まず、本題に入る前にお知らせから。
CPUのベンチマークテストに関して参考として掲載するベンチマークソフトウェアをGeekbench4からCinebench R15に変更いたしました。
参考記事:CPUの性能
変更した理由は、Geekbench4とPassMarkの結果の傾向が同じであることと、どちらがより多くのサイトやユーザーさんに使われているか、支持されているかを考えた場合、やはり商用の3Dモデリングソフトを発売しているソフトメーカーであるMAXONが公開しているCinebench R15に軍配が上がるのではないかと思ったからです。
以前から「同じような傾向のテストを二つ並べてもあまり意味がないな」と思っていましたが、この機会に思い切って変更することにしました。
またGeekbench4は有償のソフトであることも理由の一つです。
テスト項目がほぼCPUの性能を測定する単機能のみのソフトが有償ということになると導入されるのに二の足を踏まれる方も多いと思います。
Cinebench R15はCPUの演算結果の差がリニアに反映される傾向が非常に強いため、純粋にCPUの演算能力を比較することが出来ます。
Geekbench4、Passmarkとは結果の傾向が大きく違います。
また、フリーのソフトであることからも非常に使い勝手が良いですし、皆さんも現在お持ちのPCで実行していただければ、どのくらいの性能差があるのか実感してもらえるのではないでしょうか。
それでは本題に入ります。
現在、ベンチマークテストの選定をしているところです。
準備が整い次第、順次実機のレビューも行いたいと思いますが時期は未定です。
当サイトの実機レビューでは最低限度
- 3DMark・・・ゲーム性能
- PCMark10・・・総合的な性能
- Cinebench R15・・・CPU性能
- MaxxMEM2・・・メモリ性能
- Crystal Disk Mark・・・SSD・HDDの性能
を使用して性能を測定していく予定です。
また、当サイトで推奨PCを出しているゲームである
- FF14 紅蓮のリベレーターベンチマーク
- PSO2キャラクタークリエイト体験版 EPISODE4
も使用する予定です。
更にハイエンドマシン向けには非常に重いベンチマークテストとして有名な
- FF15ベンチマーク
を使用する予定です。
3DMarkについてはすべてのテストを行うには有償版を購入する必要性がありますが、ゲーム性能を測定するこの世界のデファクトスタンダードですので、その結果は多くの人の目から見て、公平でわかりやすいのではないかと思います。
実機をお持ちの方はフリー版だけではなく、製品版(Advanced Edition)を購入されることをお勧めします。
Steamで購入すると\2,980ですが、公式サイトで購入するとこの記事を書いている現在、\894で購入することが出来ます。
※ 購入にあたってはクレジットカード・デビッドカード・Paypalが必要です。2018/7/30までのようです。
7割引と非常にお得な価格ですので、迷っている方がいるならばこの機会を逃さずに購入されることをお勧めします。
また、PCMark10もすべてのテストが実行できる製品版(Advanced Edition)が7割引きの\894で購入することが出来ます。
PCMark10に関しては、ゲーム以外の用途ではどのくらいの性能があるのかの目安として使っていただけるではないかと思います。
さらに、Cinebench R15、MaxxMEM2、Crystal Disk Markを使用して、コンピューターの性能を語る上で必須となるCPU性能・メモリ性能・ストレージ性能の三つを測定します。
これらに加えて、ゲームメーカーが公式で出している上に挙げたベンチマークソフトを幾つか使っていく予定です。
また、準備が出来次第、実際のゲームの性能(フレームレート)も測定していく予定ですが、当面の間は上記のベンチマークテストを基本テストとして使用していく予定です。
これらのベンチマークテストはほとんどが無償で利用することが出来ますので、現在お持ちのPCでテストしていただければどのくらいの性能差があるのか比較しやすいのではないでしょうか。
PCの性能は定量的な結果を出すことが出来ますので、可能ならば実機によるテストを行うのが一番わかりやすいのではないかと思います。
皆さんにゲーミングPCを選んでいただくにあたって、公平でわかりやすい結果をお見せできることを目標にしていきたいと思います。
今後もわかりやすい記事を心掛けていきたいと思いますので、よろしくお願い致します。
詳細は以下のベンチマークテストに関するページにて公開しております。
参考記事:ベンチマークテストについて