Sapphireは、AMDのRadeon RX 6400グラフィックスカードの発売を控え、ロープロファイルとミニITXのサプライズを準備しています。
Sapphire Radeon RX 6400 PULSEは、AMDのRDNAアーキテクチャに基づく初のロープロファイルDIYグラフィックスカードです。
AMDもNVIDIAも、最新のグラフィックス・アーキテクチャを採用した薄型のグラフィックスカードをリリースしていないのは意外ではありませんか?
しかし、AIBパートナーであるSapphireがITXに最適なカスタムモデルを近々発表する予定なので、少なくともレッドチームにとってはすぐに変わることでしょう。
Videocardzのリークによると、Sapphire Radeon RX 6400は、AMD Navi 24 GPUコアを搭載したカスタムモデルになるそうです。
グラフィックスカードは、レイトレーシング機能用に12個のRAユニットと768個のストリームプロセッサを搭載し、4GBのGDDR6メモリは64ビットバスインターフェースで16Gbpsの速度で動作する予定です。
また、GPUには16MBのInfinity Cacheが搭載されています。クロックは、小型コンパクトなフォームファクタで53WのGPUであることを考慮すると、保守的な方だろう。
このカードのデザインについては、Sapphire Radeon RX 6400 Pulseは、ハーフハイトとハーフレングスのフォームファクタで提供されます。
また、ロープロファイルブラケットが付属しており、さらに標準的なATXブラケットも同梱されているのも嬉しいポイントです。
このカードは、同じAMD Navi 24 GPUを搭載するRadeon PRO W6400から多くのインスピレーションを受けているようです。
クーラーはGPUとVRAMの上に取り付けるシンプルなヒートシンクブロックで、7枚羽根のファンから空気を吹き出す。
Sapphire Radeon RX 6400 Pulse Graphics Card (ソース:Videocardz):
Sapphire Radeon RX 6400 Pulseのディスプレイ出力は、HDMI 2.1×1系統とDisplayPort 1.4×1系統を備えています。
Radeon Proとは異なり、このカードはPCIeコネクタでフルPCIe x16トレースを提供するようですが、GPU自体によってx4に制限される可能性があります。
このカードは、低消費電力設計のため、外部電源コネクタを必要としません。
このカードは、4月20日にDIYで発売され、価格はRX 6500 XTの希望小売価格199ドルを若干下回ると予想されています。
解説:
4/20にRadeon RX6400が発売
Radeon RX6400が発売されます。
当初はOEM専用でリテール向けにはRX6500と言う名称で発売される予定だったものですが、そのままRX6400として販売されることになったようです。
このあたりの詳しい事情は伝わっていません。
このRX6400はOEM向けは1スロットのロープロファイルカードで既に販売中で、TDPは53Wと伝えられています。
リテール向けはOC可能なカードになるようで、OCカードはRX6500XTとほぼ同じヒートシンク・ファン・カバーとなっています。
中にはOEMと同じくTDP53Wで1スロット・ロープロファイルの製品が出るのではないかと思っていましたが、SapphireのPulseは比較的それに近いカードになります。
ただし、こちらは2スロット・ロープロファイルになっています。
いずれにしてもGT1030などのnVidia製ロープロファイルカードと比べてもスカスカのように見え、何か懐かしさを感じるノスタルジックなGPUとなっています。
こちらは不人気を極めるRX6500XTよりは人気が出そうな感じで、発売前にも関わらず既にシンガポールで店頭価格がRX6500XTより高くなっているケースがあることが報告されています。
AMDのGPU Radeonシリーズ
Radeon 7000シリーズ
Radeon RX 6000シリーズ
※ SAPPHIREはAMD Radeon専業のメーカーであり、Radeonのリファレンス的なメーカーです。