NVIDIAは、最新のGeForce Game Ready 572.16ドライバをリリースしました。このドライバは、RTX 5090およびRTX 5080 GPUと様々なDLSS 4タイトルをサポートしています。
NVIDIA GeForce RTX 5090およびRTX 5080 GPUがGame Ready 572.16パッケージで初の公式ドライバサポートを受け、DLSS 4タイトルのアップデートなどが含まれます。
NVIDIAは、次世代GeForce RTX 5090およびRTX 5080グラフィックスカードをついに発売し、ハードウェアと同時に、最初のドライバサポートパッケージであるGeForce Game Ready 572.16ドライバを配布します。
1月30日
- Cyberpunk 2077のアップデートでは、ゲームのDLSS統合がDLSS 4 with Multi Frame Generationにアップグレードされます。
- Alan Wake 2では、DLSS 4 with Multi Frame Generationが導入され、新しいアップデートでは、DLSS技術一式がアップグレードされ、NVIDIA RTX Mega Geometryの初の統合が導入され、Ultraクオリティのレイトレーシングのプリセットが追加されます。
- ホグワーツ・レガシーは、DLSS 4 With Multi Frame Generationにアップグレードされ、DLSS Ray Reconstructionが追加されます。
- 75以上のゲームとアプリがDLSS 4 With Multi Frame Generationで利用可能になります。
木曜日にGeForce.comで発表しますが、これらのゲームがまもなく登場することをお知らせします:
- 「Black Myth: Wukong」、「Marvel Rivals」、「Indiana Jones and the Great Circle」、「NARAKA: BLADEPOINT」にDLSS Multi Frame Generationが近日中に追加されます。
新しいドライバのハイライトは以下の通りです:
- NVIDIA GeForce RTX 5090, 5090D & 5080 GPUのサポート。
- CUDA 12.8のサポート
- 最新のパフォーマンス改善、バグ修正、ドライバ強化が追加されます。
NVIDIA GeForce Game Ready 572.16ドライバのダウンロードはこちら!
ゲーミングバグの修正
- 一部のG-SYNC対応モニターで、ゲームのFPSが60FPSを下回るとちらつきが表示されることがある [5003305]
- [G-SYNC] Vertical Syncが無効の場合、Indiana Jones and the Great Circleにマイクロスターが表示されることがある [5015165]
- Snowdropエンジンを使用するUbisoftゲームの安定性を改善 [4914325]
一般的なバグを修正
- [Evernote/QQ/Asus Armory Crate]で通常より高いCPU使用率が表示される [4730911]
- Blender Cycles でモーションブラーが正しくレンダリングされないケースが増加 [4912221]
- [KeyShot2024] シーン読み込み時のTDR カメラキーフレームアニメーション [4909719]
既知の問題
- ノートPCの場合、問題はシステム固有である可能性があり、特定のノートPCでは見られないかもしれません。
- 通知領域にGPUアクティビティアイコンを表示する]の状態を変更しても、PCが再起動するまで有効にならない [4995658]
- [VRay 6] Blackwell GPUのCUDA Vpathテストで予期しない低パフォーマンス [4915763]
解説:
RTX5090が発売されたので、対応ドライバのアップデートを紹介してみます。
MFGなどBlackwellに対する機能追加が主な変更となっています。
75以上のゲームがDLSS4 MFGに対応するとのことで、こちらがすべてMFGに対応するわけではないので、注意してください。
あくまでもMFGに対応するのは「フレーム生成に対応しているゲームだけ」です。
アップスケーラーだけのゲームはMFGには対応しません。
現時点ではその数はあまり多くないようですが、いずれ対応していくでしょう。
おそらくは現在、アップスケーラーのみ対応やDLSS未対応の古いゲームをプレイするのは性能的に問題ないという解釈なのでしょう。
実際、RTX4060は名機といわれたGTX1080Tiより高性能です。
数世代経てばハイエンドのゲームでもミドルローのRTX**60でも十分にプレイできる性能になります。
RTX2000シリーズの発売時、レイトレーシングもDLSSも特に必要ないといわれました。
しかし、現在ではそういう声はありません。
特にDLSSに関しては、対応しているのが当たり前になりつつあります。
フレーム生成は登場してからまだ2年しか経っていません。
しかし、AMDもFSR3.1でフレーム生成に対応していますので、そのうち対応が当たり前になっていくでしょう。
マルチフレーム生成も同様です。
新しい技術というのはそういうものですし、これをいちいち否定しても仕方ないです。
一番わかりやすいのはAMDのスマートアクセスメモリです。
ゲームによって効果はまちまちでしたが、他社はRsizable Bar(リサイズ可能なバー)として実装しましたが、特にAMDのスマートアクセスメモリを否定するような意見は出なかったと思います。
同様にマルチフレーム生成もAMDとIntelは必ず何らかの方法で似たような技術を実装してくると思いますし、そうでなければ技術格差が広がって勝負にならないと思います。
ですから、今対応ゲームが少ないからと言ってMFGを否定するのはナンセンスです。
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