Ryzen Masterが少し前に更新され、最速のコア見つけて通知する便利な機能が組み込まれました。
Ryzen Masterは、金の星印を表示して各CCXの最速コアを識別し、2番目以降に速いコアなども示し昨日をRyzen Masterビデオで説明しました。
これらのコアは、チップの製造中に工場でフラグが付けられ、チップに焼き付けられているため、その日によって変わったりはしません。
しかし、最近、Ryzen Masterが最速のコアとしてフラグを立てたもの以外に、Windowsがどのようにコアを識別しているかについて多くの議論がありました。
それでは、どちらが正しいのでしょうか?
AMDのロバート・ハロックによると、両方とも正しいです。
彼は今回、AMDフォーラムではなくRedditに参加して、この状況をかなり詳細に説明しました。
WindowsとRyzen Masterは、どちらも最速のCPUコアを正しく特定します。
コアの性能の順位はは工場で特定され、ファームウェアによって報告され、両方の順位が同じデータに基づいています。
しかし、WindowsとRyzen Masterの目標は、最速のコアを特定する際に大きく異なるため、矛盾が発生する可能性があります。
混乱を小さくするために、Ryzen MasterとWindowsを連携させる予定です。
詳細をご希望の場合は、お読みください。
ぜひ読んでください!
ロバートの発言を掘り下げたいと思う人は、コアがどのようにフラグ付けされるのか詳しく説明するので、Redditの全記事をフォローしてください。
しかし、AMDはRyzen Masterを更新してWindowsと同じ方法を使用して最速のコアにフラグを付けたため、今後は不一致を心配する必要はあまりなく、「最速のコア」を監視するために使用するものに関係なくコアは正しく性能順に並びます。
AnandtechのAndreiは、Ryzen Masterのフラグ設定とWindowsの違いを、例として自分のRyzen 7 3700Xを使用して説明した優れた記事を執筆しました。
しかし、AMDがコアの性能順位に関する詳細を公開して、コアの性能順位に興味がある人や関心のある人のために、多くの情報がより良いものであることを願っています。
ソース:wccftech - AMD Confirms Both Windows AND Ryzen Master Are Correct On Fastest Core Selection?
解説:
ちょっと前にWindowsがRyzen3000シリーズのコアの性能に関係なく、ブーストするコアを決定するため、一番性能の良いコアを仕様するように設定しなおすと性能が上がるという話が出ていました。
参考:AMDカスタム電源プランにより、Ryzen 3000 CPUのターボ速度が250MHz向上し、Ryzen 9 3900Xでは最大4.6GHzが可能になりました!
この情報に関するより詳細な情報です。
元々この情報は工場出荷時にチップの中に持っているとのことですがWindowsとRyzenMasterでデータの処理方法が違うため、違った結果になっていたようです。
しかし、RzenMasterをアップデートして、この問題はすでに解決ました。
こういう話を聞くとAMDらしいなあと思います。
7nmという世界初の最先端プロセスを使い、世界最高レベルの一般向けCPUを発売したことによってさまざまなソフトウェアサポートが追い付いていないようです。
発売から半年近くたってようやく、数々の問題が解決し始めました。
このソフト的なサポートの弱さがAMDの欠点なわけですが、そうそう簡単には解決しないようです。
私はNaviはもっていませんので確認はしていませんが、NaviもVRSというGPUの負荷を軽減する機能が有効になってないようですので、こちらの問題も早急に解決する必要があるでしょう。
Naviが思ったより爆熱なのはこちらも関係していると思います。
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