電源について

電源にまつわる話

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電源に関する説明やSLiに関して、いろいろと否定的な記事を書いていますが、一体何がそんなに危険なのか今回は電源にまつわる話をしてみましょう。

 

家庭用コンセントとブレーカー

※ 家庭用電源のブレーカー

 

皆さんの家にはブレーカーがついていると思います。

使いすぎると落ちて家の電気が切れる例のアレです。

このブレーカーという奴にはあまり良い印象をお持ちでないと思いますが、過大な電流や電圧が流れて配線が損傷したり火事になったりするのを防ぐ非常に重要な仕組みです。

一番大きなスイッチがついているアンペアブレーカーと小さなスイッチがたくさんある安全ブレーカーがあります。

状況によって落ちるブレーカーが違うと思いますが、大きなスイッチが頻繁に落ちるのは契約しているアンペア数が足りません。

小さなブレーカーが落ちる場合は一系統での電気の使いすぎです。

大きなブレーカーが落ちる場合、家全体で使用している機器に対して契約しているアンペア数が足りていません。

この場合、契約のアンペア数を変更するしかありませんので説明は割愛します。

こちらは、電気料金にかかわってくる部分です。

自分だけではどうにもできないところかもしれません。

問題なのは小さなブレーカーが落ちる場合です。

今回はこの小さなブレーカーが落ちる場合について説明していきたいと思います。

この小さなブレーカーは一つにつきぶら下がってるコンセントが複数あります。

どのコンセントが同じ系統なのかは確認してみないとわからないので、一番確実な確認方法は家の設計図を見ることなのですが、家の設計図を見て正確に情報を読み取れる人はあまり多くないと思います。

そもそも家の設計図がどこにあるかわからないとか、賃貸だから設計図なんて見られないという人も多いのではないかと思います。

そういう場合、簡単な確認方法は家の人が不在の時に一つ一つブレーカーを落としてみて、どのコンセントが使えなくなるか確認してみるのが一番簡単でしょう。

ゲーミングPCを使っていてこの小さなブレーカーが頻繁に落ちている場合、明らかに電力の使い過ぎです。

電源についてでも書きましたが、全体の契約アンペア数が20Aや30Aでも一系統で使えるアンペア数というのは決まっています。

※青線の部分が全体のブレーカースイッチです。30と彫り込まれているので全体で30Aです。赤線の部分が安全ブレーカー。こちらは20と彫り込まれているので一系統当たり20Aとなります。

 

私も自分の家で確認してみましたが安全ブレーカー一つにつき使えるアンペア数は20でした。

※スイッチに数字が彫り込まれています。

これは一つの安全ブレーカーにぶら下がっているコンセント全体で20Aということです。

20Aの場合、100V*20A=2000W以上使うと安全ブレーカーが落ちることになります。

※例外として、全体の契約アンペアが15Aの場合、1500W以上使うと落ちます。

※ 一般的な家庭用コンセント。真ん中に100V15Aと彫り込まれています。

 

ただし、普通の家庭用コンセントは15A100Vと彫り込んでありますので、普通は1個口当たり1500Wが前提だと思います。

この安全ブレーカーは30Aのものもあるのですが、20Aから30Aに変更しようとすると配線とコンセントを全て変更する必要があり、あまり現実的とは言えない手間と金がかかると思います。

1200w-1500wの電源を使うようなPCを使っている場合は、同じ系統のコンセントにはほかに電力を大量に消費する機器を接続しないことです。

※ もちろん大容量の電源がついている高性能PCを使っている場合、たこ足にしないで必ず「直接」コンセントにさしてください。

このコンセントに別の機器を接続しないようにするというのは恐らく難しいのではないかと思います。

モニターやルーター、プリンタなど、パソコンを持っているとほかにも必要な機器を多数使っていると思うからです。

また、スマホやタブレット、ノートPCなどでサブマシンを持っている方も多いのではないかと思います。

安全ブレーカーが落ちてしまう場合、まずは同じ系統のコンセントにできるだけ余計な機器を接続しないようにしてみてください。

それでも落ちてしまう場合はPCの構成そのものを見直してみるしかありません。

※ さすがにそんな無茶なPCを使っている人はあまり多くは無いと思いますが・・・。

最近はマイニングでかなり無茶な構成のPCを使っている人も多少いると思いますので、安全ブレーカーを頻繁に落としている人もいるのではないでしょうか。

もし、同系統のコンセントに一つも他の機器を使っていないのに安全ブレーカーが落ちてしまう場合、PCの構成を見直すしか改善する方法はありません。

※ 他にコンセントを使ってなかったとしても 実際には照明などがぶら下がっている場合がありますので完全にPC用だけに使うことができないケースもあります。

もしゲーミングPCを使っていて、頻繁にブレーカーを落としている場合はこのようなことに気を付けてみてください。

賃貸、持ち家、古い家、新築、増築を重ねた家など人によって環境が大きく違いますので一概に「こうなっている」とは言えませんが一般的には今回説明したようになっているはずですので、高性能PCを入れる予定があったり、複数のゲームPCを入れる予定のある方は今回説明したようなことをチェックしてみてください。

 

上の製品の様に二つのATX電源を連動させる回路や分岐用のハーネスなどが売っていますが、余程のことがない限り使うことはお勧めしません。

こうしたものを使って2つのATX電源を連動させそれぞれ別系統のブレーカーから電源を取ってくれば理論的には3000WまでのPCを使うことができますがPCの配線側で大電力に耐えられずに火事などの危険性も否定できません。

ケースも複数の電源ユニットの積み込みができるケースを自分で作らなくてはならないでしょう。

危険ですので、繰り返し言いますが、別のコンセントではなく、別のブレーカーにぶら下がっているコンセントです。

重要ですので繰り返します。別のコンセントではなく、別のブレーカーにぶら下がっているコンセントです。

 

別のブレーカーにぶら下がっているコンセントを探して上のような延長コードで二つ目のATX電源に接続する形になるでしょう。

同じブレーカーにぶら下がっているコンセントを使用するとブレーカーが落ちるか最悪火事になります。

意味が分からない方は「絶対に」実行しないでください。

通常1系統で合計20AまでOKですが、一つのコンセントではなく同じ系統の複数のコンセントがかなりの制限を受けることになります。

一般人が簡単に実行できるものではありません。

特にマイニング使用の場合、ずっとフル稼働させるわけですから危険が倍増します。

普通の民生用ATXマザーは24時間365日フル稼働に耐えられるような品質にはなってません。

こういう使い方は定期的にロシアンルーレットをやっているようなものです。

当たれば最悪火事になるか複数のパーツを道連れにして電源周りが逝かれます。

こうしたものを使われる場合は情報収集を念入りに行って十分な検証の下、慎重に行われることをお勧めしておきます。

夏場はクーラーが必須でしょうから、この点でも消費電力的に厳しくなります。

なお、当然ですが、自己責任になります。

 

まとめ

・大きなブレーカーが落ちる場合、契約アンペア数を見直す。

・小さなブレーカーが落ちてしまう場合、同じ系統のコンセントから電力を大量消費する機器を外す。

・それでも落ちる場合は、他の機器を接続しないようにする。

・それでも落ちる場合はPCの構成を見直すしかない。

 

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