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Intel ARC A380デスクトップグラフィックスのリークベンチマークが発見される、NVIDIAのノートPC向けGPU RTX 3050 Tiと同程度の性能

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CES 2022を目前に控え、Twitterユーザーの@momomo_usが、最新Intel Arc A380デスクトップGPUのリークスペックを公開しました。

この新GPUは、Xe-HPGゲーミングアーキテクチャを活用したIntelの次期ディスクリート、エントリーレベルGPUとなる見込みです。
IntelのCES 2022発表に先駆け、ディスクリートグラフィックスカード「Intel ARC A380」がリーク

momomo_us氏の投稿は数時間前に投稿されたばかりで、モデルのほか、FP32シェーディングユニット数、実行ユニット数、ブーストクロック速度、メモリ割り当て、L2キャッシュが記載されています。

この新情報は、TwitterユーザーがSiSoftwareのベンチマークソフトウェア「Sandra」でのベンチマークテストから発見したものです。

Intel A380ディスクリートゲーミングGPUがSiSoftwareからの新しいリークを提供することが確認され、このデスクトップ製品が1024FP32シェーディングユニットまたは128実行ユニットを備えていることが確認されました。

VideoCardz.comはさらに、この新しいリークにより、下位のARC Alchemist GPU、A350も存在することを確認しています。

これは、96EUを搭載するより下位DG2-128EUディスクリートグラフィックスカードの存在を示しています。

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SiSoftwareのツールを使った様々なベンチマークテストを通じて、Intel Arc A380がよりエントリーレベルのディスクリートGPUと言えるものであり、ミドルレンジ並みの高い性能レベルに達する可能性があることが証明されたました。

また、今回のリークでは、テストが最近実行され、数日前に処理されただけで、ドライバがいつのものなのかは不明です。

下のスクリーンショットから、Intel Arc A380は、汎用(GPU)GPU処理テストで2869.72 Mpix/sの平均スコアをだしていることが確認できます。

これは、Intelの新しいグラフィックスカードのパフォーマンスが、NVIDIAのRTX 3050 TiとRTX 3050 ノートPC向けグラフィックスプロセッサの間にあるということを示しています。

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未知のIntel Arc A3XXシリーズは、DG2-128EUグラフィックスカードと同じアーキテクチャを利用すると推測されています。

VideoCardzは、これはIntelがよりプレミアムな512EU GPUをベースにしたパーツを使用することを示唆しているかもしれないと述べ、カードはおそらくA5XXまたはA7XXのいずれかの名称を採用することになるだろうと述べている。

Intel Xe-HPGベースのディスクリートAlchemist GPUコンフィギュレーション:

GPUモデルグラフィック
カードモデル
GPUダイ実行ユニット数Shadingユニット数
(コア数)
メモリ容量
・種類
メモリ速度メモリバス幅TGP
Xe-HPG
512EU
ARC A780?Alchemist
-512EU
512 EU4096最大32/16 GB
GDDR6
18 / 16 / 14 Gbps256-bit~225W (Desktop)
120-150W (NotePC)
Xe-HPG
384EU
ARC A750?Alchemist
-512EU
384 EU3072最大12 GB
GDDR6
16 / 14 Gbps192-bit150-200W (Desktop)
80-120W (NotePC)
Xe-HPG
256EU
ARC A580?Alchemist
-512EU
256 EU2048最大8 GB
GDDR6
16 / 14 Gbps128-bit60-80W (NotePC)
Xe-HPG
128EU
ARC A380?Alchemist
-128EU
128 EU1024最大6 GB
GDDR6
16 / 14 Gbps96-bit~75W (Desktop)
Xe-HPG
128EU
ARC A350?Alchemist
-128EU
128 EU1024最大4 GB
GDDR6
16 / 14 Gbps64-bit35-50W (NotePC)
Xe-HPG
96EU
ARC A330?Alchemist
-128EU
86 EU768最大4 GB
GDDR6
16 / 14 Gbps64-bit~35W (NotePC)

インテル、そして多くの企業が今週中に発表を行う予定です。

Intel は本日後半にプレスカンファレンスを開催し、最新の Intel Arch GPU ラインについての詳細を発表する予定です。

ソース:wccftech - Leaked benchmarks for Intel ARC A380 desktop graphics spotted, on par with NVIDIA’s RTX 3050 Ti laptop GPU

 

 

 

 

解説:

Alchemist A380のSiS Soft Sandraベンチマークの結果が発見されました。

汎用のGPU処理テストでRX6600の半分程度の2869.72 Mpix/sとのことです。

ここで、RX6600と1シェーディングコア当たりの性能を比べてみましょう。

A380=2869.72÷1024=2.802

RX6600=5,563.7÷1792=3.104

となり、1シェーディングコア当たりの性能はRadeonの方が高いということになります。

ただし、これはあくまでもライバルとなるRX6500XTのクロックがRX6600と変わらない前提の話であり、クロック次第では結果が逆転する可能性も0ではありません。

また、インフィニティ・キャッシュの容量も減っていますのでその点も結果に影響を及ぼす可能性があります。

まだまだ一つの物差しが出来たにすぎませんが、第一世代のIntel dGPUの実力が段々見えてきたような気がします。

 

 

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