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nVidiaの業績と暗号通貨狂想曲の終わり

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nvidiaが2018年第三四半期の業績見通しを発表しました。

会計年度 2017Q3 2018Q4 2018Q1 2018Q2 2018Q3 2018Q4 2019Q1 2019Q2
Gaming 1,244 1,348 1,027 1,186 1,561 1,739 1,723 1,805
Proffesional Visualization 207 225 205 235 239 254 251 281
Datacenter 240 296 409 416 501 606 701 760
Auto 127 128 140 142 144 132 145 161
OEM & IP 186 176 156 251 191 180 387 116
Total 2,004 2,173 1,937 2,230 2,636 2,911 3,207 3,123

単位:100万ドル

2018年度第2四半期の業績は$31.2億ドルで前年同期は$22.3億ドル、業績は+40%です。

nVidiaはすべての部門で増収増益となっています。

全体的に見ると好調ですが、仮想通貨関連の需要が低下しており、第三四半期の収益は低下するだろうと説明しています。

nVidiaの総企業利益率(粗利率のことだと思われる)は63.5%で、AMDは35%を維持するのに苦労していて、CPUとGPU製品の両方でゲーム機のセミカスタムSoCのような低マージンの製品を含み、40%の総利益率で満足していると答えています。

AI、ゲーム、プロフェッショナル向け映像製品、自家用車などあらゆる分野で成長が見込まれています。

PascalとVoltaはうまくいっていますが、暗号通貨の収益は全て消えました。

“We believe we’ve reached a normal period as we’re looking forward to essentially no cryptocurrency as we move forward. Our revenue outlook had anticipated cryptocurrency-specific products declining to approximately $100 million, while actual crypto-specific product revenue was $18 million, and we now expect a negligible contribution going forward.

-Nvidia CFO Colette

nVidiaのCEOは上の様に述べています。1億ドルを見込んでいた収益が1800万ドルですので、壊滅的な需要減と言ってよいですね。

しかし、基本的には仮想通貨の収益なんて余計なものだったという認識のようです。

本来の形に戻ったと説明しています。

ここ数年の半導体業界の一番の勝ち組は多分nVidiaで、2年で株価が7倍になるなど、intelもびっくりするくらいの収益をたたき出しています。

唯一見込み違いだったのが仮想通貨の収益でそれ以外は増収増益を続けてます。

intelもやはり機械学習向けなどの最近のGPU関連の成長は無視できないらしく、単体GPUであるArcticSoundを出すことで関連事業に進出します。

これが実現するとnVidia VS intel VS AMDという三つ巴の構図になるということです。

intelのGPU開発チームはAMDの開発チームを引き抜いたものですから、実質的なVegaの後継って形になるんですかね。

 

これらの仮想通貨需要の激減はゲーマーにとっては福音をもたらすものとなります。

ようやく、時間が経てば経つほどGPUが値上がりしていくという嫌な状態から脱出できるということです。

本当に迷惑でしたね(笑。

nVidiaの公式な業績の発表により、仮想通貨のマイニング需要は既に過去のものになってしまったと言う事実が確定しました。

AMDやnVidiaが仮想通貨関連の収益は全体の及ぼす影響がそれほど大きくないと説明しても市場の反応はネガティブのようです。

nVidiaは第三四半期の見通しを仮想通貨関連需要の喪失によって34億3000万ドルから32億5000万ドルに下方修正しました。

ゲーム関連事業に関してはTuring製品の販売によってさらなる飛躍が見込めるということのようです。

最近のnVidiaは神がかっていると言ってもよいくらい調子がいいです。

PS4などのコンシュマーは全てRadeonがとっているにも関わらず、PCのゲームではやはりnVidiaが強いというのは皮肉な話です。

国産メーカーのゲームもSteamを通じて日本の国内にも供給されるようになりました。

OSは違いますけど一度Radeon向けに作ってるんですから、本来はRadeonの方が作りやすいはずだと思うんですが・・・。

いずれにしてもnVidiaの第二四半期の中間決算を見ると、これまでの様にマイニングで大人買いされて市場からGPUが消えるということは無くなるようです。

イーサリアムがマイニング報酬を変更したのも大きいようですね。

ただでさえ価値が激減しているところに、報酬が更に少なくなったようです。

ソース元の最後にこの一文があり、非常に印象的です。

They have no competition in sight from the Radeon team so growth will only be checked purely by market demand, a very good position for any company to be in.

TheyとはTuring(RTX2000シリーズ)のことでRadeonとは競合しないので、市場の需要だけで業績を予測することが出来るとはっきり言いきってます。

最近のnVidiaの強さを印象付ける一文でしょう。

ニュアンス的には「レベルが違うので相手にならない」と言ったところなんでしょうか。

まあ、最近のnVidiaの強さを見るとゲーム関連でRadeonをプッシュしている人を見るとちょっとどうなのかと思うくらいは強いです。

ソース:wccftech - NVIDIA Posts Strong Second Quarter Earnings but Shares Drop 5% on Weak Q3 Guidance – Says Crypto is Dead

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