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古いCPUを無効にするウィンドウズ11の新要件で既存の回避策は失敗 - マイクロソフトのPopCnt制限は破られないようだ

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申し訳ありませんが、Core 2 DuoでWindows 11を実行することはできません。

Windowsの専門家であるボブ・ポニー氏が、Windows 11 24H2の新しいPopCnt命令要件は、いかなる状況でも回避できないとX(正式にはTwitter)で報告している。

PopCntは、Windows 11 24H2が要求するCPU命令で、Windows 11の以前のバージョンでは要求されていない。

この命令自体の歴史は1960年代にまで遡るが、マイクロソフトがこの命令を要求するようになったのは、AIにまつわる理由からだと思われる。

ありがたいことに、PopCntは14年前のIntel NehalemとAMD Phenom IIの時代からサポートされている。

影響を受けるのは、Core 2 DuosやAthlon 64のような15年以上前のチップでWindows 11の修正版を動かしている熱心なユーザーだけだ。

setup.exeのコマンドライン引数"/product server "を使うと、Windows 11 24H2セットアップ・プログラムのシステム要件チェックをパスすることができる。

Bob Ponyは、Windows 11 24H2ビルド26058のインストールセットアップが、すでにこの新しい命令を必要としていることを発見しました。

システムがWindows 11の最小要件を満たしていない場合、(この特定のビルドの)アップグレード・ウィザードはユーザーにPopCntがチップ上でサポートされていないことを伝える。

マイクロソフトはこの要件を要件リストの一番上に置き、"このPCのプロセッサは重要な機能(PopCnt)をサポートしていません "と言う。

この "重要な "機能要件をバイパスすると、Windowsのインストール後に起動に失敗することになる。

ボブ・ポニーは、セットアッププロセス中にコマンドライン引数"/product server "を使って、Windows 11の24H2要件をすべて回避することを試みました。

しかし、セットアッププロセスが完了すると、システムは再起動後に起動に失敗しました。

ポニーの調査結果では、この新しい命令は必要であるだけでなく、24H2の機能にとって不可欠であることが確認された。

これは、どのような手段によっても迂回できない最初の主要要件である。

TPMとセキュアブートはまだバイパスできるが、PopCntはできない。

繰り返しになるが、この問題は、古いコンピューターのハードウェアでWindows 11を実行することに熱心な極めて少数のマニアにしか影響しない。

最新のシステムはすべてPopCntをサポートしている。

ソース:Tom's Hardware - Existing workarounds fail with new Windows 11 requirement that invalidates older CPUs — Microsoft's PopCnt restriction appears to be unbreakable

 

 

 

解説:

Windows11 24H2はCore 2 DuosやAthlon 64のような15年以上前のCPUでは起動すらしない。

今までWindows11の起動チェックにはバイパスする方法があり、その方法を使えば非対応と呼ばれる古いハードウェアでもインストールすることができました。

しかし、Windows12の代わりになったといわれるWindows11 24H2では15年程度以上前のCPUでは起動すらしなくなるようです。

 

もっとも・・・・

Windows11が2017年を境に使えるか使えないかを判別しているのはセキュリティの向上のためであり、知られているバイパス機能を使ってバイパスしてもWindows11が搭載している仮想化機能をベースにしたセキュリティは正常に作動していないと思われます。

詳細はimpressの以下の記事にあります。

笠原一輝のユビキタス情報局 - Windows 11はなぜTPMが必要で、CPU制限が厳しいのか? その理由を詳しく説明

この記事によると、VBSとHVCIという2つの機能に対応したCPUでないと意図したセキュリティ機能が働かない、という風に読めます。

非対応のCPUはこの2つの機能に対応していないのでしょう。

よって、正常にインストールしたように見えても正常にセキュリティが働いていない状態になっているという風に解釈できます。

そのため、使い続けることはお勧めしませんし、あくまでも単に動いているだけということになります。

Intelでいえば、第7世代の一部でも動作するCPUがあるようですが、この機能を有効にすると性能はガクっと落ちるようです。

いずれにしても往生際が悪く非対応のCPUでWindows11をバイパスして使おうとするのは本末転倒でやめたほうがよいでしょう。

後々のトラブルを避けるためにも潔く買い替えるか、別のOSをインストールしたほうが良いと思います。

今まで何度も書いてきていますが、Windowsはインフラとして社会から厳しいサポートの要請を受けてきました。

しかし、スマホのAndroidが普及し、Appleの躍進によって、もはやWindwosはワンオブゼムになりました。

Androidのサポート期間はあまり長くなく、AppleのiOSやMacOSも同様です。

Androidのサポート期間はメーカーの方針に依存しており、2-3年、MacOSも3年です。

これら世間に普及しているデバイスは社会的責任を果たすつもりのない無責任メーカーだとわたくしは思います。

最低5年はサポートしてほしいところではないでしょうか?

一方でシェアが激減したWindowsはこれ以上、社会のインフラとして過剰な責任を果たすつもりはもうないのでしょう。

Windowsは長いサポート期間を誇るが嫌われて、CoolでスマートなAndroidやMacOS・iOSは使い捨てレベルのサポートの割には賞賛されるというのはやはり信者力というものなのでしょうか。

正直、余りといえばあまりの状況だと思います。

MacOSなどFreeBSDにCoolなアイコンと壁紙とデスクトップテーマをかぶせただけですが、FreeBSDは最低サポート期間が5年で、フリーのOSよりバカっ高いMacについているOSがたったの3年でサポートを劣化させているのは笑うしかないです。

Macを称賛しているのはSDGsに反する環境破壊者でコスト意識のない頭の悪いユーザーだとわたくしは思っています。

もっと口の悪い言い方をすると「Macの信者とは脳に障害のあってコスト計算ができない人しかなれない特別な存在である」です。

Coolなら何でもいいんだよね。

 

 

 

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