Alchemist GPUがLinuxプラットフォームで「Resizable BAR」をサポートするようになりました。

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2020年、AMDとNVIDIAがResizable BARのサポートを開始し、話題となりましたが、Intelも次期Arc Alchemist GPUで同技術のサポートを開始することを確認しました。

Intel Arc Alchemist GPUはLinuxでResizable BARをサポートするようになる。

Phoronixの報告によると、最新のLinuxグラフィックカーネルは、パッチ内で「Resizable BAR」またはReBARのサポートに言及しています。

最新のパッチは、Linuxxプラットフォーム上のIntelのカーネルグラフィックスドライバのための小さなBAR回復のサポートを含んでいます。

以下は、そのパッチの内容である。

DG2からは、デバイスのローカルメモリにサイズ変更可能なBARをサポートしますが、最終的なBARサイズがローカルメモリの総サイズより小さくなる場合もあります。このような場合、ローカルメモリの一部のみがCPUからアクセスでき、残りはGPUからしかアクセスできなくなります。このシリーズでは、ローカルメモリの全領域を使用できるようにするために必要な基本的なイネーブラを追加しています。

Phoronixより

Linux 5.17でパッチが配信されたことを考えると、早ければLinux 5.18でResizable BARサポートが追加されることが予想されます。

従って、もしユーザーがLinuxエコシステム内でIntelのGPUでReBARを利用したいのであれば、最新のLinuxとMESAビルドにアップグレードする必要がある。

Intelはすでに300シリーズからデスクトップでResizable BARをサポートしており、他のGPUメーカーがデスクトップとラップトップの両方でこの技術を提供していることを考えると、IntelもArc Alchemist GPUのラインナップで同じルートをたどる可能性がある。

ReBARは基本的にディスクリートGPUのメモリ空間をどれだけマッピングできるかを定義しており、現在のPCは通常256MBのマッピングメモリに制限されています。

BARを使用すると、システムはGPUメモリのすべてにアクセスすることができ、ボトルネックを取り除いて高速なパフォーマンスを実現することができます。

これまでのところ、BARは、あるタイトルでは性能が向上し、他のタイトルでは性能が向上しないなど、さまざまな性能の数値を示しています。

また、BARを有効にするとシステムのパフォーマンスが低下するケースもありますが、それはごく一部なので、有効にしておくことは悪い考えではなく、Intelがこのような機能のオープンソース化に向けて取り組んでいるのは素晴らしいことです。

ソース:wccftech - Intel Arc Alchemist GPUs To Get Resizable BAR Support on Linux Platforms

 

 

 

解説:

AMDのスマートアクセスメモリは全GPUチップメーカーが採用

名前は違いますが、AMDが始めたスマートアクセスメモリは全てのチップメーカーが採用することになったようです。

intel ARC AlchemistもLinux 5.17でパッチが配布されたようですので、5.18から標準になると元記事では分析しています。

AMDがSAMを出してからnvidiaも慌てて対応しましたが、Intelも例外ではないようです。

今までは最新技術はnVidiaが引っ張っていくというのが通例になっていたのでこういうのは珍しいです。

Intelは今のところ、XeSSにしてもResizable BARにしても後追いですが、第二世代目以降はIntelがけん引する技術も出てくるはずです。

Intelに引き抜かれたRaja氏は「AMDはソフトのサポートが弱すぎる」と言っていたわけですし、恐らくはそうなると思いますし、そうでなければブランドは作れません。

Intelが新しい技術を出してきた時が本当の闘いの始まりであり、nVidiaがAMDがどんな風にそれに対抗していくのかが今後のポイントになると思います。

 

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