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NVIDIAとAMDのGPU価格が希望小売価格の9割を下回る ・・・次世代グラフィックスカードの発売を前にして

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NVIDIAとAMDのGPU価格は、AIBが次世代製品のためにグラフィックスカードの在庫を一掃しようとしているため、下落を続けています。

3DCenterが報じたように、現在の価格動向を見ると、現行世代のGPUは希望小売価格の90%を下回っており、消費者にとっては良いニュースですが、現在の価格下落はユーザーを買い替えさせるのに十分なのでしょうか?

AMDとNVIDIAのGPU価格が希望小売価格の90%を下回るようになり、グラフィックカードメーカーは次世代製品の発売を準備中

ここ数週間、NVIDIA、AMD、およびそのパートナーは、現行世代のグラフィックスカードの価格設定をより積極的に行うつもりであるというレポートを目にしました。

暗号通貨の暴落によって価格が驚異的に下がっただけでなく、消費者市場(PC)全体の減少によって、需要が大幅に減少しているのです。

GPUに対するゲーマーの興味を再び喚起する手段として、NVIDIAとAMDは特別キャンペーン、ゲームバンドル、その他を提供してきましたが、それはうまくいっていないようです。

※ 画像をクリックすると別Window・タブで拡大します。

 

そこで最後の努力として、両GPUメーカーは今月末にグラフィックスカードの大幅な値下げを行うことをパートナーに通知しています。

これは、グラフィックスカードの在庫をすべて処分するための最後の試みとなりますが、同時に、値下げによってGPUの価格が希望小売価格の90%を下回るようになったように見えます。

現在、NVIDIA GeForce RTX 30シリーズは希望小売価格より平均87%低い価格で販売されており、AMD Radeon RX 6000シリーズは希望小売価格より84%低い価格設定で販売されています。

3DCenterも重要な最新情報を提供しており、各メーカーのリリースモデルとその価格の現状をリストアップしています。

その通り、ローエンドとプレミアムモデルを除いたメインラインナップは、AMD 6800 XT、6800、RTX 3080 10GB、RTX 3070 Ti、RTX 3060で構成されています。

このメインラインナップの価格は希望小売価格の97%以下に落ち着いているが、あくまで希望小売価格であり、次世代機が近いこともあり、前世代機では次世代機の発売前に希望小売価格を大きく下回る価格で暴落したことを考えると、この価格はそれほど魅力的ではないように見える。

米希望小売価格
対実売価格
RX 6000前回から
の差分
RTX 3000前回から
の差分
メインラインナップ
の価格変動率
前回から
の差分
2021/12/12183%187%210%
2022/01/02178%–5PP185%–2PP203%–7PP
2022/01/23163%–15PP177%–8PP191%–12PP
2022/02/13145%–18PP157%-20PP169%–22PP
2022/03/06135%-10PP142%–15PP158%–11PP
2022/03/27125%-10PP126%–16PP140%–18PP
2022/04/17112%–13PP117%–9PP130%-10PP
2022/05/08107%–5PP113%–4PP126%–4PP
2022/05/29102%–5PP106%–7PP120%–6PP
2022/06/1992%-10PP102%–4PP108%–12PP
2022/07/1088%–4PP97%–5PP103%–5PP
2022/07/3186%–2PP91%–6PP101%–2PP
2022/08/2184%–2PP87%–4PP97%–4PP

AMD Radeon RX 6000シリーズ グラフィックカードの価格(RDNA 2 GPU)3DCenterより:

AMD Radeon RX 6000シリーズグラフィックスカードは、ラインナップ全体で見た場合、最も大きな値下がりを見せている。

最上位のRadeon RX 6900 XTラインアップは、現在、希望小売価格より-23%以上低く、エントリーレベルのRX 6600およびRX 6500/6400シリーズは、希望小売価格より-10~-25%の範囲となっています。

また、RX 6800シリーズもようやく希望小売価格を下回るようになりました。

RX 6500 XTとRX 6400は、唯一の例外で、希望小売価格より10~20%高い価格で販売されている。

希望小売
価格
店頭価格最安値差分変化
(対先月)
入手性
Radeon
RX 6950 XT
$10991182-1400€999€より  
(case king)
–23%より-1PP★★★☆☆
Radeon
RX 6900 XT
$999885-1150€885€ より
 (Mindfactory)
–25%より-1PP★★★★☆
Radeon
RX 6800 XT
$649759-1000€759€  より
(Mindfactory)
-1%より±0★★★★☆
Radeon
RX 6800
$579639-800€639€  より
(Mindfactory)
–7%より–5PP★★★☆☆
Radeon
RX 6750 XT
$549559-650€549€  より
(case king)
–16%より–3PP★★★★☆
Radeon
RX 6700 XT
$479459-550€459€  より
(Mindfactory)
–19%より–3PP★★★★★
Radeon
RX 6650 XT
$399399-480€399€  より
(Mindfactory)
–16%より–2PP★★★★☆
Radeon
RX 6600 XT
$379394-500€394€  より
(Playox)
12%より+2PP★★★★☆
Radeon
RX 6600
$329279-380€279€  より
(Mindfactory)
–28%より–3PP★★★★☆
Radeon
RX 6500 XT
$199188-230€188€  より
(Mindfactory)
20%より–2PP★★★★☆
Radeon
RX 6400
$159167-210€167€  より
(Mindfactory)
11%より-1PP★★★☆☆

※ 入手性は★1が一番入手しにくく、★5が一番入手しやすい

 

NVIDIA GeForce RTX 30シリーズ グラフィックカードの価格(Ampere GPU)3DCenterより:

NVIDIAカードでは、GeForce RTX 30シリーズのトップラインアップは、希望小売価格より-15~-40%で販売されており、その他のラインアップは希望小売価格とほぼ同じか10%以内で販売されています。

最も値下がりしたカードはRTX 3090 Tiで、現在希望小売価格より-41%以下で販売されています。

希望小売
価格
店頭価格最安値差分変化
(対先月)
入手性
GeForce
RTX 3090 Ti
$19991389-1700€1389€  より
(Saturn)
–41%より-1PP★★★★☆
GeForce
RTX 3090
$14991250-1500€1250€  より
(Mediamarkt)
30%より–4PP★★★★★
GeForce
RTX 3080 Ti
$1199999-1200€999€  より
(alternative)
30%より–5PP★★★★★
GeForce
RTX 3080 12GB
($849)849-1000€849€  より
(notebooks cheaper)
–16%より–2PP★★★★★
GeForce
RTX 3080 10GB
$699779-950€779€  より
(Hardwarecamp24)
6%より–8PP★★★★★
GeForce
RTX 3070 Ti
$599675-800€675€  より
(Mindfactory)
5%より–2PP★★★★★
GeForce
RTX 3070
$499579-650€579€  より
(notebooks cheaper)
2%から
スタート
–3PP★★★★★
GeForce
RTX 3060 Ti
$399489-570€474€  より
(alternative)
±0より–5PP★★★★★
GeForce
RTX 3060
$329379-450€379€  より
(Mindfactory)
3%より–6PP★★★★★
GeForce
RTX 3050
$249300-360€300€  より
(Saturn)
+2%より–8PP★★★★★

※ 入手性は★1が一番入手しにくく、★5が一番入手しやすい

 

NVIDIAのGeForce RTX 30とAMD Radeon RX 6000シリーズグラフィックスカードの価格下落傾向はここで止まらないだろうし、次世代カードの発売が近づいているため、すぐにさらなる値下げが行われると予想されます。

しかし、もし希望小売価格や希望小売価格より-10%安くすることがAIBの最終目標だとしたら、次世代ラインアップから期待される性能の上昇を考えると、それは少し物足りないと言えるでしょう。

ですから、希望小売価格の-60%から-50%というような本当に良い取引がない限り、すぐにもっと良いものに取って代わられる2年前のグラフィックスカードを買うよりも、次世代グラフィックスカードを待つのが最良の選択だと思います。

ソース:wccftech - NVIDIA & AMD GPU Prices Fall Below 90% of Their MSRP Ahead of Next-Gen Graphics Card Launch

 

 

 

解説:

高値販売してきた悪質な業者・転売屋の皆さんへ

誰も買わないから、もう諦めろ!!!

と言っておきます。

※ 一応良識的な商売をされてきた方は含まれていません。

 

ゲーマーの価格決定プロセス

希望小売価格を基準に24か月(次期GPUが出るサイクル)に従って価格が一定の割合で下落していきます。

 

マイナーの価格決定プロセス

希望小売価格に関係なくマイニング報酬によって出せる金額が決定する。

約1年分のマイニング報酬見込み額程度が基準か?

 

上のようになっていると思います。

私はマイナーではありませんので、マイナーの価格決定プロセスは推測になります。

出せる金額は国によっても違うと思います。

大規模な業者になれば、固定資産税や電気料金なども価格決定プロセスに関係してくるでしょう。

このようにゲーマーとマイナーの価格決定プロセスは全く違います。

マイナーの場合、マイニング報酬が上がれば上がるほど(仮想通貨の価格が上がれば上がるほど)出せる金額は上昇していきます。

ここがゲーマーとは全く違うところです。

マイナーは希望小売価格なんて関係なかったということです。

マイニングで生み出されるものは0なのでこの言葉を使うのはどうかと思いますが、マイナーの場合、マイニングによる生産性に左右されるということになります。

仮想通貨と言うのは通貨と言う名前が付いていますが、証券などと同じ投機の対象になっていますので、投機商品の市場価格と言う誠に気まぐれなものにGPU価格と言うきちんと実需があるものが左右されていたということになります。

 

2年に一度の世代交代でどのくらいGPUの価値が下がるか?

RTX2080Tiの場合、希望小売価格が169,800円で、2年後に出たRTX3070がほぼ同じ性能といわれていますが、その希望小売価格は79,800円で半分以下となっています。

つまりフラッグシップSKUで言えば、発売2年後には価値が半分弱になるということになります。

盛んに在庫処分が叫ばれていますが、在庫処分品を買う方はこの上の価格決定プロセスを参考に、後悔しないようにされてください。

RTX3090/Tiは仕入れ値と言うものがあるでしょうから半値以下には絶対にできないでしょう。

同じ性能が欲しければRTX4070を待った方が圧倒的にお得です。

特にAmpereはRTX4000シリーズの発売を間近に控え既に寿命が0ですので、希望小売価格の半値でも高いですよ。

私は都合が悪くなったらゲーマーに何でも押し付けようとする風潮が大嫌いなので、今在庫を抱えている方が一番嫌がる情報や考え方を出していきます。

個人的にはマイナーの後始末はマイナー同士で付けてほしいので在庫処分に付き合うのはお勧めしません。

ゲームは映画を凌ぐ巨額の開発費をかけて制作される巨大なエンタメ産業に成長しましたが、世の中にはいまだにゲームは子供の遊びで、そんなものに興じるような奴は頭悪くて未熟と言うような偏見を持っている人が居そうですので、こういう輩に見下されていいように利用されないように、在庫処分品をお求めの方はよく考えるようにしてください。

まあ、1円とか100円とかで投げ売りしてくれれば私も買いますが。(鬼

 

 

 

nVidia RTX4000SUPER

 

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