35Wと65WのRaptor Lake Refreshプロセッサーのスペックが公表された。
Gigabyteは、メインストリームPC向けのインテルの非K第14世代Coreプロセッサーの仕様を偶然公表した。
興味深いことに、Intelがリリースする前にGigabyteがIntelの次期プロセッサの仕様を掲載するのは今回が初めてである。
この発表に@momomo_jpは気づかなかったわけではない。
結局のところ、インテルの第14世代Core「Raptor Lake Refresh」プロセッサーは、Raptor Lake B0とRaptor Lake C0シリコンのみを使用し、同社の第13世代Core CPUの一部のようにAlder Lakeシリコンを再利用することはない。
これは、これらのプロセッサがアンロックされた乗数を備えていれば、より高いオーバークロックの可能性があることを意味するかもしれない。
しかし、我々はロックされた部品を扱っているため、そのオーバークロック能力は適用できない。
一方、インテルや他のチップメーカーは、歩留まりを継続的に監視し、プロセス技術を調整することで性能のばらつきを抑える傾向にあるため、新しいシリコンは、コンパクトなPCを構築する上で重要な消費電力をわずかに下げる可能性がある。
CPUモデル | クロック | L3キャッシュ | 内蔵GPU | 製造プロセス | ステッピング | PBP |
Core I9-14900F | 2.00GHz | 36MB | N/A | Intel 7 | B0 | 65W |
Core I9-14900 | 2.00GHz | 36MB | Intel UHD Graphics 770 | Intel 7 | B0 | 65W |
Core I9-14900T | 1.10GHz | 36MB | Intel UHD Graphics 770 | Intel 7 | B0 | 35W |
Core I7-14700F | 2.10GHz | 33MB | N/A | Intel 7 | B0 | 65W |
Core I7-14700 | 2.10GHz | 33MB | Intel UHD Graphics 770 | Intel 7 | B0 | 65W |
Core I7-14700T | 1.30GHz | 33MB | Intel UHD Graphics 770 | Intel 7 | B0 | 35W |
Core I5-14600 | 2.70GHz | 24MB | Intel UHD Graphics 770 | Intel 7 | C0 | 65W |
Core I5-14600T | 1.80GHz | 24MB | Intel UHD Graphics 770 | Intel 7 | C0 | 35W |
Core I5-14500 | 2.60GHz | 24MB | Intel UHD Graphics 770 | Intel 7 | C0 | 65W |
Core I5-14500T | 1.70GHz | 24MB | Intel UHD Graphics 770 | Intel 7 | C0 | 35W |
Core I5-14400F | 2.50GHz | 20MB | N/A | Intel 7 | B0 / C0 | 65W |
Core I5-14400 | 2.50GHz | 20MB | Intel UHD Graphics 730 | Intel 7 | B0 / C0 | 65W |
Core I5-14400T | 1.50GHz | 20MB | Intel UHD Graphics 730 | Intel 7 | C0 | 35W |
Core I3-14100F | 3.50GHz | 12MB | N/A | Intel 7 | H0 | 58W |
Core I3-14100 | 3.50GHz | 12MB | Intel UHD Graphics 730 | Intel 7 | H0 | 60W |
Core I3-14100T | 2.70GHz | 12MB | Intel UHD Graphics 730 | Intel 7 | H0 | 35W |
今週リリースされた3つのアンロック・パーツにより、インテルのRaptor Lake Refreshファミリーは20SKUとなる。
一方、同社は今後、より安価なPentiumやCeleronブランドのモデルも投入していくと予想される。
第14世代Coreコア・ファミリーのうち、倍率が固定された6つのプロセッサーはコンパクトPC向けに設計されており、そのためプロセッサー・ベース電力(PBP)は35Wとなっている。
11個のプロセッサーはメインストリーム向けで、PBPは58W、60W、65Wです。
インテルとギガバイトは、近日発売予定の第14世代CPUのコア数をまだ公表していません。
しかし、インテルが使用しようとしているダイについての理解に基づいて、これらの製品についていくつかの推測をすることができます。
ギガバイトの偶発的な(あるいは偶発的ではない)公表により、我々はインテルの次期第13世代Coreプロセッサーのモデル番号と一般的な仕様に関する情報を得た。
しかし、これらのモデルの発売日は不明のままです。
ソース:Tom's Hardware - Vendors Share Raptor Lake Refresh Non-K CPU Specs
解説:
TDP65WのRaptorLake Reflesh無印プロセッサのスペックがリークしたようです。
基本的には全体的にクロックが落とされて、中でもベースクロックはかなり落とされているようです。
アメリカも不景気ですし、日本も円安なのでPCパーツの価格は上がっています。
いつもは起きる争奪戦もほとんどなく、普通に買える状態のようです。
日本においては円安が一服しない限りはなかなか需要は戻ってこないでしょう。
マザーボードなどは同グレードの製品が2年前の1.7倍くらいの価格になっていますので、さすがに躊躇する価格になっています。
そんな中発売された第14世代Coreは価格はこの円安の中頑張っているとは思いますが、特にお得感もなく、ライバルであるAMDは新製品無しとあまり盛り上がらない状況になっています。
暫く様子見してレビューを見てから買うか、アーキテクチャーがかなり変更になるArrowLakeまで待つという人が多いのだと思います。
私もRaptorlake Refleshをこの円安の中、高値で買うのはあまりお勧めしません。
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