ZOTAC GeForce GTX 1650には電源コネクタは不要です
これがZOTACのGeForce GTX 1650の世界初の外観です。
このカードはシングルファンのMini-ITXフォームファクタデザインです。
HDMI、DisplayPort、Dual Link DVI-Dの3つのディスプレイコネクタが装備されています。
設計から本当に際立っているのはどんな電源コネクタも必要ないことで、それはTuring TU117ベースのGeForce GTX 1650を動作させるのに75W未満であるこが確認できます。
GeForce GTX 1650は、これから2週間後に発売される予定です。
このSKUは、カジュアル1080pゲームのエントリーレベルのセグメントを占めます。
写真はソースのVideocaardz.comの記事で確認してください。
ソース:Videocardz.com - ZOTAC GeForce GTX 1650 leaked
解説:
Geforce GTX1600シリーズの最下位モデルGeforce GTX1650の写真がついにリークしました。
参考記事:NVIDIA GeForce GTX 1650ゲーミングベンチマークが、AMD Radeon RX 570よりも速いとリーク - 伝えられるところによれば4月22日に販売
上の記事にリークしたベンチマークの結果がありますが、Radeon RX570とGTX1060の間くらいの性能ということになります。
これはFullHDで少しオプションを落とせば60FPS出せるくらいの性能です。
GTX1650Tiというモデルも用意されているという話ですが、こちらはRadeon RX580と同程度の性能で、GTX1060より上の性能になるといわれています。
補助電源無しでこの性能が手に入るのであればエントリークラスのビデオカードや、ロープロファイルのみのビデオカードしか使えない環境で革命を起こす可能性があります。
TuringはPascalの同グレードモデルよりちょっとずつ消費電力が増えているので、ひょっとしたら補助電源端子があるかもと思っていましたが、これによってGTX1660は完全に要らない子になってしまいました。
GTX1660の性能だとどう捻っても4Kは無理ですので使われるシーンが限られます。
多くの場合、FullHDまでだとフルオプションにしてもGPUのメモリ使用量は4GBを超えません。
よってこのGTX1650はかなり合理的なスペックということになります。
Radeonは絶対に買わない層がいるので、AMD製GPUではGeforceキラーにはならないところがありますが、こいつはnVidia純正のGTX1660キラーになりそうです。
このクラスになると多少の性能より、補助電源端子が必要かそうでないかですべてが決まってしまうことが多いので、GTX1650の方が圧倒的に必要とされるケースが多いでしょう。
実は私も自分用PCはサイトの更新や情報収集、Youtubeの閲覧くらいしか使ってないので、補助電源無しを見たとたんに欲しくなりましたが、これを買ったら絶対にNaviを買わなくなるので我慢しようと思います。(笑
GTX 980からわずか二世代、4年で、補助電源無しで、やや劣りますがほとんど同じ性能を実現したということになります。
※ GTX1060がGTX980のやや下の性能になります。
まあ、おそらくは実売2万円は超えると思いますので、コスト的にはRX570の方が相変わらず有利でしょう。
CUDAコア数がどの程度になるのかなどの詳細は残念ながら明らかにならなかったようです。
予定には全く上がっていませんので、おそらくは出ないと思いますが、ファンレスでGTX1050と同程度の性能のGTX1630が出ると面白いですね。
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