NVIDIAはすでにGeForce RTX 4070 Founders Editionで改良された電源コネクターを使用している。

NVIDIAはすでにRTX 4070シリーズ用に改良された電源コネクタを展開

今週初め、Igor'sLABは、最近発表された12V-2×6電源コネクタに関するレポートを発表した。

NVIDIAとPCI-SIGは、GPUと電源間のより良い接続を確保するため、より優れたラッチシステムと変更されたピンを備えた改良版の開発に取り組んできた。

部分的な仕様によって明らかになったように、新しいコネクタはセンスピン（ケーブルのワット数を定義する4つのデータピン）を短くしている。

このかなり単純なアイデアは、ケーブルが完全に挿入されていない限り、基本的にハイパワーモードを無効にします。

NVIDIAは、このような改良されたセンスピンを備えた最初のグラフィックスカードをすでに発売しており、RTX 4070グラフィックスカードがそのような設計を採用した最初の製品であることが判明した。

大半のRTX 4070カードは8ピン設計を採用したが、MSI Gamingシリーズなど、そうでないカードも同様に改良されたコネクタを備えていた。

MSIは、Computexで展示されたように、この新しい「12V-2×6」コネクタを今後の電源装置にも採用した。

GeForce RTX 4070 FE以来、NVIDIAはすでに、かなり凹んだピンを持つ改良型12VHPWRコネクタを使用しています！GeForce RTX 4080 Founders Editionが、わずか0.45 mmのオフセットを持つCEM 5.0のヘッダーに依然として依存しているのに対し、GeForce RTX 4070 Founders Editionは、発売以来、12V-2×6コネクターと同様に、1.7 mmの内側にオフセットを持つ改良型を使用しています。
- Igor'sLAB

これはまだ12V-2×6ケーブルの完全な実装ではないかもしれない。

実際、公式のコミュニケーションでは、RTX 4070が改良された電源コネクタを搭載していることさえ言及されていない。

MSIの設計もH+と表示されているが、これは古い12VHPWR設計を指している。

しかし、その証拠は明らかで、電源コネクタの設計には明らかな変更があった。NVIDIAがこのようなデリケートな話題に触れて言及したくなかっただけかもしれないし、MSIがこの単純な変更で新しいGPUの安全な接続を確保したかっただけかもしれない。

RTX 40シリーズの次の製品であるRTX 4060 TiとRTX 4060モデルは、すでに8ピンの電源コネクタを独占的に採用していたため、RTX 4070は、このデザインの電源コネクタを採用した最初のカードとなった。

この技術革新について、NVIDIAから直接、近いうちにさらに多くのことが明らかになることを期待したい。

ソース：Videocardz.com - NVIDIA already using modified power connector on GeForce RTX 4070 Founders Edition

解説：

12V-2×6電源コネクタは既に採用されているのか？

と言う話が出ています。

RTX4070は12VHPWRが採用されていますが、MSIのRTX4070には既に改良されたコネクタが搭載されているのではないかとされています。

RTX3090Tiには12VHPWRが採用されていました。