Tom's Hardwareによって引用されたが、MSIのCEO、Charles Chiangは、COMPUTEX 2019でAMDのX570ベースのマザーボードのすべてのベンダーからのマザーボードの設計について、私たちがすでに見ていたものを展開しまし、価格は全面的に高まる可能性があります。
そしてAMDの市場での位置づけは、代替的で価値の低いブランドではなくなるでしょう。
引用されているように、Chiangは ""多くの人々が私に聞いている、あなたは今日のAMDについてどう思いますか?
今日のAMDは、2年前、3年前、5年前とはまったく異なる会社だと私は言います。
彼らは素晴らしい技術を持っており、彼らは合理的な価格でより高いスペックを置くためにそこにいます。
しかし、今はこう言っています。「やあ、Charles、もっと高いところへマーケティングを進めよう。それでは、もっと高価なマザーボード、もっとスペックの高いマザーボードを売って、市場で何が起こるか見てみよう。だから、AMDがここで低価格、そこで低価格を売りたい会社ではないと思う」と語った。
これは理にかなっている:AMDはもはや消費者向けCPUに関しては賢明でない技術と製品ポートフォリオの立場にいない。
より良い製品では、より高い利益率が求められ、以前の競争力のないCPU設計では利益の観点から市場からの排除を余儀なくされていた会社の方向性が変わりました。
AMDの側で生き残るための努力は計り知れないものでした。そして、同社が彼らの前の世代のアーキテクチャ、Bulldozerの立ち上げに通じた時代に、研究開発を含むすべての分野でその経費を厳しく削減しました。
そして、そのアーキテクチャが市場に出回っている間、AMDは実際に最前線の塹壕を掘り進める方法を見つけられませんでした。
Zenと同じように、テクノロジーとCPUのパフォーマンスだけでなく、利益の面でも妥協を許さない、小さくて効率の良いデザイン。
パフォーマンスの向上とIntelの動きの遅いラインナップに対する競争力と並んで、同社がより高いセグメントで自社製品の価格を設定したいということは、ビジネスの観点からはあらゆる意味があります。
Charles Chiang氏は、X570マザーボードの高価格化には多くの要因が関係していると述べました。
AMDは(ASMediaが設計したX470と比較して)各チップセットにもっと課金することを計画していますが、それはまたPCIe 4.0の統合のためです。
PCIe 4.0サポートは、より高いTDpチップセットを意味しています(前世代のX470の3 Wに比べて10 WまでのTDPに増加したAMDのチップセットは、ファンによって冷却するような先祖返りを必要としました)。
また、PCIeスイッチは、複雑さと電力供給機能の観点からも、まったく別のものです。
これらすべてがコストを追加し、このコストは最終的に(少なくとも部分的に)エンドユーザーが負担することになります。
解説:
MSIのCEO、Charles Chiang氏がX570に関してコメントを出しました。
非常に興味深いコメントです。
Ryzen3000シリーズとX570を契機にして、今まで安かろう、悪かろうという立場から一気にハイエンド製品のブランドホルダーになるつもりだといっています。
それはX570プラットフォームが高価格になるのを厭わないとはっきりマザーボードメーカーに語っていることからも明らかでしょう。
私もComputex関連の記事や動画を見て、AMDはやる気だなあと思ってました。
X570はX470より5000円から10,000円は高価なプラットフォームになるのではないかと予想しています。
マザーボードメーカーも一斉にラインナップを出しましたが、AMDが今までのポジションを変更することに対するやる気を見て取ったからというのは大きいのではないかと思います
昨日の記事でも書きましたが、これが定まった評価になるかどうかは、Zenシリーズで得た資金をどんなふうに投資するかにかかっているのではないかと思っています。
Zenの次のアーキテクチャーの設計に失敗するようでは個人向け市場と違ってライフサイクルの長いサーバー市場や組み込み市場での評価は変わらないでしょう。
こうした信頼性やサポートの求められる分野から「AMDなら大丈夫」と評価されるような盤石さを身に着けることが出来るかどうか。
それがZenを販売し、波に乗っている今、求められることだと思います。
OpteronやAthlon64、Athlon64X2の時のように、浮かれてintelに安っぽくケンカを売らないところは非常に成長したなと思います(笑。
なかなかきついこと言っていますが、すべてはAMD愛ゆえなので関係者の方が見ていたら許してください。(笑
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