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Windowsのサポートに関する4つの法則

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Windowsのサポート期限に関する話をしたいと思います。

何故、今このような話をしようと思ったかというと、第9世代のCore iシリーズの発売を10月に控えて、複雑怪奇なWindowsのサポートに関してもう一度確認する必要があると思ったからです。

 

法則1 最新のパソコンにはWindows10しか使えない

Windows7/8.1はSkylake世代(Core i3/5/7 6000番台)のハードウェアまでしかサポートしていません。

KabyLake世代(Core i3/5/7 7000番台)からはサポートされていません。

現在Windows7/8.1を使っている方で旧世代のハードから新世代のハードに買い替える方は強制的にWindows10になります。

ゲーミングPCのOSとして考えた場合、ゲーム用のAPIであるDirextXは下位の互換性(※)があって、最新のDirectX12はWindows10のみサポートしています。旧世代のOSを使って得することは何もありませんので、今、Windows7/8.1を使っている方は早く慣れるためにも早めに移行しておきましょう。

※DirectX12ではDirectX9/10/11など過去のDirectXも実行できるということです。ただし、あまりに古いゲームではWindows10に対応してないこともありますので、動作環境の確認はしたほうが良いです。

旧OSのサポート期限は

Windows7のサポート期限・・・2020/01/14

Windows8.1のサポート期限・・・2023/01/10

となっています。

これ以降はセキュリティパッチが配信されなくなりますので、この日までに必ず移行しましょう。

 

法則2 SandyBridge世代のCPU/GPU/チップセットのドライバはWindows10用のものが提供されていない。

Core i7 2600KはOC耐性が高く、5GHzくらいまでは普通に回ったので、いまだに現役のものがあると思います。

しかし、Wnidows10用のドライバが提供されておらず、Windows7用のドライバで無理やり動かしているような状況ですので、SandyBirdge世代のハードウェアを使っている方はこの機会にPCの買い替えを検討したほうがよいでしょう。

※ SandyBridgeのCore i7は2011年1月9日に発売になりました。

第8世代のCore iシリーズからコア数が増えて、マルチコア性能に物理的な違いが出てきました。

SandyBridgeで頑張っている方はいい加減にそろそろ変え時ではないでしょうか?。

i4004ならビンテージとして価値はあるかもしれませんが、SandyBridgeくらいだとそんなに価値は無いと思います。

 

法則3 Windows10の大型アップデートでは旧世代のハードでなくても切り捨てられることがある。

具体的に言えば2012年9月27日に発売されたAtom Z2760(Clover Trail)は2017年4月に配信されたWindows 10 Creators Updateが適用できずにサポート対象外どなっています。

ゲーミングPCを求める方はこうした低性能なハードを持っている可能性は低いですが、携帯用の低価格のモバイルとゲーム用の高性能デスクトップの2台持ちされているかたもいると思いますので、あまりに低性能のハードウェアはサポートが切られる可能性があることを覚えておいてください。

 

法則4 大型アップデートを適用しなかった場合のWindows10のサポート期限

リリースリリース日サポート終了日Enterprise/Education エディションに対する追加サービスの提供終了日
Windows 10 バージョン 1511(November Update)2015 年 11 月 10 日2017 年 10 月 10 日2018 年 4 月 10 日
Windows 10 バージョン 1607(Anniversary Update)2016 年 8 月 2 日2018 年 4 月 10 日2018 年 10 月 9 日
Windows 10 バージョン 1703(Creators Update)2017 年 4 月 5 日2018 年 10 月 9 日2019 年 4 月 9 日
Windows 10 バージョン 1709(Fall Creators Update)2017 年 10 月 17 日2019 年 4 月 9 日2019 年 10 月 8 日

あまり知られていませんが、Windows10は大型アップデートを適用しないとサポート終了期限がきたらサポートが終わってしまうというシステムを取っています。

大型アップデートは必ず適用するようにしましょう。

法則3の様に低性能のハードではサポートが打ち切られることがあるので、その場合、表から予測すると1.5年でサポートが打ち切られるということになります。

ITプロフェッショナル向けのサイトでも「複雑怪奇」と言われています。

これは組み込み向けのサポート期限も考慮に入れているからで、ゲームPCユーザーが普通に使う場合は上の様になっていると考えてもらって差し支えありません。

 

Windowsのバージョンの確認方法

Windowsキー+Rで「ファイル名を指定して実行」のWindowが出ますので、「winver」と入力して実行すると下の画面が出ます。

赤線で囲った部分にバージョンが表示されています。上の場合は1803です。

 

参考:Windows10サポート対象外となっているCore i7 2600KとWindows10がサポートしているが、旧世代のCore i7 3770Kと最新世代のCore i7にどのくらいの性能差があるのか比較してみましょう。

 Cinebench R15Passmark(参考)動作クロックコア/スレッド数
SingleMultiSingleMultiBaseTourboCoreThread
Core i7-8086K2191,4482,90617,2434.05.0612
Core i7-8700K2081,4472,72216,1513.74.7612
Core i5-84001619542,31411,7572.84.066
Core i3-81001546162,1038,0923.6 44
Core i7-7700K2009952,58212,0774.24.548
Core i7-3770K1376722,0849,5263.53.948
Core i7-2600K1286121,9428,4523.43.848
 メモリ(最速)PCI Expressチップセット とのリンクUSB
Core i7-8086KDDR4-26663.0X168GT/s3.1Gen2
Core i7-8700KDDR4-26663.0X168GT/s3.1Gen2
Core i5-8400DDR4-26663.0X168GT/s3.1Gen2
Core i3-8100DDR4-24003.0X168GT/s3.1Gen2
Core i7-7700KDDR4-24003.0X168GT/s3.1Gen1
Core i7-3770KDDR3-16003.0X165GT/s3.1Gen1
Core i7-2600KDDR3-13332.0X165GT/s2.0

※ USB3.1はチップセット内蔵の機能になります。マザーボードによっては外付けのチップでUSB3.1Gen2/Gen1に対応している場合があります。

 

こうして比較してみるとよくわかりますが、Core i7 2600Kはシングルスレッド性能では既にCore i3以下の性能しか持っていません。

マルチスレッド性能でもほぼ同等の性能です。

シングルスレッド性能ではかなり下回っており、総合的に考えてCore i3 8100以下のゲーミング性能です。

Core i7 3770KはPCI Express 3.0に対応し、USB3.1Gen1にもネイティブ対応していますが、全体的な性能はCore i7 2600Kとあまり変わりありません。

私もSandyBridgeは現在に続くintel一強体制への流れを作った傑作CPUだと思いますが、Windows10用の正式ドライバが打ち切られていることも含めて、すでにその役割を終えたと言ってもよいと思います。

 

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