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容量偽装USBドライブを検出するフリーウェアが登場

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スティーブ・ギブソンが開発したWindowsフリーウェア・アプリケーションは、読み取り/書き込みエラーもスキャンする。

米国のベテラン・ソフトウェア・エンジニアでセキュリティ研究者のスティーブ・ギブソンは、ギブソン・リサーチ・コーポレーション(GRC)の新しいドライブ・ツールを発表した。

ValiDrive v1.0の基本的な目的は、「あらゆるUSB大容量ストレージ・ドライブに不正に欠落したストレージがないかをスポット・チェックする」ことであり、オンライン小売店に氾濫する偽ドライブの増加に伴い、その重要性はますます高まっている。

このフリーウェア・ツールは、USB接続されたドライブの読み取り/書き込みエラーもチェックする。

格安USBドライブを購入した経験から、なぜ役に立つのかがわからないかもしれないが、ギブソン氏は先月Amazonから12台のドライブを購入し、ValiDriveが "その1台1台がインチキ詐欺ドライブである "ことを証明したと明かしている。

世界最大のオンライン・マーケットプレイスのひとつから手に入る、偽のドライブの雑多なコレクションは上の画像を参照。

ギブソンがアマゾンで買い物をしたのは、SpinRite v6.1(GRCの最高級大容量ストレージ・メンテナンスおよびデータ復元システム)のテスターが、市場に「極悪非道な」偽USBドライブが蔓延していることに腹を立てたことがきっかけだった。

これらの詐欺的なドライブは、宣伝されている容量を提供せず、容量を詐称するためにデータを破壊します。

上に、スキャン結果を示すValiDrive UIのスクリーンショットの例を示す。

GRCによると、このUSBドライブは容量2TBのデバイスとして販売されているが、ツールによって確認された容量は62GBのみであった。

ValiDriveは確かに徹底的なテストツールのようだ。

Windowsやそれ以下のsys-infoツールが、不正に記述されたドライブの容量を喜んで誤報告するのに対し、ValiDriveはストレージを「576領域の抜き取り検査」にかけ、あらゆる[USB接続]ドライブの読み取り可能性、書き込み可能性、および真のストレージの存在をテストするとしている。

ValiDrive 1.0は、私たちがGRCに期待するように、コンパクトでポータブルなアプリである。Windows 3.1の美的感覚を批判する人もいるかもしれないが、飾り気がなく機能的、あるいはレトロでかわいいと感じる人もいるだろう。

ギブソン氏のダーティーダース・アマゾン・ドライブ・テストに加え、開発者のツイッター投稿への回答者は、これまでのところValiDriveにかなり満足しているようだ。

ユーザーが詐欺ではないかと疑っているいくつかのテスト済みドライブは、そうであることが判明した。

一方、評判の良い販売者の大手ブランド・ドライブをテストしている他のユーザーからは、容量検証の成功が報告されている。

私たちは最近、偽のSSDとmicroSDカードが詰め込まれた偽の高性能外付けSSDについて報告した。

ValiDrive 1.0は現在ダウンロード可能で、フリーウェアです。

ソース:Tom's Hardware - New Freeware Detects Fake USB Drives with Inflated Capacity

 

 

 

 

解説:

USBフラッシュストレージの容量偽装を見抜くフリーウェア

ValiDrive(外部サイト)

公式HPは上のリンクをクリックしてください。

USBの容量偽装ドライブを掴まされて頭に来た海外の方がUSBの容量偽装ドライブを見抜くフリーソフトを作ったようです。

この手のソフトは今までにもありました。

H2testw、Check Flashがそれです。

中には既に使われている方もいると思います。

 

容量偽装で一番困るのは何か?

1TBとか2TBのUSBフラッシュやSSDが破格の価格で売られていてそれが詐欺ドライブだった場合、何が一番困るのかというと、2TBと謳いながら実際には62GBしかなく、それ以上データを書き込むと既存のデータに上書きされてしまうためデータを失ってしまうところです。

つまり62GB分のドライブとしてすらも使えません。

一番良いのはちゃんとしたメーカーの国内保証のある製品を使うことです。

amazonだとSandiskのmicroSDは偽物が多い印象です。

容量が偽装されていなくても中国製の聞いたことの無いメーカーのUSBフラッシュドライブだと使っているうちにデータがぶっ壊れることはよくあります。

私も購入して痛い目に遭いました。

やはり、USBフラッシュドライブはそれなりに名の通ったメーカーのものを購入するのが無難です。

こちらの記事の解説に私が推奨するフラッシュメモリ系メーカーの一覧がありますので参考にしてください。

 

USBメモリで言うとKioxiaの製品は安価でお勧めです。

私はlinux+ROCmの記事を書きますが、Linuxのインストールメディアを起動するのに使っているのはKioxiaのUSBメモリです。

他社の製品と比較すると価格が安いです。

 

 

 

 

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