Intel Core i9-11900Kのベンチマーク結果がリーク?
Rocket Lake-Sアーキテクチャをベースにした次期CPU「Core i9-11900K」の最初の結果がリークされたようです。
このCPUはCypress Coveコア設計を採用しており、Skylakeベースのシリーズよりも2桁のIPCゲインを導入すると予想されています。
リークされたスコアによると、確かに大きな改善が見られる。
Core i9-11900Kは、同じテストでCore i9-10900Kよりも19%速いシングルスレッドCPU-Zベンチマークで695.4点をスコアしたとされています。
また、CPは、コア数が少ないにもかかわらず、マルチスレッドベンチマークでは13%高速化されているようです(6522点対5765点)。
Vermeer(Zen3)シリーズで最速のCPUとされるRyzen 9 5950Xとの比較では、リークされたスコアは、シングルスレッドのベンチマークでCore i9-11900Kを3%近く速くしているが、AMDのフラッグシップ16コアCPUは、マルチスレッドのベンチマークでも90%速くなっている。
最新の噂によると、IntelはCES 2021で第11世代Coreシリーズを発表するとしているが、このCPUは3月末か、もしかしたら4月初旬まで登場しないと予想されている。
Uniko's Hardwareによると、同シリーズは3月15日に正式発表されるとのことです(これはおそらくレビュー解禁日だと思われます)。
Intel Core i9-11900K CPU-Z ベンチマーク結果 ソース:bibibili
CPU-Zの公式シングルスレッドベンチマーク結果 ソース:Valid.x86
公式CPU-Zベンチマークページでは、現在、リーダースコアにRyzen 5000シリーズが掲載されていないので、ここではGuru3DのZen3ベースCPUとの簡単な比較を紹介します。
AMD Ryzen 9 5950Xと5900X CPU-Zのシングルスレッドベンチマーク結果 出典:Guru3D
ソース:Videocardz.com - Intel Core i9-11900K ‘Rocket Lake-S’ CPU-Z benchmark score leaks
解説:
Core i9-11900Kのベンチマークが登場
これによると、11900Kのスコアは695.4、5950Xの677と比較してもかなり高いスコアと言えるでしょう。
テストは拡張命令が含まれてないテストだと思われます。
発売日に関すること
一応コメントでもご指摘をいただいていたのでお断りしておきます。
Videocardzによると、3月15日レビュー解禁で4月初旬に発売と言うComet Lakeとほとんど同様の発売スケジュールとなっています。
wccftechでは1月11日マザーボードと同時に発売されるのではないかと言う観測が出ていましたので、そちらを前提に記事を書きましたが、判断は見ている方にお任せします。
過去にKaby Lakeが1月6日に発売日を設定しているため、私は何とも言えないのかなと思います。
ただし、コメント欄にも書きましたが、1-3月と言うのは統計上PCが最も売れない時期なので、4月に発売と言うスケジュールは説得力があるのかなと思います。
売れない時期に発売直後のご祝儀相場を持っていくのはあまりおいしくは無いでしょう。
CESで発表して、1月11日にマザーボードと一緒に発売と言うスケジュール(願望?)も捨てがたい魅力ですが、遅れると考えた方が無難かもしれませんね。
先にマザーボードだけ発売しても仕方ないと思うのですが、この辺はどうなのですかね。
Core Ultra 200Sシリーズ
ソケットLGA1851
Intel 第14世代Coreシリーズ
ソケットLGA1700
※ 末尾にFがついているモデルはGPUがありませんのでご注意ください。