Intel Alder LakeデスクトップCPUファミリーの第2弾にして最高の純正クーラーがリークされ、同様のデザインでありながら、より冷却能力を高めたものが登場した。
Intelの65W Core i9 Alder Lake CPU用純正クーラー「RH1」が写真公開、RM1よりアルミフィンが多い
先に写真で紹介したRM1 CPUクーラーは、RH1と同じTDP65Wの冷却設計を採用していますが、特にCore i3, Core i5 & Core i7 CPUを意識して設計されています。
これらの3つのSKUはすべて、純正クーラーの冷却能力を超えるMTPを持っていないからです。
一方、Core i9 CPUは、他のチップよりもはるかに高いMTP(最大ターボパワー)定格を持っており、そのため、より良い冷却を必要とします。
そこで登場したのが、純正クーラー「RH1」です。
前回のレポートによると、新しいLGA 1700クーラーはLaminarシリーズに属し、この特定のモデルは「RH1」というコードネームで呼ばれることになります。
Laminarのラインナップは3種類あり、最もエントリーなRS1はCeleronとPentiumシリーズに、RM1はCore i3、Core i5、Core i7シリーズに、最上位のRH1はCore i9シリーズにバンドルされる予定です。
Alder Lakeのアンロック・チップには、より優れた放熱ソリューションが必要なため、これらのクーラーはバンドルされません。
デザインについて言えば、RH1は65W TDPのCore i9チップを意識して設計されています。
銅製のベースプレートに接続されたスパイラルヒートシンクと、チップを冷却するためのIntelロゴ入り工業用5ブレードファンを備えています。
取り付け機構については、LGA1700ソケットのマザーボードであれば、超簡単に取り付けられる4本のプッシュ&プルピンを採用しているのは従来通りです。
新型クーラーの性能は、前世代のデザインより確実に向上しているが、AMDのWraithラインアップには及ばないと報告されています。
https://twitter.com/Catsarestillpr1/status/1473274706983886851?ref_src=twsrc%5Etfw
RGBに関しては、側面は螺旋状のRGB LEDからのイルミネーションを拡散させるアクリルデザインになっているようですが、RM1の側面のプラスチックっぽいフィンとは異なり、RH1ではリアルで伸びやかなアルミフィンを採用しています。
また、Alder LakeプラットフォームのZハイトとソケット寸法の変更により、今世代のいくつかのクーラーで遭遇したマウントの悪巧みを心配する必要はない。
RGBに関しては、側面は螺旋状のRGB LEDからのイルミネーションを拡散させるアクリルデザインになっているようですが、RM1の側面のプラスチックっぽいフィンとは異なり、RH1ではリアルで伸びやかなアルミフィンを採用しています。
また、Alder LakeプラットフォームのZハイトとソケット寸法の変更により、今世代のいくつかのクーラーで遭遇したマウントの悪巧みを心配する必要はない。
解説:
第12世代Core i9用の純正クーラーRH1の写真がリーク
近年の大型化する空冷クーラーと比較すると何か頼りない感じがしますが、あくまでも無印用のモデルと言うことでこれでも冷却が間に合うのでしょう。
AMDもRyzen5000シリーズになってからはクーラーの添付を止めましたが、性能競争によってギリギリまでファクトリーOCされている近年のハイエンドモデルを普通のクーラーで冷却するのは難しいのでしょう。
第12世代無印用のクーラーも見た感じかなり従来製品のクーラーと比較すると大型化している印象があります。
最上位モデルに付属する記事にも紹介があるRH1はかなり背が高く、大抵のケースに入った従来品と違って、ケースを選びそうな印象です。
この点にはちょっと驚きました。
ギリギリ高クロックまで回しているのでしょうね。
AMDとは対照的な青い光が印象的です。
AMDはデスクトップ向けに力を入れるのはやめてしまっているのでこの青い光に象徴されるようにしばらくはIntelのターンになりそうです。
Core Ultra 200Sシリーズ
ソケットLGA1851
Intel 第14世代Coreシリーズ
ソケットLGA1700
※ 末尾にFがついているモデルはGPUがありませんのでご注意ください。