明日からいよいよCESが開催されます。
会期は
2019年1月8日から11日まで。
このCESは実はトヨタやホンダといったおなじみの日本の企業も出展しています。
分野はもちろん自動運転などですが、実に様々な企業が出展しています。
今回のCESの目玉はXRといわれており、2018年で一旦ブームが去ったと思われるVR関連をさらに推し進めたものです。
XRとはクロスリアリティの略でARやVRを含む総合的な仮想現実に関連する技術・製品のことです。
今のところゲーム関連で話題になってるのはOculus Questしかありませんが、ほかにも新製品が出展される可能性はあります。
私が注目しているのはOculus QuestをALVLでPCに接続できるのかということと、ひょっとしたらVirtual Link端子がついているかもしれないという淡い期待です(笑
6DoFの単体VR HMDとして使えて、さらにPCのHMDとして使えたら最強ですね。
無線LAN接続のみだと不安が残るので、Virtual Linkにも対応してくれたら言うことありません。
PCのハイクラスHMDと比較すると価格も安いですので、PCと接続できればかなり強いと思います。
しかし、$399というコスト的にかなりぎりぎりのレベルですので、厳しいと思っています。
これを逃すとしばらく大きなイベントはないので、4月前後に販売のOculus QuestのPRを行うには絶好のタイミングと言えます。
OculusはVR業界をリードするトップ企業なので、その目玉製品であるQuestはそれなりの出荷数を見込んでいると思います。
タイミング的にすでに製品版が出展できる状態じゃないと生産が間に合わずに出荷できないと思うので、ひょっとしたらローンチ時に発売されるゲームタイトルも遊べる形でデモされるかもしれません。
VR関連ではHTCが新型Viveを持ち込むといわれています。
Vive Proを出してから音沙汰がなかったHTCですが、OculusとWindowsMRが対応したフレーム補完(ASW)に対応してくるのかどうか注目です。
一番気になるところはやはりAMD
私たちが一番気になるのはAMDがRyzen 3000シリーズとNaviをどこまで出してくるのかということです。
私の予想ではRyzen 3000シリーズの発表はあるかもしれませんが、発売はないと思います。
理由はエポックメイキングな新製品ならば、PCIex4.0対応でRyzen3000シリーズの新機能に完全対応したX570チップセットと同時に発表もしくは発売するのが自然で、それを考えるとやはりComputex Taipeiの後になるのが自然だと思うからです。
タイミング的に言ってもリークで出たようなスペックの発表もなく、大雑把な発表にとどまる可能性が高いと思います。
現在AMDは第二世代EPYCも手掛けていると思うので、こちらが優先でしょう。
AMDという会社のリソース的に言っても、同時進行は厳しいのではないかと思います。
Navi関しても大雑把な発表にとどまると思います。
ガセと言われたリークではNavi搭載のAPUがリストされていましたが、Ryzen3000Uシリーズが発表される以上、Navi搭載のAPUの発表・発売はほぼ無いと思います。
Zen2コアでNavi搭載のAPUはCPUコアが型番より1世代遅れるという今までの例に倣えばたぶん型番がRyzen4000になると思います。
発表・発売のタイミングもそういうタイミングになると思います。
この辺の矛盾もわたくしが以前の記事をガセと判断した理由の一つです。
現在、海外のニュースもCESの発表待ちでリーク情報の真空地帯のようになっています。
このタイミングで怪しげな情報を発表しても嘘なら即ばれます。
このタイミングで「個人の予想」という名のあてずっぽうを発表するのはうちのサイトくらいでしょう(笑
CESは1月8日から開催ですが、米国時間なので、日本の大手メディアさんが確定情報を発表するとしても1月8日の深夜から9日にかけてになると思います。
nVidiaもRTX2060の情報解禁と具体的なスペックや価格を出してくると思います。
こちらはほぼ事前にお伝えしている通りになると思いますので、当サイトに毎日来てくださっている方ならば、すでに理解していると思います。
1月8日から11日の深夜までには(確定した)かなり新しい情報が飛び交うと思いますので、皆さんしっかり情報収集に励みましょう。
ゲーム関連で一番大きな動きはやはりOculus Quest関連になると思います。
停滞したVR関連の起爆剤になれるのかどうか注目です。
参考:CES2019公式サイト