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NVIDIAとAMD、次世代AIと半導体の研究開発施設を台湾に新設

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NVIDIAとAMDの両社が台湾に新たな研究開発センターを建設する計画で、台湾は企業の施設誘致の中心になりそうだ。

技術大手のNVIDIAとAMD、AI開発の触媒と研究開発の奨励のため台湾に大規模投資を計画

CTEEや台湾経済日報などの台湾メディアは、NVIDIAとAMDが新たな研究開発センターを通じて台湾での地位を固める計画であることを明らかにした。

NVIDIAに関しては、同社はすでに2022年に台湾の内湖区にAI分野に特化した研究開発センターを設立しており、この施設はAIプロジェクトに特化している。

同様に、台湾省は現在、NVIDIAが南部の高雄市に2つ目の「AI研究開発センター」を建設する計画であることを明らかにしており、そこでは研究とは別に、チーム・グリーンが地域最大のスーパーコンピューターも建設する計画だ。

NVIDIAの第2研究開発センターは、フォックスコンと共同で建設中のスーパーコンピュータ「Taipei-1」に妥協し、スーパーコンピュータの能力の25%は、AI時代に秀で、生成AIとLLMの使用を奨励するために、学術機関や産業界などの政府部門に確保される。

これにより、NVIDIAと台湾政府は、両社の協力関係が拡大することを期待している。

また、政府はAMDの台湾における研究開発センターの開発を支援し、バランスの取れた関係を維持している。

AMDの研究開発センターについて、同社は台湾に50億元を投じて施設を設立しようとしていると言われており、台南市や高雄市などが候補地となっている。

これは、チームレッドが台湾の補助金制度を申請した後、地方政府が台湾での追求を実現するために同社に協力したことによる。

AMDのリサ・スー最高経営責任者(CEO)は来週台湾を訪問する予定で、そこでAMDの研究開発センターの計画を確認するだけでなく、サプライチェーンに関連する他の開発にも関与するようだ。

台湾はAMDやNVIDIAのような企業にとって 「ホットスポット 」のように見える。

なぜなら、この地域は最先端の半導体能力を備えており、期待する企業にとって有利な政策が整っているからである。

ソース:wccftech - NVIDIA & AMD To Establish New R&D Facilities In Taiwan For Next-Gen AI & Semiconductors

 

 

 

 

解説:

台湾にAI/MLの研究開発施設

AMDとNVIDIA両社ともに研究開発施設を作るようです。

このような話を見ると当面AI/MLブームは続くのかなと思います。

この空前のAI/MLブームはゲーミングGPUにも影響を与えています。

AMDはNAVI41/42の容量をすべてデータセンター用のAI/MLアクセラレーターに振り向けたといわれており、RDNA4はRX8600XTからしか発売されないと言われています。

この研究開発施設の建設によってますますAI/MLアクセラレーターの研究開発は進み、優秀な製品が生み出され、ますますAI/MLアクセラレーターに人気が集まるということになるのでしょう。

ホビー向けのAI/ML製品に関してはゲーム用GPUを使うことになりますが、CPUにNPUが内臓されるようになったようにそろそろある程度安価で高性能なホビー向けのAI/MLアクラレーターが出てきてもよいのではないかなあと思います。

個人向け製品は利益率が低いのでなかなか難しいところだと思いますが、1ホビーユーザーとしてはゲーム用GPUが犠牲になっている分、そのおこぼれに預かりたいところです。

 

 

 

 

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