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NVIDIAのGeForce RTX 4000シリーズ用巨大クアッドスロットクーラーの写真を追加

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GeForce RTX 40グラフィックスカード用クーラーの試作品が再び発見される

TITAN ADAクーラーまたはRTX 4090 (Ti)テストボードの可能性を示すものが再び出現したが、それが本当に何であるかはわからない。

 

NVIDIA RTX 40のプロトタイプクーラーとされる新たな写真がソーシャルメディアで目撃された。元ソースはGoofishプラットフォームと思われ、誰もが中古ハードウェアを購入できる場所であり、この場合は公式には販売されていない。

このクアッドスロットクーラーは、PCBがサイド(マザーボードと平行)にマウントされた大型ヒートシンクを特徴とする以前のリーク情報と一致しているようだ。

このような一風変わったPCBデザインを採用したコンシューマー向けグラフィックスカードはこれが初めてだろう。

この度繰り返されるリークの唯一の問題は、毎回異なる製品、RTX 4090 Ti、RTX 4090、または次世代TITANとして言及されていることだ。

以前リークされたいくつかの写真には、特徴的なゴールドのクーラーシュラウドが写っていたため、このようなクーラーがTITAN用に検討されていたことは間違いない。

同時に、GPUフレームはRTX 4090 GPUに言及しており、この件に詳しい人々は、最終デザインには選ばれなかった初期のプロトタイプクーラーであると説明している。

このプロトタイプ・クーラーが登場してからどれほどの時間が経ったかを考えると、このクーラーがRTX 4000 GPUに搭載されるのを見ることはないだろうと思われるかもしれないが、数カ月ごとに少しずつ詳細が明らかになって再登場するのは興味深い。

このクーラーは、PG137と呼ばれる番号のボード用に作られている。

今はどのSKUにも採用されていませんが、もしNVIDIAがラボで似たようなものを持っていれば、すぐにこの冷却設計と結びつくかもしれません。

このクーラーの最も特徴的な点は、90度の角度をつけたPCBを除けば、ディスプレイコネクタが互いに積み重なっていることだ。

PCBが右側に配置されているため、これは明らかに理にかなっている。

 

このクーラーは間違いなくコレクターズバリューが高いが、何台製造されたのか、将来的にどのグラフィックカードのSKUに採用されるかは不明である。

また、特殊なPCB設計が必要なため、他のグラフィックスカードでは使用できないため、マニアにとっては何の役にも立たない。

ソース:Videocardz.com - NVIDIA’s massive quad-slot cooler for GeForce RTX 40 series pictured some more

 

 

 

 

解説:

一時期話題になっていたFE版で巨大な4スロットのクーラーを装備するテストカードの写真が出てきました。

RTX4090Tiに使われるのではないかと一時期まことしやかに語られていましたが、今のところどうなるのかはわかりません。

ここで話が終わると短すぎるので、nVIDIAの高価格政策を支えるものは何かと言うことを語ってみたいと思います。

今のGPUはどんどん巨大化していますが、それはnVIDIAが高価格政策を正当化するためと言う側面があると思います。

当然ですが、3スロットクーラーと4スロットクーラーでは4スロットクーラーの方が価格が高いです。

しかし、3スロットで198,000円のGPUと4スロットで298,000円のGPUがあった場合、価格に占めるクーラーの原価の割合は相対的に小さくなります。

その上で3スロットより4スロットの方がOCが出来て性能も高くなります。

nVIDIAが高価格政策を買い手であるユーザーに認めさせるにはとにかく高性能にしていくというのが一番わかりやすい指標です。

結果として、ギリギリまでファクトリーOCして性能を高め、巨大なクーラーを装備する怪物のような巨大なGPUが出来上がるということになります。

二番手であるRTX4080とトップモデルのRTX4090の間に価格差と1CUDA当たりの価格(つまりコスパ)に差があるのは高価格を正当化するのが如何に難しいのかと言うのを物語っています。

nVIDIAはGeforceと言うブランドを確立していますが、これはAppleの持つブランドとは少し違います。

Appleはもちろん性能もありますが性能以外のクールでスマートと言うイメージを作って高価格を正当化しており、nVIDIA製品のブランド価値は主に性能です。

ですから、純粋にブランドと言うにはちょっと違うかもしれません。

RTX4000世代からRX7900XTXは追従できなくなりました。

AMDの関係者が見ていたら気を悪くするかもしれませんが、それでもこれは認めざるを得ない事実でしょう。

RX7900XTXのライバルはRTX4090ではなく、RTX4080だと思います。

そして、RTX4090とRTX4080の間には埋めがたい性能的な差があるのも事実だと思います。

これはnVIDIAがひたすら高性能化を目指してきた結果だと思います。

RTX5000シリーズはnVIDIA史上最大の性能飛躍と言われていますが、Radeonがそれについていけるのかどうかは未知数です。

RX7900XTXはライバルがRTX4080であるように、RX8900何某(?)のライバルがRTX5080に出来るのかはまだわかりません。

RX8900何某(?)のライバルはRTX5070になるのではないか、そう言う可能性があるのではないかと私は考えています。

RTX5000シリーズ世代ではAMDもIntelもnVIDIAに引き離されずに生き残ることが出来るのかどうかの戦いになるのではないかと私は考えています。

 

とにかく、nVIDIAの高価格政策を支えているのは圧倒的な性能であり、それを正当化するためならば4スロットでも5スロットでも出してくるのではないかと思いますし、元記事の写真のようなGPUが実際に出ても何もおかしくないと思います。

もし元記事の写真ような製品が実際に出てくるならば、RTX5090もしくは次世代のフラッグシップは隔絶した性能と大消費電力、巨大なクーラーを装備した怪物モデルになるのは確実でしょう。

何せ、TSMCの3nmが使われると言われていますし、それをさらにしばいてしばいて極限までファクトリーOCするのでしょうから。

 

 

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