NVIDIAがGeForce RTXとGeForce GTXの両方のオプションで主流とエントリーレベルのグラフィックスカードを提供することを計画しているようにです。
この情報は、GeForce GTX 11シリーズ名付けられ、GeForce RTX 20シリーズカードと共存することになるGPUの新しい主流のラインナップが作成されているとVideocardz.comが報告しています。
NVIDIA GeForce RTX 2060をエントリーレベルのレイトレーシングオプションに - レイトレーシング非搭載のカードはすべて、GeForce GTX 11シリーズファミリーのブランド名であるとされる
NVIDIAが間もなく、新しいGeForce RTX 2060グラフィックスカードを発表することになるという、複数の報告を聞いています。
RTX 2070と同じTU106 GPUコアを搭載したRTX 2060は、192ビットバスインターフェイスで動作する6GB GDDR6 VRAMとともにわずかに削減されたコア構成を備えています。
総合的な性能はGTX 1070 Tiに近く、1920 CUDAコアとエントリーレベルのレイトレーシングパフォーマンスを期待出来ます。
GeForce RTX 2060が来月発売される一方で、エントリーレベルのTuring RTXになるだろうと報告されています。
NVIDIAはTuring GPUを主流のカテゴリーに拡張することを計画していると伝えられているが、それらはGeForce GTXラベルを使い続ける別のファミリーの下でブランド化されるだろう。
これは、GeForce 11シリーズと呼ばれ、GeForce 10シリーズPascalカードの後継としてなるだろう。
これらのカードはTuringアーキテクチャに基づいていますが、レイトレーシングコアは、その機能を提供できる性能に達していないため存在しません。
また、レイトレーシングGPUは12nmプロセスノードで製造するので高価になりますが、NVIDIAが250USドル以下のグラフィックカードでは前シリーズよりダイが大きくり、避けたいと思っているからです。
GeForce RTX 2060はTuring TU106 を使いますが、そのようなラインナップで発売される最初のカードはGeForce GTX 1160です。
このカードはTuring TU116 GPUに基づいていると言われています。
Turing GPUのコードネームが11シリーズの場合、TU11 *シリーズのGPUはGeForce 11シリーズ専用です。
もっと興味深いのは、ExpreviewがGeForce GTX 1160をGeForce GTX 1660 Tiとして言及していることです。
NVIDIAが新しいカードにどのような名前を付けるかを見るのは興味深いことですが、中国の人々が投稿した初期のマーケティング資料には、Turing ShadersのみがRay Tracingの言及なしに新しいカードで利用できるということが示されています。
解説:ついにRTX/GTX2060の種明かしがされました。
RTX2060=TU106のカットオフモデルでレイトレーシングあり
GTX1160もしくはGTX1660TiがTU116もしくはTU166というレイトレーシングコアのないTuringになるようです。
これで、最初の方に流れていたGTX1100シリーズの謎が解けましたね。
この記事のもとになっているVideocardz.comの方はRTX2050に該当するモデルはないという話も上がっています。
以前から懸念されていた、12nmでRTコアを搭載したダイを使うとレイトレーシングが実現できるほどの性能が出ないにも関わらず、コストが上がるからということのようです。
GTX1150またはGTX1550として後から出るのかどうかはわかりません。
いずれにしてもRTX2060とGTX1160は来年早々に出るということのようです。
順番としてはGTX1160シリーズから先、RTX2060は後というように読み取れます。
クリスマス直前になってこんな話が出るとはびっくりです。
欧米はこの期間はみんな仕事しないので、リークもお休みかと思っていましたが、そんなことはなかったですね。
さすがにこれからクリスマス過ぎるまでは出ないと思いますが・・・。
RTX2060=GTX1070Ti
GTX1160=GTX1070
くらいの感じになるのか、GTX1060と同じように6GBと3GBで差別化されるのかどうか気になるところです。
いずれにしてもあと1か月もすれば発売されていると思います。
この一番売れそうなモデルがクリスマスシーズンに間に合わなかったのは痛いでしょう。
1ゲーマーとしての希望を言えば、FullHDでVRAMが足りなくなる3GBモデルはできればやめてほしいところです。
一般の方は気にしないのかもしれませんが、3GBという中途半端なVRAMが非常に気になります。