GeForce RTX 4070の希望小売価格はRTX 3070 Tiと同じになる。
RTX 4070をRTX 4070 Tiより200ドル安くする。
RTX 4070 non-Ti SKUの価格を599ドルに決定したと報じられています。
この情報は、通常各発売前に行われるプレスブリーフィングで確認された。レビュアーたちは、来週早々にRTX 4070のテストユニットが到着することを期待しています。
私たちは3つの情報源からこの価格を確認しましたが、NVIDIAは価格に関して土壇場で変更することで知られているので、注意してください。
599ドルで、RTX 4070は、当初899ドルで販売されていたRTX 4070 Tiよりもずっと安くなる。
思い出してほしいのは、Tiモデルは当初RTX 4080 12GBと呼ばれていたが、コミュニティの反発を受け、NVIDIAはこのカードの「発売中止」という驚くべき決断を下した。
同じカードで新しい名前のものは、数週間後に799ドルで発売されました。
RTX 4070の価格設定は、発売時のRTX 3070 Tiと同じにするためです。
興味深いことに、この価格は発売から1.5年後(2021年6月)でもあまり変わっていない。
RTX 3070 TiとRTX 3060 TiのSKUは、Ampereのカードの中で最も人気のあるものでした。
スペック的には、RTX 3070と同数のコア(5888 CUDA)を搭載するが、メモリはGDDR6Xテクノロジーにアップグレードされ、4GBの容量が増える予定だ。
メモリバスは192ビットと狭くなるものの、21Gbpsのモジュールにより最大帯域幅が向上する予定です。
RTX 4070は、4月13日に発売されることが決定しています。何か変更があれば、またお知らせします。
NVIDIA RTX X070クラスのGPU
RTX 4070 Ti | RTX 4070 | RTX 3070 Ti | RTX 3070 | |
ボードSKU | PG141-SKU331 | PG141-SKU34X | PG143-SKU15 | PG142-SKU10 |
アーキテクチャー | Ada (TSMC 4N) | Ada (TSMC 4N) | Ampere (SAMSUNG 8N) | Ampere (SAMSUNG 8N) |
GPU | AD104-400 | AD104-250 | GA104-400 | GA104-30X |
CUDAコア数 | 7,680 | 5,888 | 6,144 | 5,888 |
ベースクロック | 2310 MHz | 1920 MHz | 1575 MHz | 1500 MHz |
ブーストクロック | 2610 MHz | 2475 MHz | 1770 MHz | 1725 MHz |
最大FP32 演算性能 | 40 TFLOPS | 29 TFLOPS | 22 TFLOPS | 20 TFLOPS |
メモリ容量 ・種類 | 12 GB G6X | 12 GB G6X | 8 GB G6X | 8 GB G6 |
メモリバス幅 | 192-bit | 192-bit | 256-bit | 256-bit |
メモリ速度 | 21 Gbps | 21 Gbps | 19 Gbps | 14 Gbps |
メモリ帯域幅 | 504 GB/s | 504 GB/s | 608 GB/s | 448 GB/s |
TDP | 285W | 200W | 290W | 220W |
インターフェイス | PCIe Gen4 x16 | PCIe Gen4 x16 | PCIe Gen4 x16 | PCIe Gen4 x16 |
小売価格 | 799 USD | 599 USD | 599 USD | 499 USD |
発売日 | 2023/01/05 | 2023/04/13 | 2021/06/10 | 2021/05/08 |
ソース:Videocardz.com - NVIDIA GeForce RTX 4070 to retail at $599
解説:
RTX4070無印は$599になる?
以前までRTX4070は$749になるという恐ろしい噂が有力視されていましたが、やはりそれでは売れないと思ったのか、150ドル下げて$599になるという噂が出ました。
GA104のフルシリコンだったRTX3070Tiと同じ価格と言うのは、ちょっと高いかなと思いますが、まあ、このくらいは仕方ないんですかねえ。
ぶっちゃけ、RTX4070無印が$749だとそれに引っ張られて下のモデルも価格設定が高くなる可能性が高く、今世代は10万円以下のモデルは出ないということになりかねなかったので、今になって常識的な価格が飛び出してくるのは一安心です。
下のモデルが100ドル刻みで出るとしても
- RTX4060Ti・・・$499≒93,313円
- RTX4060無印・・・$399≒74,613円
- RTX4050・・・$299≒55,913円
このようになります。
※ 計算に当たってはRTX4070Tiの$799≒149,800円を元にしています。
nVidiaに常識的な計算が出来る人が残っていて一安心です。
ただ、これでも5.5万円はローエンドなのか?と言う問題はありますよね。
Intel、AMD両社は是非ともローエンドで6/8GBで30000円くらいのモデルを設定してほしいところです。
ここでも何回も書いていますが、ローエンドに行くに従ってブランドへのこだわりは無くなっていき、予算が重要視されるようになります。
nVidiaが安売りしたくないということであればローエンドGPUはブルーオーシャンですのでものは考えようですね。
人気絶頂のGeforceですが、初心者やライト層がPCゲーミングの入り口として主に購入するローエンドをラインナップしなくなった製品がどのような末路をたどるのか興味があります。
マイナスにはなってもプラスになることは絶対にないと断言できますね。
ブランドを新しく作ってでもローエンドのラインナップは残しておくべきだと思います。
nVidia RTX4000SUPER
nVidia RTX4000
nVidia RTX3000シリーズGPU
RTX3060 12GB GDDR6
RTX3050 6GB