MSIは、500、400、300シリーズマザーボードにAMD Ryzen 7 5800X3D, Ryzen 5000 & Ryzen 4000 CPUの公式サポートBIOSを展開しました。
MSIの500、400、300 AM4マザーボードは、新しいBIOSによりRyzen 7 5800X3D、Ryzen 5000、Ryzen 4000 CPUに対応しています。
プレスリリースを掲載しました。AMDは最近、画期的なAMD 3D V-Cacheテクノロジー・プロセッサであるAMD Ryzen 7 5800X3Dを含む、最新の「Zen 3」および「Zen 2」新プロセッサをDIYユーザー向けにまもなく市場に投入することを発表しました。
さらに、メインストリームのRyzen 7 5700X, Ryzen 5 5600, Ryzen 5 5500, Ryzen 5 4600G, Ryzen 5 4500, Ryzen 3 4100が揃い、様々なレベルのシステム構築に対応します。
MSI 500シリーズ、400シリーズ、300シリーズの全マザーボードがAMD AGESA COMBO PI V2 1.2.0.6c で最新のRyzen 5000 & 4000プロセッサーを包括的にサポート
MSIは、ゲーマーやクリエイターに最高の体験を提供することをお約束します。
そのため、ほとんどのユーザーにとってBIOSアップデートは常に素晴らしいものです。
最新のAMD AGESA COMBO PI V2 1.2.0.6c BIOSは、一部のMSI 500シリーズおよび400シリーズマザーボード向けにリリースされました。
AGESA 1.2.0.6cの目的は、互換性の向上だけでなく、AMD Ryzen 7 5800X3Dのパフォーマンスを最大化することにあります。
旧300シリーズマザーボードについては、4月末までにAGESA COMBO PI V2 1.2.0.6c ベータ版BIOSをリリースする予定です。
詳しくは、以下の表をご参照ください。
BIOSバージョン | 現在のBIOS (MSI) | 4月末 (MSI) |
1206c (Ryzen 7 5800X3D最適化) | 500シリーズ マザーボード 400 MAXシリーズ マザーボード | 500シリーズ マザーボード 400 MAXシリーズ マザーボード 400 非MAXシリーズ マザーボード(Beta) 300シリーズ マザーボード (Beta) |
1205 (最新のRyzen CPUに対応*) | 400 非MAXシリーズ マザーボード | |
より古いバージョン | 300シリーズ マザーボード |
ユーザーの皆様のために、MSIは今後も最新情報を更新していきます。MSIの公式サイトに従い、製品ページでBIOSの更新をご確認ください。
- Ryzen 7 5800X3D、Ryzen 7 5700X、Ryzen 5 5600、Ryzen 5 5500、Ryzen 5 4600G、Ryzen 5 4500、およびRyzen 3 4100
AMD X370、B350、A320マザーボードはRyzen 5 5500プロセッサーをサポートしていません。 - 今のところ、AM4ソケット・プロセッサーのサポートに関する情報はAMDの公式発表を参照してください。
- M-FlashまたはBIOS Flashbackを使用して最新のBIOSをダウンロードおよびインストールし、対象モデルをアップデートしてください。
- 最新のBIOSは、必ずmsi.comの対応する製品ページからダウンロードしてください。
解説:
MSIがAMD500/400/300シリーズの4月以降発売Ryzenの新ラインナップ対応BIOSのスケジュールを公開
MSIと言うと日本のマザボ4大メーカーの中で、ラインナップが少なく一番存在感が薄いと昔は思っていたのですが、AMDがZen2を出したくらいから、BIOSの対応が物凄く早く、かなりユーザーフレンドリーで安心できるメーカーだなと言う印象になりました。
CPUが無くてもBIOSのアップデートが出来るAMDマザーボードに搭載されている技術、FlashBIOSにも積極的に対応していますし、Ryzenマザーボードでどこを買うか迷ったら、「とりあえずMSIしとけ」と今は思っています。
BIOSの更新に関してはそのくらいフットワークが軽いです。
今回も早々に対応を表明し、ユーザーに安心感を与えています。
ユーザーもどのBIOSが公開されたら購入したらよいか一目でわかりますので、ありがたいのではないでしょうか?
IntelマザボならASUSが頭一つ抜けていると思いますが、AMDではMSIですね。
素晴らしいです。
MAXシリーズはBIOS Flash ROMの容量が32MBのモデルで、容量が非MAXモデルの倍あるため、最新のRyzenに対応してもメニューが簡素化しません。
この対応もMSIだけだったと記憶しています。
Ryzen 9000シリーズ
Ryzen 7000X3Dシリーズ
Ryzen 8000GシリーズAPU(GPU内蔵)
Ryzen 5000/4000シリーズ