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AMD、nVidiaのGPUの話題 - Videocardz.comより

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NVIDIA GeForce GTX 1180

このソフトウェアは、GPUをGeForce RTX 2080として認識します。

これは、GTX 1180がTuringアーキテクチャに基づいている可能性が高いことを意味します。

とは言っても、パスカルリフレッシュを利用したGTX 11シリーズに関する噂は結局のところ本当ではないかもしれません。

GeForce GTX 1180は、レイトレーシングコアのないRTX 2080です。

直接比較はできません(ベンチマークはLinux上で実行されました)が、Windows上のRTX 2080と比較すると、結果はほぼ同じです。

ソース:Videocardz.com - NVIDIA GeForce GTX 1180 spotted on GFXBench

 

AMD Radeon Refresh

Mark Papermasterは、AMDが7nmアーキテクチャでミッドレンジ市場を放棄していないことを確認しました。 同社は年間でより多くのRadeon製品を発表する予定です。

7nm Radeon VII […]でハイエンドから始めるのは本当にワクワクしています。そして、Radeonプログラムを一新すると、年間を通じて発表されるでしょう。
- マークペーパーマスター

これは、AMDが7nmアーキテクチャをベースにした新しいエントリーレベルおよびミッドレンジ製品を発売する可能性が高いことを意味します。 Radeon RX 590は比較的新しい製品で、時代遅れのPolarisアーキテクチャに基づいていますが、エントリーレベルから始めることになるでしょう。

これらの新製品がNaviアーキテクチャを利用する可能性もあり、それはGDDR6のようなより安価なメモリ技術に焦点を合わせるかもしれません。

ソース:Videocardz.com - AMD CTO Mark Papermaster promises more Radeon products this year

 

解説:

というわけで、wccftech以外のサイトからの情報がいくつかあります。

今回のソースになっているVideocardz.comは一記事当たりの分量が少ないですので、単体の記事として扱うのはなかなか難しいのですので二つの情報をまとめて一つの記事にしています。

wccftechはForbsまで動いてしまった例のガセ記事がよほど堪えたのかCES前後のリーク記事の掲載にはあまり積極的ではありません(笑

 

一つはGeforce GTX1180です。

GTX1100シリーズというのはコア数が少なすぎるとRTXやDLSSを機能させることが困難になるため、ローエンドクラスでAMDと起きるであろう競争を有利にするために作られたものだと思っていたのですが、この話が本当だとするとどうも性能上位のモデルもGTX1100シリーズが出るということになりそうです。

現時点では対応ゲームが限られるため、RTXやDLSSはあまり意味がありません。

しかし、PCのゲーム市場はわずかなFPS向上や4Kゲーミングを実現させるために大枚をつぎ込むユーザーがそれなりの数存在するという特殊な世界ですから、上位のGPUを購入される方でこのGTX1180を欲しがる方がどのくらいいるのかは未知数ですね。

今この話が出てくるということはGTX1160などと同時に発表、発売されるのかもしれません。

スコアはRTX2080とほとんど同じで、Radeon VIIでAMDが狙う市場も逃さないということなんでしょうか。

 

もう一つは2019年のRadeon製品に関する話です。

今年のAMDはRadeon VIIで終わりではなく、新製品を続々投入していく予定のようです。

上でGTX1180の話も出しましたが、今後、RadeonはGTX1100シリーズと戦っていくことになりそうです。

RX590は12nmで作り直されたばかりですので、この話の中にある2019年に7nmでリフレッシュされるGPUの中にPolarisが含まれるのかは微妙ですが、7nmで作り直されればGTX1070くらいの性能にはなるのかもしれません。

そうなれば、GTX1160やRTX2060のやや下程度の性能になり、価格によっては競争力があるということになります。

GTX1150がもしあるのだとすれば、それよりは高性能ということになります。

それとは別にNaviも準備されているはずですので、そちらのことを指しているのかもしれません。

いずれにしてもRTX、DLSSという新機軸を搭載したRTX2000シリーズとGTX1100シリーズを発売するnVidiaとRTX、DLSSなしで戦っていかなくてはならないのは厳しい話です。

それを象徴するかのようにAMDのGPU部門の責任者であった役員が家庭の事情でAMDを辞めて、CTOがGPU部門の情報を発信するという事態になっているようです。

 

 

それにしてもかなりの性能ジャンプを遂げた名作GPUであるPascalすらもすでに過去のものになりつつあるPCパーツ業界というのは本当に時の流れが速い世界です。

GTX1100シリーズが上位のラインナップも用意されているとすると、完全にPascalもお役御免ですね。

今回の発表はどちらもソースがついており、特にAMDの方は幹部の発言ですので、かなり信ぴょう性が高いといってもよいと思います。

AMDのGPUに関してはそろそろNaviの次の話が聞こえてきてもよいような気がします。

Arcturusというのが一時期話が出ていましたがどうなってるんでしょうか。全く続報がありません。

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