Alan Wake 2』PC版動作環境確認
すべての設定にDLSSまたはFSRが必要。
Remedy Entertainmentが開発し、Epic Gamesがパブリッシャーを務める『Alan Wake II』は、2010年に発売された『Alan Wake』の続編である。
オリジナル版から13年後の世界を舞台にした『Alan Wake II』では、2人のプレイアブルキャラクターが登場する。
1人目はアラン・ウェイク本人。
彼は謎めいた暗黒の世界に閉じこめられたままだ。もう一人はFBI捜査官のサガ・アンダーソンで、アランが苦難の試練を受けた場所であるブライト・フォールズで起きた連続儀式殺人事件を捜査することになる。
Remedy EntertainmentはこのゲームのPCシステム要件を発表したばかりだが、これは紛れもなく厳しいものだ。
特筆すべきは、各階層で DLSS3 または FSR2 のアップスケーリングが必須となっており、これらのアップスケーリング技術がないとゲームが最適に動作しない可能性があることを示唆している。
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最低スペックとしては、GeForce RTX 2060またはRadeon RX 6600が必要で、1080p、低設定、30FPSでプレイするには十分です。RTX 3060/3070またはRX 6600XT/6700XTグラフィックカードを搭載したゲーマーは、より高い解像度またはより高いFPSを期待でき、中程度の設定でゲームプレイが可能です。
Ultraの要件では、RTX 4070またはRX 7800 XTグラフィックスが求められ、パフォーマンスプロファイルでアップスケーリングして60 FPSで4Kゲームに必要な性能を提供します。
レイトレーシング、特に60FPSを体験したい方には、最低でもRTX 4070または4080グラフィックスカードをお勧めします。
これらのGPUは、1080pまたは4Kで満足のいくパフォーマンスを発揮し、スムーズな60 FPSゲームプレイを体験できます。
なお、Remedy社は、RT Highプリセットの4Kは、DLSSまたはFSR Performanceプロファイルを使用した場合のみ達成可能であると指定している。
『Alan Wake II』は2023年10月27日発売予定で、対応プラットフォームはPC、PlayStation 5、Xbox Series X|Sとなっている。
解説:
ついにDLSSとFSR2で足切りしてくるゲームが登場。
FSR2の動作ハードウェアの以下の通りです。
対象アップスケーリング 解像度 | AMDグラフィック カード | NVIDIAグラフィック カード |
4K | Radeon RX 6700 XT Radeon RX 5700 (それ以上) | GeForce RTX 3070 GeForce RTX 2070 (それ以上) |
1440P | Radeon RX 6600 Radeon RX 5600 Radeon RX Vega Series (それ以上) | GeForce RTX 3060 GeForce RTX 2060 GeForce GTX 1080 (それ以上) |
1080P | Radeon RX 6500 XT Radeon RX 590 (それ以上) | GeForce GTX 1600 シリーズ GeForce GTX 1070 (それ以上) |
DLSSはRTXシリーズのみですから、実質的にはこれより下のハードウェアの足きりになります。
FSR1だともっと動作用件が低いですが、元記事の表にはFSR2と書いてあるので、性能が低いハードウェアを足切りする意味もあるのだと思います。
これをもって新しい時代に入ったかなと思います。
一応まだGeforceはGTXも使えますが、これはFSR2が対応しているからです。
nVIDIAの最大の敵は自社の旧製品ですから、新しい製品が出たら新技術は全て新製品専用にした方が売れます。
それをそのまま見ているとすべてnVIDIA製品に囲い込まれしまいますので、AMDやIntelはnVIDIAの旧製品も含めた対応をしているわけです。
何かを判断するときはそう言ったことを考えながら判断すると比較的正しい判断や自分にとっての損得が見えてくると思います。