意外にも、今年最初のリークはニンテンドースイッチ2に関するものだ。次期ゲーム機のマザーボードの写真3枚がRedditに流出したとされている。
メモリはSK Hynix LPDDR5 48Gbitのようだ。
リークされた画像にはNVIDIAのロゴも写っているが、以前のリーク情報がすべてNintendo Switch 2が再びNVIDIAのハードウェアを搭載することを示唆していたことを考えると、これも完全に予想されたことだ。
具体的には、Orin SoCファミリーをベースとしたTegra 239システムオンチップ(SoC)が採用されます。CPUは8コア、12x ARM Cortex-A78AEコアを搭載し、GPUはNVIDIAのAmpereアーキテクチャをベースとし、2048 CUDAコアを搭載する。
このハードウェアは、Deep Learning Super Sampling Super Resolution,Ray Reconstructionをサポートし、後者にはハードウェア・レイトレーシングのサポートが含まれている。
以前のリークによると、フレームジェネレーションシステムは内蔵されない。しかし、いくつかのコンソールゲームにはAMD FSR Frame Generationが搭載されており、PCではDLSS Super ResolutionとFSR Frame Generationを混在させることが可能だ。
より高いパフォーマンスを引き出す方法として、Nintendo Switch 2のゲームを開発する一部のデベロッパーが、再びこの方法を採用するかもしれない。
DLSS Ray Reconstructionは、PlayStation 5やXboxシリーズS|Xと比較して、このハードウェアが持つ唯一の本当の利点かもしれない。
それ以外の点では、新型コンソールはシリーズSよりもはるかに弱く、ドッキング時は4K解像度と毎秒30フレームに制限されると噂されている。
そしてまた、任天堂ファンにとっては目新しいことではない--この点で競争力のある最後のゲーム機はゲームキューブで、これも販売面ではかなり大失敗した。
Nintendo Switch2は、前作で成功した携帯ゲーム機と家庭用ゲーム機のシームレスな組み合わせで、再び多くのユーザーを惹きつけようとしている。
Switchは米国でソニーのプレイステーション2の生涯販売台数を上回ったばかりだ。世界的にはまだPS2がリードしているが、任天堂のゲーム機は全てが終わる前にあと一歩まで迫るかもしれない。
リークのペースが上がっていることから、発表が本当に近いのかもしれない。
以前の噂では、任天堂によるお披露目は1月8日で、アクセサリーは3月28日から発売されると噂されている。
ソース:wccftech - Nintendo Switch 2 Motherboard Pictures Leaked on the Web
解説:
Nintendo Switch2とみられる基盤の写真がリークしています。
Nvidia Orin T239のサイズはROMカートリッジスロットより小さいので、かなり小さいですね。
Samsung8nmでこれだとかなり安くできるのかもしれません。
8nmは基本的には10nmの改良版で、7nmと表記上は1nmしか違いませんが、トランジスタの密度が全く違います(性能も違う)。
AMDのRDNA2とAmpereがゲーム性能的に良い勝負をしていたのはこういった違いが大きかったように思います。
どちらかといえばコスト重視の選択なのでしょう。
2枚目にSoCとメモリチップが映っていますが、メモリを見ると「SK Hynix H58GE6AK8B」のプリントが見えます。
LPDDR5X 12GBでしょう。
今回はドックに設置すると45Wまで回すということで、性能面に関してはTDPを高くすることによって性能を上げるというのが正解のようです。
全体的に基盤の形とサイズを見れば大体創造つくと思いますが、PS5/Proとは比べるべくもありませんので匹敵する性能があると夢想するのはやめた方が良いと思います。
この小さな基盤が液晶の下に配置され、バックパネルとサンドイッチされるうえにバッテリーまであるのですから、据え置き機と同じだけの性能など出せるわけがありません。
それでも世代的には本来対応しないはずのDLSSフレーム生成やレイ再構成には対応するようですので、やはりNVIDIAの中では特別な位置づけなのでしょう。
発表は1/8、発売は3/28といわれています。
元記事では2048CUDAとありますが、OrinT239は1536CUDAといわれていましたが、さて・・・、どちらが正しいのでしょうか。