AMDは、Radeon RX 6700 XTの2つのモデルを販売する
AMDは、異なるTGPを搭載したRX 6700 XTグラフィックスカードの2つのバリエーションを発売すると言われています。
これは、実際には2つの6700 XTの亜種について聞いたのは初めてではありません。
1月には、AMDが新しいSKUの2つのバリエーションをパートナーに提供していることをお伝えしました。
そのうちの1つは厳密にはオーバークロックモデルのためのもので、後者はストックカードやリファレンスベースのカードのために保管されることになる。
Coreteks氏の情報はもう少し先の話だ。
彼は、これらのバリアントはASIC AとASIC Bと呼ばれていると主張している。
Aバリアントは、すべての工場でオーバークロックされたモデルに使用される。
一方、Bバリアントは、リファレンスデザインとオーバークロックされていないバリアントで利用可能です。
Coreteksによると、RX 6700 XTは、新しいSKUが置き換えているRadeon RX 5700 XTよりも平均で20~25%高速になるという。
これが消費者にとってどのような意味を持つのかは不明だが、AIIBはAバリアントの方が高額になると言われている。
AMD Radeon RX 6700 XT ASICのバリエーション ソース: Coreteks
ASICのA&Bセグメント化は、過去にいくつかのGPUで利用可能だったNavi XTやXTXのようなものとは比較にならないことは注目に値する。
これらのチップは、AIIBがセレクトカードを少し高くオーバークロックするチャンスを与えてくれるプリビン化されたチップでした。
Navi22のセグメンテーションは、多かれ少なかれ人為的な電力制限である。
また、クロック速度が確定していないことも言及されているが、メモリ速度はNavi21モデルと同じ16Gbpsになると予想されている。
これは、RX 6700 XTカードの帯域幅が384GB/sとなり、RX 5700シリーズよりも64GB/s遅くなることを意味します。
ただし、これはInfinity Cacheの速度を考慮したものではないので注意が必要です。
噂のAMD Radeon RX 6000シリーズのスペック
Radeon RX 6900XT | Radeon RX 6800XT | Radeon RX 6800 | Radeon RX 6700XT | Radeon RX 6700 | |
GPU | Navi 21 XTX | Navi 21 XT | Navi 21 XL | Navi 22 XT | Navi 22 XL |
演算 ユニット数 | 80 | 72 | 60 | 40 | 不明 |
コア数 | 5120 | 4608 | 3840 | 2560 | 不明 |
ブースト クロック | 2250MHz | 2250 MHz | 2105 MHz | 不明 | 不明 |
メモリ容量 ・種類 | 16GB G6 | 16GB G6 | 16GB G6 | 12GB G6 | 6GB G6 |
メモリバス幅 | 256-bit | 256-bit | 256-bit | 192-bit | 192-bit |
メモリ速度 | 16 Gbps | 16 Gbps | 16 Gbps | 16 Gbps | 不明 |
TGP | 300W | 300W | 250W | 230W/189W | 不明 |
発売時期 | December 2020 | November 2020 | November 2020 | March 2021 | 不明 |
ソース:Videocaardz.com - AMD Radeon RX 6700 XT to be available in two variants
解説:
RX6700XTは2つのモデルが存在する
OC前提のモデルとそうでないモデルと言われています。
ひょっとしたらメモリ容量でも差が付けられるかもしれませんね。
分かりにくいので、RX6700XTXなど型番でも変えてほしかったところです。
TGPでもかなり差が付いているので、単純に動作クロックも違うのでしょう。
RX6700無印はメモリ6GB確定のようで、こちらがRX5600XTの後継になるのでしょう。
バス幅が192bitでクロックが16Gbps、メモリの帯域幅は384GB/sですが、RX5700/XTの448GB/sと比較すると、64GB/s遅いです。
ここは本文中にもあり通り、インフィニティ・キャッシュで補完するのでしょう。
最終的な性能はRX5700XTと比較すると+20-25%程アップするようです。
逆に言えば、そこまでしかアップしないということです。
クロックの上昇分も考えると、SPコア単体当たりの能力はほとんどアップしてないと考えてもよさそうです。
RX6900/6800シリーズはインフィニティ・キャッシュによってゲーム能力が飛躍的に上昇しましたが、FP32演算性能自体はあまり芳しくありません。
その傾向はゲーム以外のレンダリングやエンコードなどに現れていて、BigNaviはまさにゲーム専用のGPUと言った趣です。
AMDのGPU Radeonシリーズ
Radeon 7000シリーズ
Radeon RX 6000シリーズ
※ SAPPHIREはAMD Radeon専業のメーカーであり、Radeonのリファレンス的なメーカーです。