ベースモデルのスペック
モデル名 | LEVEL-M0B3-R52-RNJ |
OS | Windows10Home64bit(DSP) |
CPU | Ryzen 5 2600 |
CPU仕様 | 3.4GHz-3.9GHz/6コア/19MBキャッシュ |
GPU | GTX1060 3GB(変更可) |
SSD・HDD | 1TB HDD |
メモリー | DDR4-2400 DIMM (PC4-19200) 8GB(4GB×2) |
チップセット | B350(MicroATX・ASUS B350M-A) |
その他 | DVDスーパーマルチドライブ有り、メモリカードリーダーライター無し |
価格 | 99,980 |
解説
現在Ryzen2000シリーズはあまり力を入れていないBTOショップがあるため、今回は推奨第三位のパソコン工房の「LEVEL-M0B3-R52-RNJ」をカスタマイズしていきたい。
推奨モデル初登場となるパソコン工房は、BTOメニューでGPUの変更ができるショップで、自由度が高い反面、わかりやすさという点では一歩劣る。
今回もGPUをGTX1060 3GBから6GBに変更していくが、その分価格は上がる。
GPUが変更できるショップは価格が大幅に上がる可能性があるので慣れていない方は総額に注意しながら変更していこう。
Ryzen5 2600は名前が示す通り、intelのCore i5 に相当するモデルだ
Ryzen5についてはどのくらいの位置づけになるのかわかりにくいと思うので、Core i5シリーズとその実力を比較するとCore i5-8600Kには及ばないが、Core i5-8400を凌ぐ性能を持つ。
Core i5は6コア6スレッドだが、Ryzen5は6コア12スレッドとシングルコア性能よりもマルチスレッド性能が優れている。
PassMark Single Thread | PassMark Multi Thread | |
Ryzen5 2600 | 2,040 | 13,366 |
Core i5 8600K | 2,512 | 12,823 |
Core i5 8400 | 2,314 | 11,757 |
参考記事:CPUの性能
このモデルで何ができるのか?
PUBGフレームレート
平均 | 最低平均 | |
FullHD・ミディアム画質 | 112 | 86.4 |
FullHD・ウルトラ画質 | 66.9 | 48.1 |
WQHD・ウルトラ画質 | 45.5 | 35 |
4K・ウルトラ画質 | 23.4 | 18.8 |
※ 最低平均とは下位数%の平均です。
FF14紅蓮のリベレーターベンチマーク(7,000以上で「非常に快適」)
DX11,FullHD,標準品質スコア | 19,654 | |
DX11,FullHD,標準品質FPS(平均,最低) | 139.2 | 63 |
DX11,FullHD,最高品質スコア | 12,619 | |
DX11,FullHD,最高品質FPS(平均,最低) | 84.5 | 45 |
DX11,WQHD,最高品質スコア | 7,869 | |
DX11,WQHD,最高品質FPS(平均,最低) | 52.7 | 28 |
PUBGはFullHDならば普通に遊べるだろう。GTX1060 3GB版と比較するとGPUのメモリが不足してフレームレートが急激に落ち込むということもない。
FF14ではGTX1060 3GB版ほとんど変わらない数値だ。GTX1060はやはりミドルロークラスなのでFullHDの120FPSや4K画質でのプレイは無理であることは胸に刻んでおこう。
それでもFullHD 60FPS環境ならば不足の無い性能と言える。
VRは従来のHTC Viveなら十分に動くが、新型のHTC Vive Proを動作させるのは厳しい性能だ。
※ ベンチマークの測定は同GPUの別環境の数値です。ご了承ください。
変更ポイント(調査日:2018-08-04)
オプション名 | 価格 | 税込価格 | |
ベースモデル | LEVEL-M0B3-R52-RNJ | 99,980 | |
GPU | NVIDIA(R) GeForce GTX 1060 6GB GDDR5 [DVI×1・HDMI×1・DisplayPort×3] | 8,980 | |
CPU | Ryzen 5 2600(変更なし) | ||
メモリ | 変更なし[DDR4-2666 8GB×1(計8GB) (基本構成)] | ||
SSD・HDD1 | SATA 240GB SDD | 12,480 | |
SSD・HDD2 | 1TB HDD | ||
キーボード | 標準搭載 | ||
マウス | 標準搭載 | ||
DVDマルチドライブ | 無し | -1,000 | |
メモリカードリーダーライター | 【USB3.0対応で高速データ転送!】ELECOM MR3-A006BK [USB 3.0/2.0接続] | 1,980 | |
送料 | 2,000 | ||
合計 | 124,420 | 134,373 | |
モニタ | 【23.0型】iiyama ProLite XU2390HS [狭額12mmフレーム/1920×1080/AH-IPS・非光沢] | 17,480 | 18,878 |
今回もやはりメモリが8GBしか選択できなかった。
AMDモデルをあえて求める人は今の大型ゲームをプレイするには16GBあったほうが良いことを理解している人たちだと思うので、この点は残念だ。
ストレージは240GB+1TBとこのグレードでは標準的な構成とした。
大抵のゲームは不足なくプレイできるだろう。
今回は入れていないが、B350チップセットはOC可能なので、OCにチャレンジしたい人は、電源と冷却パーツに投資しておきたい。
今回から光学ドライブを外してある。
モニタはモデルの推奨はしてあるが、合計価格には入っていないので注意だ。
最終価格・・・134,373円(税込)
2018-08-04に価格を更新した。
GPUが変更できるモデルは総額の予想がつけにくいので、他のBTOショップと比較しながらオプションを追加していくことをお勧めする。
なれていないとどちらが安いのか、性能が良いのか分からなくなってしまうだろう。
Ryzenモデルはチップセットはいまだに第一世代向けが主流だ。
そういう意味でも中級者以上向けのBTOショップと言える。
ほとんどのBTOショップでは第一世代向けのチップセットが中心になっている。
現時点でX470が選べるのはほんのわずかなBTOショップだけだ。
当然だが、セールや為替の変動、各パーツの価格の改定などによってカスタム内容・価格は変動することがあるので予めお断りさせていただく。
あくまでも調査時点の価格だ。
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