ニコニコ超会議で富嶽に勝てば、丸一日好きなことができる。
先日日本で開催されたニコニコ超会議で、「富嶽」のスーパーコンピューターがまたもや注目を集めた。
ペタスケールのスーパーコンピューターとの計算競争で人間が儀礼的な屈辱を味わう「スーパーケイサン・バトル」大会のブレーンは、昨年に引き続き富嶽だった。
この大会では、富嶽を一日中自由に利用できる「富嶽一日使い放題チケット」がプレゼントされた。しかし、コンペティションのページには、これは富嶽に対して「誰も勝てない」ゲームであることを認める記述がある。
10秒間でどれだけ足し算ができるか?!
\スーパーコンピュータ「#富岳」と対決!
けいさんバトル🧮/「富岳」に勝ったら豪華賞品🎟️✨
負けても残念賞としてミニチュア「富岳」を1つプレゼント🎁😉#超富岳🗻ブース (HALL4-B48)で挑戦してね🤗https://t.co/Yg3XaXKwEu pic.twitter.com/B7eDQuuu88— 理研 計算科学研究センター (@RIKEN_RCCS) April 26, 2025
人間13、富嶽442,010,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000
富嶽対決はいたってシンプルで、スーパーコンピューターにさらに有利な展開となる。
私たちが見た説明によると、参加者は10秒間にできるだけ多くの足し算を解かなければならない。
ほとんどの参加者は10秒か11秒で解いたようだが、例えばTomooo_108は13個の足し算を解いた。
しかし、これはスーパーコンピュータに比べれば取るに足らないことだ。 これは4兆6,000億4,200億5,000億1,000兆1,000兆回の計算だ。
ソーシャルメディアに寄せられたコメントを見ると、競技者のほとんどは、富嶽に対する敗北の規模を非常に面白いと感じているようだ。
「富嶽に勝てるなら、フリーの日に富嶽を使う必要はないだろう」と冗談を言う人もいた。
また、もし人間がペンを速く動かして10秒間に6億の和を4つ記録することができたら、宇宙が崩壊してしまうのではないかと考える人もいた
朗報だ。たとえ富嶽に負けたとしても、ミニチュアの富嶽を持ち帰ることができる。
VTuberやコスプレなど、ハイテク・エンターテインメント現象が主流のように見えるニコニコ超会議で、「富嶽対決」もまた楽しい催しだが、シリアスな趣向が凝らされている。
ーパーコンピューター・メーカーは、富嶽とその兄弟たちが、洪水被害シミュレーションや最適な避難計画など、防災研究のようなタスクに使用されていることを参加者に思い出させる。
数字で見る富嶽
富嶽は現在、TOP500スーパーコンピュータ・リストの第6位にランクされており、442PFlop/sの計算能力を発揮する。
158,976ノード(各ノードには富士通A64FX(48+4コア)マイクロプロセッサーを搭載)、4.85PiB RAM、カスタムLinuxカーネルを搭載している。
前回、富嶽についてお伝えしたのは、主にその後継機についての記事だった。
理研と富士通の共同研究は今年開始される予定で、2030年までにゼータフロップス・スケールのスーパーコンピュータを提供することを目標としている。
解説:
海外で日本のニコニコ超会議でのイベントが話題になっていたので取り上げてみました。
スーパーコンピューター富嶽との計算競争ですね。
ちなみに、府額とは太平洋戦争中に日本軍が計画した、アメリカ本土爆撃を目的にした超大型戦略爆撃機のことです。
B-29なんて目じゃないくらい巨大な爆撃機だったのですが、もちろん計画だけで終わっています。
さて、その富嶽ですが、パソコンですらかなわいの出当然人間がかなうわけがありません。
この手の競争は比較的人間が得意な分野でもLLMの登場によって全く勝負にならなくなってしまいました。
まして演算というコンピューターが得意な分野で人間がかなうはずがありません。
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