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AMDがRyzen 3 1200 CPUをZen+アーキテクチャで更新

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AMDは、Ryzen 3 1200 CPUをZen +アーキテクチャで更新したと伝えられており、現在消費者に提供しています。

4つのスレッドと4つのコアの構成を特徴とするこのCPUは、ブースト周波数が3.1 GHz(ベース)から3.4 GHzのどこでも動作できます。

AMDは当初3年弱前の2017年7月に発売され、このCPUをZen +アーキテクチャーで更新することを決定しました。

これにより、小さなIPC増加、ターボブースト速度の向上、キャッシュの高速化、メモリコントローラーの向上などの改善がもたらされ、より高速なDDR4モジュールのサポートが向上しました。

新しい "Zen +"リビジョンは以前のモデルと同じ仕様ですが、唯一の違いは、Zen +の新しい12 nm製造プロセスといくつかのアーキテクチャの変更です。

クロック速度など、その他の仕様は同じです。

CPUはドイツのサプライヤーによって54.73ユーロ(約60ドル)で記載されています。

このリビジョンには、「YD1200BBM4KAFBOX」というコードで異なるパーツ番号が付けられています。以前の14 nmモデルは「YD1200BBM4KAEBOX」でした。

ソース:techpowerup - AMD Updates Ryzen 3 1200 CPU with Zen+ Architecture

 

解説:

なぜかRyzen3 1200をZen+アーキテクチャーで更新

AMDはPinnacle RidgeをZen+アーキテクチャーで更新するようです。

価格は約60ドル、1ドル130円で日本円に換算すると7800円ほどになります。

Zen2アーキテクチャーのRyzen3の情報も先日リークしましたが、ここにきて俄かに低価格帯のCPUを相次いで更新するようです。

確かにX570と併せるとZen2コアのCPUはミドルレンジ以上の価格帯になりますが、どうもB550の発売に合わせて、AMDは全面的に低価格帯への攻勢を強めるつもりのようです。

ちょっと前まではCore i7も4コアでしたが、ついに4コアがローエンドという時代がやってきました。

Summit Ridgeの型番を使うのは紛らわしいことこの上ありませんが、Summit RidgeとPinnacle Ridgeの性能差はあまり大きくありませんので、同時に販売されても大して問題は発生しないという判断なのかもしれません。

Comet Lake-SのCore i3も4コア8スレッドになりますし、ここ数年のCPUの進化はすさまじいものがあります。

 

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