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AMD Ryzen 7 7840S & Ryzen 5 7640Sがレノボ専用モバイルAPUとして登場

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AMD Ryzen 7 7840Sと7640Sが登場

AMDはRyzen 7040SシリーズのPhoenix APUの特別バージョンを用意した。

レノボのノートパソコン・ラインナップに新たに加わったLenovo Yoga Air 14SまたはYoga Slim 7 Gen 8 (14″ AMD)は、AMD Ryzen 7040Sシリーズを搭載し、薄型・軽量のノートパソコン体験を提供する。Yoga Slimプラットフォームでは、ユーザーはRyzen 5 7640SまたはRyzen 7 7840S APUのいずれかを選択できる。

これらのAPUは7040Uシリーズと同様の仕様だが、Lenovo専用にFP8パッケージを利用したカスタム仕様となっている。7640Sと7840Sモデルの完全な仕様はまだAMDのウェブサイトでは公開されていないが、最初の情報によれば、クロック速度は同一である。

同じPhoenixアーキテクチャをルーツとするRyzen Z1シリーズに見られるアプローチを反映し、電力レベルの調整が行われる可能性は十分にある。

このラップトップ・プラットフォームは現在、ヨーロッパと中国で異なる名称で購入可能だ。中国のノートPCリストには、Ryzen 7 7840Sの詳細が以下のように記載されている:

レノボは、HDR500に対応し、90Hzのリフレッシュレートを持つ14.5インチの3K(2944×1840)有機ELディスプレイを搭載している。

これにドルビーアトモスをサポートする6スピーカーが加わり、オーディオ体験の向上を目指している。

性能面では、6コアのZen4構成か8コアのZen4構成かを選択できる。ただし、6コアのバリエーションは、我々の検証によると、現在中国ではリストアップされていないようだ。

メモリは16GBまたは32GBのLPDDR5X-6400から選択でき、ストレージは512GBから1TBまで選択できる。

Yoga Slim 7 14 の価格体系は地域によって異なる。欧州では、7840S搭載ノートパソコンの価格は1432ユーロ(1564米ドル相当)で、7640S仕様の価格は100ユーロと若干安くなっている。

中国では、7840S APU を搭載した 2 つのモデルがあり、価格は 8299 人民元 (約 1140 米ドル) または 7999 人民元 (約 1100 米ドル) で、それぞれ 32GB または 16GB のメモリ構成が異なります。

ソース:Videocardz.com - AMD Ryzen 7 7840S & Ryzen 5 7640S are now available as Lenovo exclusive mobile APUs

 

 

 

 

解説:

Lenov Yoga Slim 7 14

Ryzen 7 7840U搭載のSlimノートPCです。

Ryzen 7 7840Uに搭載されている内蔵GPU Radeon 780MはGTX1650に近い性能があり、FullHDのゲームなら、オプションを中程度に落とせば快適にプレイできます。

このYoga Slim 7 14もゲームも出来るPCとしてかなり有用でしょう。

内蔵GPUが強力と言うのはそれだけで使い方の幅が広がりますので、見ていてもワクワク感が大きいです。

次世代の後継モデルはハイブリッドの12コアで、GPUのCU数も12CUから16CUに増えることが決まっています。

今後は内蔵GPUにも強力な性能が求められるということです。

最終的にはAppleのM3のようにミドルレンジからミドルハイまでカバーするような性能になっていくものと思います。

将来的なAPU、SoCはCPU側に搭載するAIアクセラレーターと内蔵GPU側に搭載されるTensorコアのようなAIアクセラレーターを両方利用してAI処理を高速化していくという姿になっていくのではないかと思います。

ミドルレンジ程度の性能のGPUでもAI処理にそれなりの威力を発揮するという風になっていくのではないでしょうか。

IntelのVPUやAMDのAIEがどのような機能に使われるのかいまだにはっきりしていませんが、そんな風になるのかなあと感じています。

 

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